夏休み。
通りで時間が経つのが早い訳だ。
もう次の日を迎え、瞬の家に居る。
今日は、奏も一緒に。
「あぁ。多すぎるよー」
そんな、悲痛な叫びと共に机に突っ伏す。
人の家の、机に。
「このページだけ頑張ろ?」
奏の、可愛く優しい声がそう言う。
「無理ー」
「最終日 地獄見んぞ」
確かにその通りなんだけどね。
「しゅーんー」
「何さ」
助けてよ。
ってか先生方は何のために こんな大量の宿題出す訳?
「泣きたいー」
「んじゃあ泣いちまえよ」
本当、優しいんだけどね。
言葉がキツいんだよ。
でも私は、そんな瞬に惹かれたんだ。
顔を上げて瞬の顔を眺める。
「何」
言葉も見た目も、初めて見た時と全く変わってないけど。
私の中での、瞬の印象はどんどん変わってゆく。
一緒に居れば居る程、好きになっていく。
「答えろー」
「ううん。何でも無いよっ」
ただ、本当に好きなんだな、って思っただけ。
瞬の事が。
「ってかさあ、後どれくらいあんの?」
「それはこっちが聞きてぇ」
「うぅ、っすよねぇ…」
本当、悲しいよ。
バッグに詰め込まれた、大量の宿題を一通り確認していく。
「あっ!でもそんなに無いや。読書感想文と、この問題集くらい」
「最初からそれしかねーよ」
もう、泣いて良いかな。
最初から全く減ってないんですけど。
まだ問題集も数ページしか黒くなってないし。
「がなだーっ!」
「宮野さん?」
「あぁ、放っといて良いから」
「えっ…」
「本当本当。気にすんな」
瞬がまたしても強烈な言葉を放った時。
奏は、それ以上の質問を投げ掛けた。
「そう言えば、二人は付き合ってるの?」と。
私はつい、昨日の答えが聞けるかも、なんて期待しながら瞬を見る。
瞬もどう返して良いか分からないらしく、私を見る。
「付き合ってるんだぁ!」
「やっ、バカ!何言ってんの!」
結局、否定したのは私だった。
「ふハッ、お似合いだよ?」
奏のその言葉に、瞬は顔を赤く染めて目を逸らした。
私も赤いんだろうな、とか思いながら私も目を逸らす。
「はいっ、気分転換できた?残りの宿題やっちゃおっ!」
「か、奏のバカ!」
「ごめんって。教えてあげるから。許して?ねっ?」
こんな可愛い人にそんなお願いされたら許しちゃう。
すんなり頷く私。
安心したように笑う奏。
そんな私達を見て笑う瞬。
私達は、3人とも笑っていた。
通りで時間が経つのが早い訳だ。
もう次の日を迎え、瞬の家に居る。
今日は、奏も一緒に。
「あぁ。多すぎるよー」
そんな、悲痛な叫びと共に机に突っ伏す。
人の家の、机に。
「このページだけ頑張ろ?」
奏の、可愛く優しい声がそう言う。
「無理ー」
「最終日 地獄見んぞ」
確かにその通りなんだけどね。
「しゅーんー」
「何さ」
助けてよ。
ってか先生方は何のために こんな大量の宿題出す訳?
「泣きたいー」
「んじゃあ泣いちまえよ」
本当、優しいんだけどね。
言葉がキツいんだよ。
でも私は、そんな瞬に惹かれたんだ。
顔を上げて瞬の顔を眺める。
「何」
言葉も見た目も、初めて見た時と全く変わってないけど。
私の中での、瞬の印象はどんどん変わってゆく。
一緒に居れば居る程、好きになっていく。
「答えろー」
「ううん。何でも無いよっ」
ただ、本当に好きなんだな、って思っただけ。
瞬の事が。
「ってかさあ、後どれくらいあんの?」
「それはこっちが聞きてぇ」
「うぅ、っすよねぇ…」
本当、悲しいよ。
バッグに詰め込まれた、大量の宿題を一通り確認していく。
「あっ!でもそんなに無いや。読書感想文と、この問題集くらい」
「最初からそれしかねーよ」
もう、泣いて良いかな。
最初から全く減ってないんですけど。
まだ問題集も数ページしか黒くなってないし。
「がなだーっ!」
「宮野さん?」
「あぁ、放っといて良いから」
「えっ…」
「本当本当。気にすんな」
瞬がまたしても強烈な言葉を放った時。
奏は、それ以上の質問を投げ掛けた。
「そう言えば、二人は付き合ってるの?」と。
私はつい、昨日の答えが聞けるかも、なんて期待しながら瞬を見る。
瞬もどう返して良いか分からないらしく、私を見る。
「付き合ってるんだぁ!」
「やっ、バカ!何言ってんの!」
結局、否定したのは私だった。
「ふハッ、お似合いだよ?」
奏のその言葉に、瞬は顔を赤く染めて目を逸らした。
私も赤いんだろうな、とか思いながら私も目を逸らす。
「はいっ、気分転換できた?残りの宿題やっちゃおっ!」
「か、奏のバカ!」
「ごめんって。教えてあげるから。許して?ねっ?」
こんな可愛い人にそんなお願いされたら許しちゃう。
すんなり頷く私。
安心したように笑う奏。
そんな私達を見て笑う瞬。
私達は、3人とも笑っていた。
