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想い舞う頃


仕事が終わり、瞬に会うことなく帰って来た。

帰る直前、友達に絡まれてなかなか帰れなくなった。

何とか逃げ出し、お店の外に出た頃には、空は暗くなり
始めていた。

連絡なしに人の家に行くというだけでも非常識だろうに、
さらに暗くなり始めてから行くだなんて、さすがの私にも
出来なかった。

「んもぉ〜っ!」

瞬不足で明日倒れないか心配だよ。

ベッドから転がり、机に置かれた白いうさぎのぬいぐるみを眺める。

お祭りの日、瞬が取ってくれたぬいぐるみ。

その子が両手で大切そうに抱える小さな木箱には、何も
入っていない。

一度は、私の右手にあるべき指輪が入ったけど。

やっぱり、これがない右手は寂しかった。

瞬を忘れようと、隠すようにしまったけど、瞬を忘れる
どころか1日中 瞬の事で頭がいっぱいになるという現象が。

……もうあんな事しないよ。

だから、これからは平和に、楽しく過ごそうね。

「ねっ?」

共感を求めるように、ぬいぐるみに話し掛けても答えなど
返って来ない。

「だよね、平和が1番だよね?うん」

勝手に話を完結させ、再びベッドに もぐった。

あ~。
明日も頑張れ、私。

ついに来ちゃった100ページ ^^;

何ページまで続くか分かりませんが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。
<2016/11/06 12:50 秋の空>消しゴム
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