携帯から流れる明るい音楽で、朝が来た事を知る。
大音量で音楽を鳴らし続ける携帯を操作し、それを止める。
ふぅ、と息を吐き、着替えを済ませてから洗面所へ。
鏡に映る自分の顔にため息を吐き、いつもの場所にある
ヘアブラシを取り、茶色い、肩に付くか付かないかくらいの髪をとかす。
ある程度サラサラになってきたところでヘアブラシを戻し、家を出る。
自転車置き場にある、1台のシンプルな自転車にまたがり、我が 宮野家の敷地から出た。
そこに漂う、暖かく穏やかな春の空気。
それを風として体で感じ、鳥のさえずりを耳で聴き。
私は立ち漕ぎで学校へと向かった。
教室に着けば、数日前までの緊張感はまるで去り、生徒達の賑やかな話し声や笑い声が響いていた。
私は自分の席で片付けを終え、窓の外に広がる春の景色を眺めた。
あくびをしようと、小さく口を開けた時。
ガラッ、と教室のドアが雑に開けられた。
それにより、教室内は一瞬にして静まり返った。
そして教室内にある視線は全てドアの方へと向けられる。
そこから入って来たのは、結構悪そうな男子生徒。
「遅れ?名前は?」
担任、いつの間に来てたんだろう、なんて思ってるうちに彼は名前だけ答えた。
葉山、瞬?って言ってたかな。
まぁ、真面目、不良に関係無く他人に興味は無いし。
彼も『話し掛けんな』みたいなオーラ凄い放ってるし。
静かそうではあるけど、無口の方が正しいって感じかな。
私も興味を示さない限りそんな感じ。
気が合うと言えば、合いそうだけど。
どうせ話さないんなら関わる必要も無い。
そして、上履きを踏み潰し、部屋着並みにぶかぶかの制服を着た彼は、唯一の空席である、私の斜め後ろの席に着いた。
それを感じると私は、再び窓の外を眺めた。
小さな窓の外に広がる、春一色に染まった、大きな世界の、ほんの少しを。
大音量で音楽を鳴らし続ける携帯を操作し、それを止める。
ふぅ、と息を吐き、着替えを済ませてから洗面所へ。
鏡に映る自分の顔にため息を吐き、いつもの場所にある
ヘアブラシを取り、茶色い、肩に付くか付かないかくらいの髪をとかす。
ある程度サラサラになってきたところでヘアブラシを戻し、家を出る。
自転車置き場にある、1台のシンプルな自転車にまたがり、我が 宮野家の敷地から出た。
そこに漂う、暖かく穏やかな春の空気。
それを風として体で感じ、鳥のさえずりを耳で聴き。
私は立ち漕ぎで学校へと向かった。
教室に着けば、数日前までの緊張感はまるで去り、生徒達の賑やかな話し声や笑い声が響いていた。
私は自分の席で片付けを終え、窓の外に広がる春の景色を眺めた。
あくびをしようと、小さく口を開けた時。
ガラッ、と教室のドアが雑に開けられた。
それにより、教室内は一瞬にして静まり返った。
そして教室内にある視線は全てドアの方へと向けられる。
そこから入って来たのは、結構悪そうな男子生徒。
「遅れ?名前は?」
担任、いつの間に来てたんだろう、なんて思ってるうちに彼は名前だけ答えた。
葉山、瞬?って言ってたかな。
まぁ、真面目、不良に関係無く他人に興味は無いし。
彼も『話し掛けんな』みたいなオーラ凄い放ってるし。
静かそうではあるけど、無口の方が正しいって感じかな。
私も興味を示さない限りそんな感じ。
気が合うと言えば、合いそうだけど。
どうせ話さないんなら関わる必要も無い。
そして、上履きを踏み潰し、部屋着並みにぶかぶかの制服を着た彼は、唯一の空席である、私の斜め後ろの席に着いた。
それを感じると私は、再び窓の外を眺めた。
小さな窓の外に広がる、春一色に染まった、大きな世界の、ほんの少しを。
