夏休みって、来るのは遅いのに去ってくのは早いんだよね。
何なんだろう。
今は2学期を迎え、退屈な授業を受けている。
受けている、なんて真面目なものではないかもしれないけど。
席替えをして、瞬と隣の席になった私。
さっきからチラチラと隣の瞬のノートを見てるけど、綺麗な字で黒板と同じ内容が書かれている。
私より全然 綺麗だと思う。
私も結構 綺麗な方だと思ってたんどけどな。
少なくとも黒板の、先生の文字よりは綺麗。
「えーっ、と…」
たまにこうして、困ったような声を発する社会担当の先生。
何に困ってるんだろう、とか思いながら腕時計を確認する。
授業終了まであと三秒!
「3・2・1っ!」
私のカウントが終わったと同時に鳴り響くチャイム。
「毎時間よくやるな」
「嬉しいじゃない。授業終了の、この瞬間」
「さあ?」
あなたと違って私は頭が悪いんですよ!
「はぁ…」
「ハハッ」
最近、私がため息を吐くと瞬は笑ってくれる。
その笑いにどんな意味が込められているのかは分からない。
「あー、眠いなあー」
そう騒ぎながら机に突っ伏す。
「寝てしまえ」
「瞬は眠くないの〜?」
「質の良い睡眠とってっから」
睡眠の、質。
そんな難しい事を考えた事は一度もない。
そんな事を考えた所で、答えになんて辿り着かないし?
「ベッドとか、枕?こだわってんの?」
「こだわらない事がこだわり」
また訳の分からん事を。
「瞬って面白いよね」
「そう言って頂けると嬉しい」
全く嬉しそうな感じは伝わってこないけど。
その言葉は素直に受け取っておくよ、うん。
「なーんか良い事ないかなー」
「平凡が一番だろ」
「瞬は?今の生活に満足してる?」
「してるよ」
そう言った瞬の声が、今までで一番優しかった気がした。
「そう、なんだ」
「うん」
うっ、弾が飛んできたのが見えた。
バッキューン。
今、完っ全に撃ち抜かれた。
「奏 意識してる?」
「そんな可愛い声出したつもりはない」
「でも瞬、話し方優しくなったよね」
それは間違いない。
「もしそうなら、愛が俺を変えたんだな」
そう言う瞬の優しい声と表情が、とても素敵だった。
何なんだろう。
今は2学期を迎え、退屈な授業を受けている。
受けている、なんて真面目なものではないかもしれないけど。
席替えをして、瞬と隣の席になった私。
さっきからチラチラと隣の瞬のノートを見てるけど、綺麗な字で黒板と同じ内容が書かれている。
私より全然 綺麗だと思う。
私も結構 綺麗な方だと思ってたんどけどな。
少なくとも黒板の、先生の文字よりは綺麗。
「えーっ、と…」
たまにこうして、困ったような声を発する社会担当の先生。
何に困ってるんだろう、とか思いながら腕時計を確認する。
授業終了まであと三秒!
「3・2・1っ!」
私のカウントが終わったと同時に鳴り響くチャイム。
「毎時間よくやるな」
「嬉しいじゃない。授業終了の、この瞬間」
「さあ?」
あなたと違って私は頭が悪いんですよ!
「はぁ…」
「ハハッ」
最近、私がため息を吐くと瞬は笑ってくれる。
その笑いにどんな意味が込められているのかは分からない。
「あー、眠いなあー」
そう騒ぎながら机に突っ伏す。
「寝てしまえ」
「瞬は眠くないの〜?」
「質の良い睡眠とってっから」
睡眠の、質。
そんな難しい事を考えた事は一度もない。
そんな事を考えた所で、答えになんて辿り着かないし?
「ベッドとか、枕?こだわってんの?」
「こだわらない事がこだわり」
また訳の分からん事を。
「瞬って面白いよね」
「そう言って頂けると嬉しい」
全く嬉しそうな感じは伝わってこないけど。
その言葉は素直に受け取っておくよ、うん。
「なーんか良い事ないかなー」
「平凡が一番だろ」
「瞬は?今の生活に満足してる?」
「してるよ」
そう言った瞬の声が、今までで一番優しかった気がした。
「そう、なんだ」
「うん」
うっ、弾が飛んできたのが見えた。
バッキューン。
今、完っ全に撃ち抜かれた。
「奏 意識してる?」
「そんな可愛い声出したつもりはない」
「でも瞬、話し方優しくなったよね」
それは間違いない。
「もしそうなら、愛が俺を変えたんだな」
そう言う瞬の優しい声と表情が、とても素敵だった。
