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異世界の女勇者
- 強くなるために必要なこと 2 -

【トリク】

 ユキに教えてもらいトリクを訪れたが、なかなか賑わってるようだ。道具から本まで色々揃っている。

「私は見たいものがあるのでいってくるね。それではまた後で」

そういってユキは勝手にどこかえいってしまった。私はボディガードなのに…

とりあえず店内を見て回った。色々ありすぎてどれがいいか分からない。そうこうしているうちにユキが戻って来た。

「稟ー終わった?」

「ごめん。私魔法に疎くて。初心者におすすめできる魔法ってある?」

「もし剣を使えるならば強化魔法を使ってみたら?武器に魔法陣を出し攻撃力とか属性付加が出来るしそこまで難しくはないよ。」

それならばと私は長剣と魔道書を取り会計を済ませる。

「じゃあうちに帰ろっか」

「分かった。ありがとうね。」

「どういたしまして。」
【ユキ宅】

「今日はありがと、依頼書にサインうっておいたから。」

「また呼んでね。今度は友達として」

「うん♪」

ここに来てまた新しい友ドドドドドド!

うるさい。地震?

「ギャオーーーー」
 窓から外を見ると真っ白に染まった白銀の竜が雄叫びを上げている。私は先日貰ったデバイスを開く。これは今まで確認されてきたモンスターについての情報が載せられている。外にいるにデバイスを向け情報を音声で伝える。

「氷竜 アイスドラゴン属性は氷 相手を凍らせ動きを止める攻撃をする。討伐難易度4」


 ボディガード中に会うとはある意味幸運だ。とりあえずユキをここから離れさせることが必要だ
「ユキ今すぐ逃げて」

「分かったわ。」

「幾多なる矢を放ち、神の力を持つイザナギよ、我に力を与えよ!イザナギ ユニゾン!」

敵は私のことには目もくれず広範囲に攻撃を仕掛ける。

「させない!天弓の裁き <散>」

 天に向かって放たれた矢は敵に向かって飛んで行く、が敵はそれを華麗に避ける。しかしそれが狙いだ。空中で矢は分解し広範囲にわたって広がるそして町への被害を最低限のものとした。

「続いてぇー我が魂に眠りし大いなる力よ、目覚めそして覚醒せよ。リミットォーブレ」

 その瞬間ユニゾンは解かれた。要領を完全に忘れていた。敵は力をためこちらに標準を合わせる。ヤバイ、そう思ったとき、

「大丈夫! 召喚魔法 炎魔龍王 マグマゴッドドラゴン」
「竜…?」
召喚使のカナに聞いたことがある。気高き竜は人に力を与えないと。しかしこの話には続きがある。それは竜であればという条件のもとにある。つまりは竜ではなく龍なのである。

「炎魔龍王  マグマゴッドドラゴン 属性火 一撃の範囲が広い。この世で五体いる龍王の一種。討伐難易度測定不可」

「いけマグマゴッドドラゴン ファイナルゴッドファイヤー!!!」

「グコーー   ・・・・」
 大きすぎる力には代償があるものだと地球にいた頃聞いたことがある。しかしこれほどまでに大きすぎる力にたいして代償という釣り合いの法則が成り立つかというと、そうは思わない。いや正確には思うことが出来ない。属性相性とかそういう次元を越えた力だった。
「強すぎ…」

「ふぅー終ーわり」

「ユキってもしかしてギルドに所属しているの?」

「まぁね私の名前を知る人はクエスト受けないから君が来ると思ってね。利用させて貰ったよ」

「どうして私を?」

それは最初の疑問であった

「新人君を育てるのが私の仕事と言ったら聞こえはいいけれど実際はただの好奇心さ。大きすぎる力を見ると人は萎縮する。それでも立ち止まっていては何も救えない。だからね見たかったんだ君を」

「そうだったんですか。ありがとうございます。」

「稟ちゃん敬語はダメだよ」

「ぁ」

ユキ:「君は強いみたいだからほおっといてもよかったんだけどごめんね。じゃあさよなら。またギルドであったら一緒にモンスター討伐しにいこ。それまでに少しでも強くなってくれればそれでいいさ」

「その時はよろしくね」


絶対の力を感じた。その力が自分の生き方を否定するかのように大きな壁となり常に行く手を阻む。それと同時に仲間と大切さを感じた。

<2016/09/25 22:44 榊>消しゴム
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