いろいろあった神社からの帰り道、コンビニに寄った。
奏が肉まんを買いに。
私と瞬は外で待っていた。
その時 瞬は、本当に自由人だよな、と笑っていた。
そして、あの金持ち、とも。
もちろん、奏ってお金持ちなの?と聞いた。
「あぁ。家がまあ、普通よかな」
なるほど。
奏って、どことなく品があるというか、言葉も綺麗だし、
そんな感じもするかも。
「果物屋、やっててな」
「果物屋さん!?」
瞬曰く、奏の家は果物屋さんをやっていて、私達の行った
あのお祭りでは、毎年冷やしパインを出しているらしい。
それで中学2、3年から毎年行ってたのかな。
瞬と一緒に。
で、お祭りで会った時、神社に来た時の『逃げてきた』は、
お店や屋台の手伝いから。
お金を貰って笑ってれば良い、というのは、接客をする
なら当たり前。
夜からの仕事、と言うのはあの時、ちょうどお祭りの時期
だったから。
…てっきり違う方かと思ってた私。
瞬が一緒にやろうかな、と言っていたのは、奏の手伝いを
しようかな、という意味らしい。
何か、これでやっと謎が解けた、って感じ。
すごい驚きだったけど。
果物屋さんって。
「へぇ~。もうビックリだよ」
「ビックリはこっちのセリフ。何だと思ってたんだよ」
「何かまあ、ホ…ス…ト?」
「コキチの言い方で言うな。ってか、んな訳ねぇだろ。
まずまず、高校生なんか雇ってくんねぇから」
変な妄想はやめてくれ、と笑う瞬。
妄想っていうか、夜の仕事とかお金貰って笑ってれば良い
とか?
普通にそういう方かな、って思っちゃうでしょ。
もちろん、ああいう仕事がもっと大変なのは分かってる
つもりだけど……
でも、少し安心した。
奏が極々普通の子で。
「お待たせ〜」
可愛らしい声と共に、奏がお店から出てきた。
うん、普通にしか見えないもんね。
ごめんね、奏。
「はい、あんまん」
当たり前のように、私達の手に乗せられたのはあんまん。
「え?」
肉まん買ったんじゃないの?と問うように奏を見る私達。
「ん?あっ、ごめん。あんまん見たらあんまん食べたく
なっちゃって。みんなのもこっちにしちゃった」
ニコッと満足気に笑う奏。
普通の子だけど、この自由っぷりは…普通とは言い難いかな。
瞬にも、どんだけ自由なんだよ、って言われてたし。
奏が肉まんを買いに。
私と瞬は外で待っていた。
その時 瞬は、本当に自由人だよな、と笑っていた。
そして、あの金持ち、とも。
もちろん、奏ってお金持ちなの?と聞いた。
「あぁ。家がまあ、普通よかな」
なるほど。
奏って、どことなく品があるというか、言葉も綺麗だし、
そんな感じもするかも。
「果物屋、やっててな」
「果物屋さん!?」
瞬曰く、奏の家は果物屋さんをやっていて、私達の行った
あのお祭りでは、毎年冷やしパインを出しているらしい。
それで中学2、3年から毎年行ってたのかな。
瞬と一緒に。
で、お祭りで会った時、神社に来た時の『逃げてきた』は、
お店や屋台の手伝いから。
お金を貰って笑ってれば良い、というのは、接客をする
なら当たり前。
夜からの仕事、と言うのはあの時、ちょうどお祭りの時期
だったから。
…てっきり違う方かと思ってた私。
瞬が一緒にやろうかな、と言っていたのは、奏の手伝いを
しようかな、という意味らしい。
何か、これでやっと謎が解けた、って感じ。
すごい驚きだったけど。
果物屋さんって。
「へぇ~。もうビックリだよ」
「ビックリはこっちのセリフ。何だと思ってたんだよ」
「何かまあ、ホ…ス…ト?」
「コキチの言い方で言うな。ってか、んな訳ねぇだろ。
まずまず、高校生なんか雇ってくんねぇから」
変な妄想はやめてくれ、と笑う瞬。
妄想っていうか、夜の仕事とかお金貰って笑ってれば良い
とか?
普通にそういう方かな、って思っちゃうでしょ。
もちろん、ああいう仕事がもっと大変なのは分かってる
つもりだけど……
でも、少し安心した。
奏が極々普通の子で。
「お待たせ〜」
可愛らしい声と共に、奏がお店から出てきた。
うん、普通にしか見えないもんね。
ごめんね、奏。
「はい、あんまん」
当たり前のように、私達の手に乗せられたのはあんまん。
「え?」
肉まん買ったんじゃないの?と問うように奏を見る私達。
「ん?あっ、ごめん。あんまん見たらあんまん食べたく
なっちゃって。みんなのもこっちにしちゃった」
ニコッと満足気に笑う奏。
普通の子だけど、この自由っぷりは…普通とは言い難いかな。
瞬にも、どんだけ自由なんだよ、って言われてたし。
