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【HQ】また巡り会う
- 伊達工業 -

「もっさぁーん」

そう呼ばれて振り替えれば、後ろには見慣れた友達がいた。

「笹やん、鎌ち!」

と相手に駆け寄る。二人の名前は、笹谷仁(じん)と白鎌靖(しらかまやす)。

あ、私の名前は古茂要。(ふるもかなめ)

鎌ちは一応女だ。一応。

「なぁ、知ってるか?」

「何を?」

「都市伝説」

「都市伝説??」

言い出しっぺは鎌ちだった。何でそんな話知ってるんだろう。

「生まれ変わりって本当にあるってやつ」

「都市伝説っていうのそれ?」

「知らね!」

「駄目じゃん」

でも、生まれ変わりかぁ。ありそうで無いような。

と考えていると後ろから声が掛けられた。

「すいません」

「?」

「落とし物です」

と渡してくれたのは筆箱に付いてたはずのキーホルダー。

「あっ…、ごめんなさい、ありがとうございます」

「いえ」

そういって笑って渡してくれた。

茶髪で、ストレートで、皆が言うイケメンはこう言う人だろう。

「本当にありがとうございました、それじゃあっ」

と言って教室に向かった。





「_______まだ、………持ってたんだ………」

そんな彼の呟きは、廊下に響いて消えていった。

<2016/10/01 07:18 赤里佐乱>消しゴム
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