~スピードワゴン財団研究施設にて~
「徹夜で作った薬・・・出来ましたね」
そういう彼は疲れきった顔をしていた。
「あぁ、出来たには、な。副作用は出るが…」
届けるため飛びたつ究極。残された天才は暗く呟いた。
「やはり、貴方でしたか。あの頃と何故変わってしまったのです。ジョルノ・ジョバァーナ。」
何かが動く音で目を覚ます。自分はソファの上に寝ていた。音の正体は雪香だった。
「カル姉は誰かを探してくるって。どっかいっちゃったよ。驚いた。ゆりかが、人を助けるなんて言うって」
失礼極まりないが許す。部屋でいつものキュロットとパーカーを着た。リビングに戻ると窓が粉々になっていた。ディモールトデジャブ。そこには予想通り究極。カーズが立っていた。
「治す薬は出来た。だが・・・副作用として精神が不安定になり破壊衝動に駆られたりする。気を付けろ」
私の手に小振りのビンを置く。中には血のように紅い液体が入っていた。窓の修理は雪香に任せ隣へ向かう。ハルノ君は留守だった。だから執事に事情を話し薬を預けた。
その翌日の夕暮れ、執事は腹を貫かれ重傷を負った。彼を貫いたのは深緑の蔦。開け放たれた窓。力なく揺れる深紅のカーテン。誰も居ないことを証明する淋しさに溢れた風が薔薇を乗せ部屋を吹き抜けて行った。
カレラガクル。ダレモチカヅカナイカレ。ソノナカマタチガ。カクゴヲキメタカレラガ。ホシクズノジュウジヲセオッタカレモ、イシノウミニトラワレテイタカノジョモ。ツヨキジユウナモノニヨバレ。セイナルビジョンモツモノタチガ。
「徹夜で作った薬・・・出来ましたね」
そういう彼は疲れきった顔をしていた。
「あぁ、出来たには、な。副作用は出るが…」
届けるため飛びたつ究極。残された天才は暗く呟いた。
「やはり、貴方でしたか。あの頃と何故変わってしまったのです。ジョルノ・ジョバァーナ。」
何かが動く音で目を覚ます。自分はソファの上に寝ていた。音の正体は雪香だった。
「カル姉は誰かを探してくるって。どっかいっちゃったよ。驚いた。ゆりかが、人を助けるなんて言うって」
失礼極まりないが許す。部屋でいつものキュロットとパーカーを着た。リビングに戻ると窓が粉々になっていた。ディモールトデジャブ。そこには予想通り究極。カーズが立っていた。
「治す薬は出来た。だが・・・副作用として精神が不安定になり破壊衝動に駆られたりする。気を付けろ」
私の手に小振りのビンを置く。中には血のように紅い液体が入っていた。窓の修理は雪香に任せ隣へ向かう。ハルノ君は留守だった。だから執事に事情を話し薬を預けた。
その翌日の夕暮れ、執事は腹を貫かれ重傷を負った。彼を貫いたのは深緑の蔦。開け放たれた窓。力なく揺れる深紅のカーテン。誰も居ないことを証明する淋しさに溢れた風が薔薇を乗せ部屋を吹き抜けて行った。
カレラガクル。ダレモチカヅカナイカレ。ソノナカマタチガ。カクゴヲキメタカレラガ。ホシクズノジュウジヲセオッタカレモ、イシノウミニトラワレテイタカノジョモ。ツヨキジユウナモノニヨバレ。セイナルビジョンモツモノタチガ。
