修学旅行からも無事に帰って来れ、やっと入ったと思った
春休みも 終わりに近付いてきた、4月上旬。
春休みが終わってしまうのは寂しいけど、また春が来ると
思うと、何だか嬉しいような気もした。
この頃には街中も、徐々に春の色、薄紅色に染まり始めて
いた。
お店やテレビの中は、もうバッチリ春色に。
そんな頃のある日、私は近くの公園に、散歩に来ていた。
そこでは鳥が鳴いていて、穏やかな風が吹いていて。
一面に広がる青々とした芝生は、穏やかな春の日差しを
反射して、輝いているようにも見えた。
そこを走る、元気な子供達。
見ていて元気がもらえそうだった。
「春かぁ〜」
また、来るんだね。
私達の季節が、桜の季節が。
今年も私は、あの丘の上に行くと決めていた。
瞬と、約束したから。
毎年来ようね、って。
瞬は、あの約束を覚えているだろうか。
覚えてるよね、瞬だもんね。
そう信じた時、ボールが弾む音と共に、足元に何かが当たる感覚を覚えた。
その足元を見てみれば、ひとつのサッカーボールが。
それを確認し、芝生の方も見てみれば、小学生くらいの
男の子二人が、こちらへ向かって来た。
「すいませーん」って、声変わりするかしないかくらいの
独特な声で言いながら。
私はそんな彼らに笑いかけ、両手で軽くボールを投げた。
下から上に、なるべく受け取りやすいように。
「ありがとうございまーす!」
元気なお礼と笑顔を残し、彼らは芝生の方へ走っていった。
私は、彼らから元気をもらったような気分で、少し歩みを
早めた。
春休みも 終わりに近付いてきた、4月上旬。
春休みが終わってしまうのは寂しいけど、また春が来ると
思うと、何だか嬉しいような気もした。
この頃には街中も、徐々に春の色、薄紅色に染まり始めて
いた。
お店やテレビの中は、もうバッチリ春色に。
そんな頃のある日、私は近くの公園に、散歩に来ていた。
そこでは鳥が鳴いていて、穏やかな風が吹いていて。
一面に広がる青々とした芝生は、穏やかな春の日差しを
反射して、輝いているようにも見えた。
そこを走る、元気な子供達。
見ていて元気がもらえそうだった。
「春かぁ〜」
また、来るんだね。
私達の季節が、桜の季節が。
今年も私は、あの丘の上に行くと決めていた。
瞬と、約束したから。
毎年来ようね、って。
瞬は、あの約束を覚えているだろうか。
覚えてるよね、瞬だもんね。
そう信じた時、ボールが弾む音と共に、足元に何かが当たる感覚を覚えた。
その足元を見てみれば、ひとつのサッカーボールが。
それを確認し、芝生の方も見てみれば、小学生くらいの
男の子二人が、こちらへ向かって来た。
「すいませーん」って、声変わりするかしないかくらいの
独特な声で言いながら。
私はそんな彼らに笑いかけ、両手で軽くボールを投げた。
下から上に、なるべく受け取りやすいように。
「ありがとうございまーす!」
元気なお礼と笑顔を残し、彼らは芝生の方へ走っていった。
私は、彼らから元気をもらったような気分で、少し歩みを
早めた。
