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文豪ストレイドックス  黒い狐の物語
- 太宰治という男 -

「あの、、、太宰治様というのは、貴方の?、、」
私は通行人を装い太宰治様に近づきます。

「なんてお美しいお嬢さん!この私と心中してみませんか?」

「心、、、中?」
私は心中というものが何なのか、解っていませんでしたので、正直に聞くことに致しました。

「心中というのはね、、、」
長々とした説明が始まりました。あまり覚えていませんが、、、。

私はマントを裏返し、面を被り直します。

「!!??」人虎と云われる青年が善い反応をしてくれます

「私はポートマフィアの人間。人虎の回収に参りました。最も回収業者が来るのは5分後ですがね。それまで楽しませてくれるのでしょう?」

人虎と云われる青年が動きました。樋口様を人質にとったのです。

樋口様は太宰治様と人虎に囲まれる形となりました。

「善い動きね」

「君、名前は。」
太宰治様が言いました。

「そうですね、名のっても善いのだけれど、人虎の名が知りたいです」

太宰治様は私を品定めでもするような冷たい目をされました。あちらにいらっしゃる樋口様が短く悲鳴のようなものを上げていましたので私もそんな目をしていたのかもしれません。

「いいだろう、人虎は敦、中島敦君だ、約束だ君の名は?」
太宰治様の表情が和らぎます。

「神無月夜空でございます。太宰様、敦様」

業者、、、芥川様がこられるまで残り3分になっておりました。


<2016/09/24 11:25 霜月鈴妖>消しゴム
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