私の世界は何も見えない真っ黒な世界だった。そんなつまらない世界に光をくれた人がいた。
それが誰なのか、覚えてない。
あの透き通った夕焼けの中、あの人との約束は私にとっては希望だった。
私はその人に逢いたい。これは恋情かもしれない。
そんな私がなぜ他の男とデートというようなものを…
私は一応おめかし?をして待ち合わせの公園で待っていた。
そう。今日は山口日向と約束した、日曜日。
「琴音ー!」
「もぉ、大声できやすく呼ばないで……………っ!」
私を大声で呼ぶ彼の方をゆっくり見た。気がつくと私の背中には逞しい腕が回っていた。
「琴音、かわいい。」
「ん、ちょっと、やめなさいよ!人前で!」
彼の猫みたいな仕草にうかつにもキュンとした。
顔を真っ赤にした私が山口を離そうとする。
「琴音、続きはまた後でね?」
山口は私から離れた。私は赤くなった顔を手で覆った。
「きょっ…今日はどこ行くの?」
「琴音の好きな所。」
「はぁ、何それ?私映画が観たいわ。」
「OK」
そんな会話をして私たちは歩き出した。
私の世界は真っ黒だ。昔、光をくれたのはあの人だった。
気づいたら、私の輝きはもう一つだけ増えていた。
それが誰なのか、覚えてない。
あの透き通った夕焼けの中、あの人との約束は私にとっては希望だった。
私はその人に逢いたい。これは恋情かもしれない。
そんな私がなぜ他の男とデートというようなものを…
私は一応おめかし?をして待ち合わせの公園で待っていた。
そう。今日は山口日向と約束した、日曜日。
「琴音ー!」
「もぉ、大声できやすく呼ばないで……………っ!」
私を大声で呼ぶ彼の方をゆっくり見た。気がつくと私の背中には逞しい腕が回っていた。
「琴音、かわいい。」
「ん、ちょっと、やめなさいよ!人前で!」
彼の猫みたいな仕草にうかつにもキュンとした。
顔を真っ赤にした私が山口を離そうとする。
「琴音、続きはまた後でね?」
山口は私から離れた。私は赤くなった顔を手で覆った。
「きょっ…今日はどこ行くの?」
「琴音の好きな所。」
「はぁ、何それ?私映画が観たいわ。」
「OK」
そんな会話をして私たちは歩き出した。
私の世界は真っ黒だ。昔、光をくれたのはあの人だった。
気づいたら、私の輝きはもう一つだけ増えていた。
