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粒子で起こる戦闘学園
- 粒子論 第1 -

 深い眠りのなかでなにかが聞こえた気がする。

「・・・ろ」

なんだろう、考えるちからがわかない。

「・・・きろ」

でも、だんだん聞こえるように・・・

「おきろ!!」

その瞬間、脳は覚醒し僕は布団から飛び上がった。

「わあぁ、な、なんだい」

目の前にはゴツい、これみよがしにがしっとした長身の男が立っていた。

「うわぁ!・・・ってなんだい父さんか」

そうこの男が僕の父(義理であるが)だ。

「なんだとはなんだ、せっかく起こしてやったのに」
「でもまだ6時・・・ああ修行終わって今日から学校か」

僕、上瀬 刃流(かみせ はる)とその父、上瀬 剣義(かみせ けんぎ)は小さな山の小さな家で自給自足の二人暮らしをしており、僕は7月という微妙な時期に転校することになった。

「でも、なんであの[戦闘学園]なのさ」
「あれは完全寮制だし、お前の経験を積むのにもいいと思ってな」

という父の言葉に不満を感じつつも朝食を食べ終えた。

「ええと、あとは教科書だけか・・・あれ?ねぇ父さん、教科書は?」
「それならこれに入っとる」

といって投げられた物はケータイのような物だった。
これは粒子固定教材といって、これに記憶してある教科書を粒子によって形をつくり固定することで教科書が出来上がるという物だ。
当然電源を切れば、もとの粒子に戻る。

「お、これあったんだ」
「これがないと勉強できないからな」

ハッハッハッ!と豪快に父は笑う。

「じゃあ、あとはこれと・・・よしっこれぐらいかな」
「気をつけてな、くれぐれも死なんように」
「大丈夫だよ。じゃあいってくる」

といい僕は家を飛び出した。


 「・・・でかいなぁ」

それが僕が学園を見た第一声だった。
この通称[戦闘学園]こと[天式学園]は大都市のど真ん中にあり、僕のいえから結構離れてはいたが、僕は新幹線やらを乗り降りすることでそこまで時間はかからなかった。
これも時代というやつだろうか。
とりあえず僕は色々すませるため職員室にむかった。


「・・・だれもいない?」

職員はおろか、ここまで誰ともすれちがわなかったのは何故だろうか?
・・・まさか今日休みなのか!いやでも職員ぐらいはいるはず・・・。
と考えていると

『ワアアァァァ!!!』

「ッ!なんだ!!」

その大きな歓声が聴こえた方を向くと、そこには “巨大なドーム” があった。


 「このドームが[戦闘学園]と呼ばれる由来となった・・・[バトルトーナメント]」

そこには円状のフィールドに二人の生徒が闘っていた。
瞬間、一人の生徒がもう一人の生徒に巨大な銃からおびただしい量の粒子をあびせた。
ワアアァァ!!!と観客が割れんばかりの歓声をだす。

「あれは!メテオ ブーストライザー!使えるなんて・・・!」

と僕が驚愕していると。

「その技を知ってるのかい?」

と、声をかけられた。

「?」

誰?といった感じで向くと、そこには好感的な男子が笑顔でこっちをみていた。

「ん?ああ!すまないすまない、いきなり声かけられたらびっくりするよね、俺は新河 猛(しんが たける)だ、よろしく」
「新河 猛か、よろしく。僕は上瀬 刃流だ」
「上瀬 刃流か、遠慮なく“ハル”ってよばせてもらうぜ」
「わかった、じゃあこっちも遠慮なく“タケル”とよばせてもらうよ」

とりあえず、話し相手ができたな などと考えていると。

「ところで今の技、なかなか知られてない技だぜ。どこで知ったんだい」
「い、いや偶然みたことがあってさ。と、ところでこの学園はあんなすごい人ばかりなのかな?」

ごまかすように話題を変えると。

「んん?まぁいいや。あれは例外なんだよ」
「れ、例外?」
「そう、あの人はこの学園の生徒会長様だぜ」
「へぇー、ってえ!生徒会長も参加するの!?」

びっくりだった生徒会長は見ているだけのものかと思っていた。

「当然!この学園の生徒会長はどうやって決めていると思う?」
「さ、さぁ」
「お、おいおい、パンフレットとかよんだかー?」

僕は無言で首を横に振る。

「しょうがないにゃー」

タケルの口調が何故か変わった

「生徒会長の決め方は生徒の粒子量、瞬発的放出量、稼働量なんかできめるんだぜ」

何故、と聴こうとすると

「つまりは戦闘能力が高い人が生徒会長になれる。その理由は」
「!」

ここまできたらさすがのハルでも分かった。

「[ワールドトーナメント]が開催されるからだぜー!!」

[ワールドトーナメント]
その名前通り世界大会である。この大会のため、学生は日々戦闘訓練をしている。

「[ワールドトーナメント]か、そうかそれがあったのか!」

ハルの目は自然とフイールドにいる生徒会長にいってしまう。
顔は凛々しく黒髪のストレートでスタイルもモデルのようにいい。
そんな彼女は倒した相手を何のおもしろ味もなかったかのように去っていく。

「じゃあ、あれがこの学園で一番強い・・・」

と、ハルが言うとその彼女が去っていく際確かにこちらを“視た”。
まるで、ようやく会えた恋人のような目をこちらに・・・。

こんにちは、初投稿です。
誤字脱字が多かったり、ベタベタの学園ものだったりとそこは多目にみてください!
こういうのにかくの憧れてました。
とりあえずみてくれてありがとうございました!!!
深く感謝を。
<2016/09/23 03:59 リキリン>消しゴム
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