私は自分に甘い自分が嫌いだった。
例えば、ちょっとでも体育のマラソンが辛かったり。
勉強する気が起こらなかったり。
ゲームを時間通りにやめられなかったり。
そういう些細な時でも、私は自分に甘い。
自分の得する方、楽な方へとことを進める。
だから、いつまでたっても私は、自分に甘いままだった。
「…………………変わりたいなぁ……………。」
自室で一人、そんなことを呟く。
言葉にするだけなら簡単だ。
なのに、行動で表すことはできない。
分かっているのに、結局何もできないのだ。
『あれだよね、変わりたい変わりたい〜、ってのが鳴き声のナマケモノみたい。』
「………………そんなんじゃない…。」
『実質そうじゃん?毎日毎日聞くんだけど、その言葉。動いたところは見たことないけどね。』
私は、噛み付くような視線を声のした方に向けた。
見た先には、全身が映る大きな鏡が置いてある。
小学生の時に買ってもらった鏡だ。
私はこの鏡で、おしゃれで可愛い女の子になることを夢見ていた。
『あーあーつまんない。あんたって本当につまんない女。モテナイ、学力もナイ、努力もシナイ。』
「うるさいなぁ…………。」
私は今、鏡と話している。
鏡の中の、制服を着たもう一人の私と。
『ほら、私と変わってくれれば、何もかもがうまく行くけど?。』
そう言った私は、意地の悪い笑みを浮かべた。
数週間前からだろうか。
私の部屋の鏡には、もう一人の私が住んでいる。
例えば、ちょっとでも体育のマラソンが辛かったり。
勉強する気が起こらなかったり。
ゲームを時間通りにやめられなかったり。
そういう些細な時でも、私は自分に甘い。
自分の得する方、楽な方へとことを進める。
だから、いつまでたっても私は、自分に甘いままだった。
「…………………変わりたいなぁ……………。」
自室で一人、そんなことを呟く。
言葉にするだけなら簡単だ。
なのに、行動で表すことはできない。
分かっているのに、結局何もできないのだ。
『あれだよね、変わりたい変わりたい〜、ってのが鳴き声のナマケモノみたい。』
「………………そんなんじゃない…。」
『実質そうじゃん?毎日毎日聞くんだけど、その言葉。動いたところは見たことないけどね。』
私は、噛み付くような視線を声のした方に向けた。
見た先には、全身が映る大きな鏡が置いてある。
小学生の時に買ってもらった鏡だ。
私はこの鏡で、おしゃれで可愛い女の子になることを夢見ていた。
『あーあーつまんない。あんたって本当につまんない女。モテナイ、学力もナイ、努力もシナイ。』
「うるさいなぁ…………。」
私は今、鏡と話している。
鏡の中の、制服を着たもう一人の私と。
『ほら、私と変わってくれれば、何もかもがうまく行くけど?。』
そう言った私は、意地の悪い笑みを浮かべた。
数週間前からだろうか。
私の部屋の鏡には、もう一人の私が住んでいる。
