スイカ割りをやった時は、まだ真昼だった。
あれから、まだ特に何もやっていないのに。
やったのは、スイカ割りの後片付けくらい。
そんな私達の居る辺りは、夕焼けに染まり始めていた。
そんな空を見上げて、見つけた。
「ひこうき雲!」
「本当だ。夕焼けとひこうき雲は反則だよね」
そう言って、携帯のカメラを構える奏。
奏のその笑顔も、私の中では反則なんだけどね。
奏の事も好きなのに、やっぱり瞬への好きとは何か違う。
女の子の気持ちって、こんなに難しいものなんだと、
やっと気付いた。
「愛ちゃんは撮らないの?」
「愛ちゃん‥?」
少し驚いて聞き返すと、奏は可愛い笑みを浮かべた。
「そうだね、撮ろう、かな」
笑顔を作ってそう言い、携帯のカメラを立ち上げた。
そして、携帯を空に向けた、その時。
カシャッ、と、シャッターを切る音がした。
左側、から。
そちらを見れば、瞬が携帯の画面を眺めていた。
「瞬も空、好きなんだ」
「何か…良くね?」
「分かるっ」
ポケットに携帯を戻す瞬にそう返し、もう一度空に向けて、携帯を構えた。
シャッターを切れば、凄く綺麗な写真が撮れた。
元が綺麗だからね。
紫っぽい色の空に、一筋の白い線。
「沈み始めるともう早いよね」
「そうだね」
私達の見上げる空には、ひとつの星が確認出来た。
「一番星って、一番光ってるやつの事言うんだっけ?」
「そこはもう、人それぞれで良いんじゃね?」
「じゃあ私は、一番最初に見つけた、一番光ってる星に
する」
そう言って、この日一番最初に見つけた星を、指差した。
一番光ってっから一番最初に見えんじゃねぇの?と、瞬に
言われながら…
そうかも知れないけどさぁ……
あれから、まだ特に何もやっていないのに。
やったのは、スイカ割りの後片付けくらい。
そんな私達の居る辺りは、夕焼けに染まり始めていた。
そんな空を見上げて、見つけた。
「ひこうき雲!」
「本当だ。夕焼けとひこうき雲は反則だよね」
そう言って、携帯のカメラを構える奏。
奏のその笑顔も、私の中では反則なんだけどね。
奏の事も好きなのに、やっぱり瞬への好きとは何か違う。
女の子の気持ちって、こんなに難しいものなんだと、
やっと気付いた。
「愛ちゃんは撮らないの?」
「愛ちゃん‥?」
少し驚いて聞き返すと、奏は可愛い笑みを浮かべた。
「そうだね、撮ろう、かな」
笑顔を作ってそう言い、携帯のカメラを立ち上げた。
そして、携帯を空に向けた、その時。
カシャッ、と、シャッターを切る音がした。
左側、から。
そちらを見れば、瞬が携帯の画面を眺めていた。
「瞬も空、好きなんだ」
「何か…良くね?」
「分かるっ」
ポケットに携帯を戻す瞬にそう返し、もう一度空に向けて、携帯を構えた。
シャッターを切れば、凄く綺麗な写真が撮れた。
元が綺麗だからね。
紫っぽい色の空に、一筋の白い線。
「沈み始めるともう早いよね」
「そうだね」
私達の見上げる空には、ひとつの星が確認出来た。
「一番星って、一番光ってるやつの事言うんだっけ?」
「そこはもう、人それぞれで良いんじゃね?」
「じゃあ私は、一番最初に見つけた、一番光ってる星に
する」
そう言って、この日一番最初に見つけた星を、指差した。
一番光ってっから一番最初に見えんじゃねぇの?と、瞬に
言われながら…
そうかも知れないけどさぁ……
