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文豪ストレイドックス  黒い狐の物語
- 真相を語る前に -


「ねぇ、夜空ちゃん。」
「何でしょう?」
太宰様は私の車椅子を押しながら、私に聞きます。
まだ、太宰様の家まで距離があるようです。

「私が君に語るご両親についての記憶は、凡て真実だ。、、だから、、、。」
「、、、、?」
「私が、、、君のご両親について、、、どの様なことを言っても、凡て受け止められるかい?」

何が言いたいのでしょう?
答えは決まっています。

「勿論、凡て受け止められます。否、受け止めてみせます。」

太宰様はフッと笑い、、、
「わっ、、、////」
私の頭をぐしゃぐしゃと撫でました。

「ちょっと、、、何を、、、///」
「お?顔が赤くなっているねぇ?」
「なっ、、、そんなこと、、//////」

そんなに赤いの?
どうしましょうか?
私はとりあえず、顔を手で覆いました。
太宰様は、私の両親を殺した男なのに、、、

「着いたよ、さぁどうぞ?」

何処か憎めない。

<2016/10/24 19:16 霜月鈴妖>消しゴム
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