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想い舞う頃
- 一番星 -

「瞬?」

「……ん?」

気付けば落ち着いてて、まともに言葉も返せるようになってた。

それでも、体は愛に頼ったまま。

「後悔……しないでね」

「うん。俺……頑張るから」

愛の、一番星になれるように。

毎晩 愛に、一番最初に見つけてもらえるように。

毎晩 空で、一番輝けるように。

「頑張んなくて良いんだよ」

瞬はもう頑張ってるんだから

愛のその言葉に、またしても溜まる涙。

自分の涙腺はどうなってしまったのかと心配しながら、
でも……、と少し震えた声で返す。

頑張らないと、愛に見つけてもらえないから。

この弱いままじゃ、光れないから。

「大好きだよ」

俺も

たった3文字なのに、なかなか出てこない言葉。

好き

この想いを伝える前に逝くなんて、そんなの嫌だ。

「愛」

「ん?」

俺、間違ってないよな?

なんて、そんなカッコ悪い事は聞けないけど。

「これからも一緒に、……側に居てくれるか?」

その時間が、短かったとしても。

その時間を、深く、幸せなものにして。

「もちろんだよ」

俺の、最初で最後の恋。

人を好きになるという事

それがどんな事か、愛が全部教えてくれた。

間違いだったんじゃないかと、後悔する事もあるけど。

それに敵う幸せはないと、教えてくれた。

愛が教えてくれた想いと、幸せ。


大好き

そして、

ありがとう


いつか、伝えられるかな。

本当に好きで、心から感謝してる、愛に。

<2016/11/27 14:15 秋の空>消しゴム
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