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見えないヒーロー
- 星騎士はやってくる -


「少し後ろに下がっててね。」と言われそれに従った。
そして彼はズボンからスマートフォンを取り出した。いやすでに何しようとしているかわかんない。すると健は「我が鎧、そして我が剣となりて力を与えよ。栄光の光ここにあれスターナイト!ユニゾン」
と叫ぶ。すると、健の体が光輝き、その光が消えると健が鎧を纏った姿でいた。そして…

「スターバーストストリーム」

となんかダサい技名とは裏腹に渦巻く風がサタンの体を包み込みその風が消えると同時にサタンはいなくなった。頭の混乱していた私は、「あなた本当に健?」とおかしなことを聞いた。それほどまでに、さっきまでのことが信じられなかったのである。
 「まぁ色々あってね。聞きたいことがあったら正直に話すよ。」健はそういっているが聞きたいことは山ほどあり何から話せばいいのか分からない。

色々あればこうなるとはとても思えないがとりあえず聞くことにした。

 「えっとまずこの世界には0.1%ほどの僕たちジャスティス軍と悪魔系のデーモン軍とがあって、残りが天使も悪魔も両方見えない凡人だ。」

凡人って、、、言い方気を付けてよ。ってかさっきの悪魔半分人間なの?。考えただけでもゾッとするよ。

「まぁ0.1%でも全員が自分の相棒がいるわけではないけどね。だって自分がそういった素質を持っていることを知る方法がないしそもそもこの力は世間一般で知られていないからね。ってな訳で隠れながらも悪魔を消しているんだがな」

私は結論付ける。「ほぅ。だから授業をサボったと?」

健は困った顔で「仕方ないじゃん凡人に見えなかろうが被害は出るんだから。」と言う。だが私には疑問がある。
「なぜ君がやらなければいけなきの?」
わざわざ危険なことをすることに意味はない。戦いも避けることはいくらでもできるはず…

「・・・・」しかし健は沈黙している。

「黙らないでよ」

「ごめん。今は話せないよ」

健は申し訳なさそうな顔でこちらを見つめる。そんな顔で言われたら問い詰めることなんてとても出来ないよ。
「この事を私とかに教えてくれなかったのはなぜ?」
「誰にもばれたくない。知られたら多分、」
 その後の言葉は聞かずとも理解できた。いじめられていた健だからこそあまり目立ちたくないのだろう。聞いてしまって後悔した。

  金曜日、健は今日は学校に来たようだが。いつものようにいじめられている。それも学校内のため人が多い
。周りは誰も手をさしのべない。誰かがやってくれるという期待を持っているのか興味がないのかは知らないが怖さを感じているのだと思う。そして私も声をかけられないでいた。二日前は勢いと場所の関係でどうにかなったが今の私は声すら出ない。悔やむことしかできない。私もある意味いじめに加担しているようなものだ
 昼休みに健を屋上に呼んだ。ここに来る人は少ないので待っていた。 健はどうしたの?っとまるで昨日何もなかったように話しかけてきた。今回のことで色々不安になった私は健の連絡先を聞いた。
 そういえば健のスターナイトはスマホの中だけど心地いいのかな。昨日のことがあってから疑問がものすごいスピードで増えていっているような気がする。そしてスマホと会話はあまりしたくない。シリじゃあるまいし

 とりあえず現時点としてはどうか悪魔に憑依されませんようにと強く願った。多分憑依されたら健に殺させることになるから…

<2016/09/10 22:39 榊>消しゴム
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