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やみのたび
- にかいめ -

うう。苦しい。しかも何も見えない。
でも動くと
「目は見えるようにしてあげるけどここから出るな。出たら両親みたいにするぞ!」
と言って私は目に自由が芽生えた。
でも腕だけが使えない。足は使えるけど男たちに切られたのか
血がだらだらでている。痛い。ズキズキするから動かせない。
窓もない場所で暗い日々が続いた。
でもそんな日々が繰り返されたある日男たちは私の監視を見ている最中に
仲間から呼ばれたらしくそのまま出て行ってしまった。
私はそのすきを狙ってこっそり足がズキズキするのを耐えながら音を立てないで
歩いて行った。幸い男たちはいない。
だからそのまま歩いて光が照らす出口に向かって行った。
でも――
そこに男たちがいた。
私は油断して転んでものすごい音が響き渡る。
男たちはそれをみて
「でたなぁ…」
と笑って
「出たから、こうだ!」
といって包丁みたいなもので
ザッ
と足を切り取られた。

<2016/06/19 14:26 未蘭>消しゴム
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