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文豪ストレイドックス  黒い狐の物語
- 姐様 -

私が「黒狐」拠点を離れた頃でございました。
紅葉の姐様が声をかけて下さり、共にお茶をすることと
なりました。

「のう夜空?聞いておったか?」
姐様はそう云って私の顔を覗き込まれました。

「姐様、大丈夫ですよ。ちゃんと聞いておりますから」

「そうじゃったか、処で中也の事なのじゃが、、」

「あぁ、中原様。何かあったのですか?」
私が聞くと、姐様はとんでもない事を口にしたのでございました。
         (わっち)
「中也も善い年じゃ、私は昔からあやつの保護者をしておってな。」

「ええ、存じております」

「あやつは酒にすぐ酔い潰れよるのじゃがな、それは止めても聞く耳を持たんでのう。
それで夜空に頼みもうと思っておったのじゃ」

「ええ。勿論、お引き受けいたします。中原様にお酒をやめるよう言い聞かせるというもので宜しいのですか?」

「いや。中也の部屋から酒を盗んで欲しいのじゃ」
ん?なんとおっしゃったのでしょう?盗み?

「さっき、「勿論お引き受けします」と云っておったじゃろ?」

困りました。しかし云ってしまったのもまた事実なのでございます。

「はい、、、、それではそろそろ班の集まりをかけたので失礼します」

「宜しくの」

「勿論です」
私はB班の集まりに向かうため足を進めたのでございました。

<2016/09/21 16:17 霜月鈴妖>消しゴム
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