後ろの三神さん
- どうやら、これは、運命らしい -
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周りからの笑い声が聞こえる。
僕は、どこにでもいる普通の男子中学生、遠藤飛鳥。
生まれも、育ちも、ここ、千葉県〇〇市のこの家さ。
こんな、平凡な僕を、笑う人なんて、いないに決まってる。でも、後ろにはいるんだ。
「おはよう、三神さん」
僕は後ろを振り返って挨拶をする。すると、肩を、ビクリと震わせ地面を見つめはじめる。この反応も、何百回、いや何千回見たことだろう。
彼女の名前は、三神香織。僕の幼なじみらしい。生まれたときから、今まで、ずっと一緒だった。・・・と、母は、言っていた。
真っ黒な髪に、ちいさな体。誰が見ても、小学生のような彼女は、学校でも有名人である。
しかし、僕からしてみれば、とんでもなく迷惑な、ただのストーカーだ。いつだって僕の後ろをついて来る。皆、かわいい、とか言うけれど、僕にはわからない。
いつも、僕の後ろの席だし、後ろをついて来るし・・・。そのせいで周りの皆から馬鹿にされてばかりだ。
と、その時、後ろで自転車のベルが鳴った。慌てて後ろを振り返ると、道のど真ん中で、空に向かって、指を動かしている三神さんがいた。
そう、彼女は、誰も行動が理解できない「不思議ちゃん」なのだ。
僕は、どこにでもいる普通の男子中学生、遠藤飛鳥。
生まれも、育ちも、ここ、千葉県〇〇市のこの家さ。
こんな、平凡な僕を、笑う人なんて、いないに決まってる。でも、後ろにはいるんだ。
「おはよう、三神さん」
僕は後ろを振り返って挨拶をする。すると、肩を、ビクリと震わせ地面を見つめはじめる。この反応も、何百回、いや何千回見たことだろう。
彼女の名前は、三神香織。僕の幼なじみらしい。生まれたときから、今まで、ずっと一緒だった。・・・と、母は、言っていた。
真っ黒な髪に、ちいさな体。誰が見ても、小学生のような彼女は、学校でも有名人である。
しかし、僕からしてみれば、とんでもなく迷惑な、ただのストーカーだ。いつだって僕の後ろをついて来る。皆、かわいい、とか言うけれど、僕にはわからない。
いつも、僕の後ろの席だし、後ろをついて来るし・・・。そのせいで周りの皆から馬鹿にされてばかりだ。
と、その時、後ろで自転車のベルが鳴った。慌てて後ろを振り返ると、道のど真ん中で、空に向かって、指を動かしている三神さんがいた。
そう、彼女は、誰も行動が理解できない「不思議ちゃん」なのだ。
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