僕の名前は栗橋圭祐。小学5年生。
趣味は・・・特になし。よく「よお!本田!」といじられたりするけど、特にサッカーとかのスポーツが得意ってわけではないし、どこにでもいそうな普通にいる少年。多分。
今日は7月のいつか。詳しい日付は・・・忘れた。
最近はまだ梅雨とはいえ雨なんか全然降らずに晴れの日が続いている。っていうかもう梅雨明けでいいんじゃね?雨降らないし。
窓の外を見ると、小学1年生が育てているアサガオや木や高いネットで囲まれた広い校庭が見える。
僕は頬杖をつきながらボーーーっと窓の外を眺めていた。
ここは教室の窓側の列の一番後ろから2番目の席。先生にはサボってても滅多には見つからない位置だ。
ただ、前後の席のやつが休んでいるせいで見つかりやすい状況にあるのが気がかりだ。
・・・まあいいか。
こうしてしばらく過ごしていると
「あ、栗橋君。今は漢字ドリルを進める時間ですよ。しっかりとやりなさい。」
・・・案の定バレた。
しょうがないので頬杖をつくのをやめ、漢字ドリルをやっているふりをした。
もう終わってるっつーの・・・。
今は3時間目の国語の時間。教室内は静かで、鉛筆が紙の上を走る音が部屋中に響いている。・・
・・・あと15分。早く終わらないかな・・・。
とりあえずやっているふりをしている僕は漢字ドリルの隅に落書きをしていた。
そうこうしているうちに15分経ったようで、授業が終わった。
あー、やっと終わったか・・・。
休み時間になると一気に気が抜けた。
えーっと、次の時間は・・・算数か。だけど、算数が終われば給食だな・・・。
色々頭の中で考えていると、
「おーい、栗橋!」
遠くから自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。横を向くと、そこには小野が教室のドアから顔をのぞかせていた。
僕は2組だけど小野は3組で、ポッチャリ体型のやつだ。あいつとは小学4年生のときに同じクラスだったので、今でもたまに声をかけてくる。
席を立ち、教室のドアへと向かって声をかけた。
「よう小野、久しぶりだな。話したのはいつ以来だっけ?」
「え、えーっと・・・・いや、分かんねーよそんなん。半月ぶりぐらいじゃねーか?」
「そうだっけ?」
小野は天井を見上げながら考えていた。こういう仕草は4年生の頃からまったく変わっていない。体型もそのままだし。
「あ、そうそう。そうじゃなくて、ノリ貸してくんね?」
「ノリ?・・・ああ、あるよ。」
「じゃあそれ貸して?」
「いいよ。」
自分の机へと戻り、机の中の道具箱をあさった。
えーっと、ノリ・・・ノリ・・・・っと、あ、あった。
ノリを片手に再びドアへと戻った。
「はい、どうぞ。」
「どうも!あ、そうそう。どうせならさ、久しぶりに遊ばね?ほら、稲村とか誘ってさ。」
「いいね。じゃあちょっと待ってて。稲村呼んでくるから。」
稲村は同じクラスのやつで、廊下から2番目の列の前から4番目の席なのだが、いなかった。
「あれ。おかしいな。あいつ・・・休んではなかったと思うんだけどな・・・。」
「え、稲村いない?」
「うん・・・今はいないね。」
「そうか・・・じゃあ、あいつに4時半の俺ん家集合な。言っとけよ。」
「ほーい。」
「んじゃ。ありがとな!」
そう言うと小野は自分のクラスへと帰っていった。
趣味は・・・特になし。よく「よお!本田!」といじられたりするけど、特にサッカーとかのスポーツが得意ってわけではないし、どこにでもいそうな普通にいる少年。多分。
今日は7月のいつか。詳しい日付は・・・忘れた。
最近はまだ梅雨とはいえ雨なんか全然降らずに晴れの日が続いている。っていうかもう梅雨明けでいいんじゃね?雨降らないし。
窓の外を見ると、小学1年生が育てているアサガオや木や高いネットで囲まれた広い校庭が見える。
僕は頬杖をつきながらボーーーっと窓の外を眺めていた。
ここは教室の窓側の列の一番後ろから2番目の席。先生にはサボってても滅多には見つからない位置だ。
ただ、前後の席のやつが休んでいるせいで見つかりやすい状況にあるのが気がかりだ。
・・・まあいいか。
こうしてしばらく過ごしていると
「あ、栗橋君。今は漢字ドリルを進める時間ですよ。しっかりとやりなさい。」
・・・案の定バレた。
しょうがないので頬杖をつくのをやめ、漢字ドリルをやっているふりをした。
もう終わってるっつーの・・・。
今は3時間目の国語の時間。教室内は静かで、鉛筆が紙の上を走る音が部屋中に響いている。・・
・・・あと15分。早く終わらないかな・・・。
とりあえずやっているふりをしている僕は漢字ドリルの隅に落書きをしていた。
そうこうしているうちに15分経ったようで、授業が終わった。
あー、やっと終わったか・・・。
休み時間になると一気に気が抜けた。
えーっと、次の時間は・・・算数か。だけど、算数が終われば給食だな・・・。
色々頭の中で考えていると、
「おーい、栗橋!」
遠くから自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。横を向くと、そこには小野が教室のドアから顔をのぞかせていた。
僕は2組だけど小野は3組で、ポッチャリ体型のやつだ。あいつとは小学4年生のときに同じクラスだったので、今でもたまに声をかけてくる。
席を立ち、教室のドアへと向かって声をかけた。
「よう小野、久しぶりだな。話したのはいつ以来だっけ?」
「え、えーっと・・・・いや、分かんねーよそんなん。半月ぶりぐらいじゃねーか?」
「そうだっけ?」
小野は天井を見上げながら考えていた。こういう仕草は4年生の頃からまったく変わっていない。体型もそのままだし。
「あ、そうそう。そうじゃなくて、ノリ貸してくんね?」
「ノリ?・・・ああ、あるよ。」
「じゃあそれ貸して?」
「いいよ。」
自分の机へと戻り、机の中の道具箱をあさった。
えーっと、ノリ・・・ノリ・・・・っと、あ、あった。
ノリを片手に再びドアへと戻った。
「はい、どうぞ。」
「どうも!あ、そうそう。どうせならさ、久しぶりに遊ばね?ほら、稲村とか誘ってさ。」
「いいね。じゃあちょっと待ってて。稲村呼んでくるから。」
稲村は同じクラスのやつで、廊下から2番目の列の前から4番目の席なのだが、いなかった。
「あれ。おかしいな。あいつ・・・休んではなかったと思うんだけどな・・・。」
「え、稲村いない?」
「うん・・・今はいないね。」
「そうか・・・じゃあ、あいつに4時半の俺ん家集合な。言っとけよ。」
「ほーい。」
「んじゃ。ありがとな!」
そう言うと小野は自分のクラスへと帰っていった。
