おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
【ジョジョ】私の彼氏は吸血鬼の息子!?
- 6,少女、悪魔の本心を知り揺らぐ -

目を開ける。自分どうしたっけ?
確かハルノ君と話してたら首に激痛が・・・。起き上がる。さっきと部屋が違う。手を当てるはずなのに手が動かない。ハッと自分を見ると手に深緑の蔦が絡み付いて動けなくしていた。なぜ手だけ、フィオレンツァを出して切ろうとした時。
「目覚めましたか?」
背筋が凍る。ハルノ君の声。彼の口元には血の付いた牙が出ていて。彼が近付いて来て思わず私は顔を逸らした。けどこの態勢は思いっきり彼にうなじを晒す形で。
「・・・・・!」
声が出ない。また噛みつかれた。
「君の血は・・・甘いですね、角砂糖よりも、チョコよりも。」

そう、彼は噛みついていたんじゃない。血を吸っていたのだ、と。私は自分に驚いた。恐怖の中に喜びも僅かに混じっていることに。もう何がなんだか分からない。悲しい。嬉しい。辛い。けど喜ばしい。ベッドに倒れ込む。無言のまま数分が過ぎた。
ふとハルノ君が側に座り私を起こした。そして、
唇を奪った。
目を見開く。5秒やそこらなのかもしれないのに、20秒はかかっているように感じる。ふと唇が離される。その唇は笑みを浮かべる。「君を愛しているみたいだ。僕は、君と付き合いたいと考えている。」
その笑顔は妖艶さを漂わせて。私はついていけない。そして口は勝手に動いていた。
「少し、考える時間を頂戴。そして、貴方を教えて欲しい。貴方は、なぜ吸血鬼になったのかを。」
この言葉に彼は少しうつむいた。
「僕だって望んでなった訳じゃない」
小さな声だった。蔦は彼の意思のように萎れほどけた。
「あの写真。黒髪の少年は僕でした。あの頃は僕は人間でしたよ。ある時僕は・・・・パードレに言われました。お前は吸血鬼だと。もうバケモノに成り果てて。」
自暴自棄気味にいい放った。
「もう吸血鬼なんかやめたいのに」
~酷く理不尽な遺伝子~
彼が私は可哀想になった。血を吸われて拘束されかけて、酷いことをされたのに、彼の心に浮かぶ昔の彼が私を引き留めた。愛情を抱いた彼を助けたい!そう思ったらすぐ行動へ。
「私がなんとかしてあげる!」
かけた言葉は、彼女の私に言った言葉と同じだった。

如何だったでしょうか?ちょっと露骨かも知れませんがごめんなさい!また次回お楽しみに!グラッツェ!
<2016/10/25 18:40 ユリカ>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.