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夏に雪が恋しくなるように



スマホのアラームが朝を告げた。
のろのろと手を伸ばしてアラームを止める。

隣を見やれば、横たわる裸体の男。

「・・・。」

(誰だコイツ。・・・ま、いっか。)

面倒はごめんなので、隣の男を起こさないようにそっとベッドを抜け出した。

床に散らばった衣服をかき集めようとしゃがんだところで、腰の痛みに小さく呻いた。

「チッ、・・・好き勝手しやがって」

昨晩のことはあまりよく覚えていないが、結構無理な体勢を強いられた自覚はある。

現に体の節々の痛みがそれを告げていた。

適当に身支度を整えて、部屋を出ることにした。
もちろん書き置きはない。

(さんざん要望に応えてやったんだ。これくらい安いもんだろ。てか、金もってねーし。)


<2016/09/10 21:33 。>消しゴム
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