おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
サーヴァンプ【0番目の真祖】
- 欲しかった色 -

「・・・それで?どうなったんですか!?」
「さあ、どうなったと思う?」
真昼君が必死に聞いているまぁ、いい子なんだろうね。リヒトはリヒトで早く喋れと睨んでくる。
(気になってるんじゃない…全く…)
「・・・・・ちゃったの」
「え?」「は?」
「酷い事にー・・・磔にして少し炙られた後、生き埋めにして殺されちゃった…」
「「・・・・・・・・!!」」
「昔だからねぇ…あんな化け物みたいな姿のガキを置いときたくなかったんでしようけど…」
「でもっ・・・でも!!」
「人間ってのは残酷だよ。生きていることもまた強欲なのさ。」
「・・・・・バカハイド・・・」
ふぅとため息を1つ吐いてあることを教えてやる。
「そういえばアイツ生き埋めにされるとき、真っ白なマフラーをかけられてたけど、喉の痛みで血を吐いてたから赤くなって『違う…違う』って。で、泥のせいで母親のマフラーのような…あぁ今つけてるやつに瓜二つというかそのものだけど、それとも違う汚い色になっちゃってね村の誰かが『赤い』とか『汚い色』とか言ってたから『違う、違うあの色じゃない。母さん、母さんの白いマフラーをせめてつけたかった。せめて花火を見たかった』って吸血鬼になった時言ってた様な…」
「おい、帰るぞ」
「ちょ、リヒトさん!?」


翌日泣き虫なハリネズミの弟が泣きながらマフラーを見せてきたのは別のお話。

<2016/09/05 05:42 チョコレート★>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.