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文豪ストレイドックス  黒い狐の物語
- 黒い狐に似合う服 -

「此処だよ。さぁ入り給え」

太宰様の家は、社員寮の一室で、私はもう疑える程の体力も残っていませんでしたので。

「おじゃまします」

直ぐに太宰様の家に入らせていただきました。

後から直ぐに敦様、太宰様が入って来られたので罠では無いようです。

「とりあえず、濡れた服をどうにかしないと。私の服を貸そうと云ったけど、私も夜空ちゃんに似合う服を持っているかわからないのだよねぇ」

「どうします?風邪ひくかも知れませんよ」

「大丈夫ですよ。風邪は多分、、クシュン!!」

「大丈夫?」
敦様が心配して下さります。

「此方だ。好きなの選んで来て善いよ、」

太宰様のクローゼットから適当に拝借させて頂こうとしました。すると

「夜空ちゃん、これ着てみて!」
太宰様に言われました。それはメイド服で、、、

「いえ、、そういうのは、、、」

「お願い!!!」

私は押しに押されもうどうでも善くなったのでしょう。
上にカーディガンを着る約束でその服を着ることになりました

「あの、、、着替えようと思うのですが、、、」

「あぁ、すまないね。じゃあ敦君。私達は隣室で待っていよう。」



はぁ。直ぐ着替え鏡を見ます。
其処にはメイド服にカーディガン。
軽くウェーブのかかった黒髪に、白い肌の少女が立っています。

うん。似合いません。


<2016/10/03 12:18 霜月鈴妖>消しゴム
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