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吉原白昼夢物語   華の娘
- 第五章 -

「また来ます。」

そういってあのお客様は去って行った。

感情を無くしていた私に、ほんの少し、感情を分けてくれた人。

あの人の名は、なんと言うのだろう。

この感情の名は、、、


次の日もその人は来てくれた。

一番に、誰よりも早く。

私も少しあの人に心を許していた。

「今日も来ちゃいました。」

「今日は、私がお茶をお入れします。」

立ち上がり準備を始めた。


「これで善いですか?」

「はい!美味しいです!」
そういってあの人は笑った。

「早く、お話しましょ。時間がありません。」

「あぁ大丈夫ですよ。今日は私が買いました。ゆっくりお話しましょうね。」

今日はいつもと違う"夜"になる



<2016/09/25 16:34 霜月鈴妖>消しゴム
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