首領の調教は酷かった。
最後に薬を呑ませ恐怖以外の全てを忘れさせる。強く想っているものは残るらしい。
俺は、、、忘れられているだろうか。
今、夜空を抱いて家に帰っている。こいつの家はわかんねえから、とりあえず俺の家へ連れていく。
家に着いて、服を着せて、蒲団を出して。一通り終わった。
あんな夜空の顔、初めて見た。
何が彼女を動かしたンだ?
「う、、、ぅぅ、、、ん?」
夜空が起きた様だ。
「起きたか。」
「此処は、、、」
やっぱり、、、忘れられてるよな。そんな物だ。
「お前は覚えてないだろうが、、、」
「中也、、、?覚えてるよ?何言って、、、」
気づけば夜空に抱きついていた。
「お前、、、何で、、、こんな、、、」
「えっと、、、中也?」
夜空の両親が死んだ時もこんなことが、、、あった気がする。
