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【HQ】また巡り会う
- 見慣れた光景 -

ある日の午後、昼休み中。

「ーー!!!!」

「ーーー!?」

三年の教室前が異常に騒がしかった。

煩いなぁ………なんて思いながら進んでいると頭にガツンと何かが当たる。

「いっ…!!??」

思わずしゃがみこんで、頭を押さえる。

ズキズキする。誰だよ当てた奴。

と相手を恨みながら唸る。

「おい!!大丈夫か!?」

「もーっ、岩ちゃんの馬鹿!!」

「テメェが避けるせいだろが!!」

「避けなきゃタヒぬじゃん!!」

ぎゃあぎゃあ言う二人を見ると、不思議と見慣れた光景のような気がした。

「………………」

ただ唖然と見ていると、二人はこっちに気付き、いい合いを止めた。

「大丈夫か!?ボール当ててスマン!!」

と黒髪の女の子。

「ごめんね~☆岩ちゃんパワー5リラだからさ?」

と茶髪のイケメン。

「黙れクソ川!!」

「ぎゃっ」

………………あれ?何処かで見たことあるような。

「あ_______君…矢野ちゃんじゃん」

「へっ?」

「矢野秀夏ちゃんでしょー?知ってるよ?」

「えっ、何で」

「そりゃ及川さんだもっぎゃふんっ」

あ、殴られた。

「スマン。こいつは放っておいてくれ。アタシは岩浜一(いわはま はじめ)。コイツは及川徹な」

「あ、はい、…えと、矢野秀夏です」

と挨拶をすれば、岩浜さんは立ち上がって及川さんを引っ張り立たせる。

「じゃ、本当に申し訳なかった。そろそろ予鈴が鳴るし、教室戻った方が良い」

「あ、はい」

「じゃあな」

「………」

ぺこ、と礼をして、後ろ姿を見送る。

「…………………何か…………凄い久しぶりに見た……………感じ?」



【少女達三人】が思い出すまで2日。

<2016/09/30 22:18 赤里佐乱>消しゴム
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