「ちょっと来なさい、紗枝」
「ええ~、なんでよ」
「なんでよじゃないわよ、時給5000円でバイトなんて勝手に決めないでよ!」
「いいじゃない。どうせかなり持ってるんでしょ。必要経費じゃない!」
「誰が出すと思ってんのよ!」
「お姉ちゃんに決まってんじゃない」
ブチっ、と何かが切れた音がした。
それは紗希さんの血管か、もしくはこれからの不幸を予兆するように切れた俺の靴紐だったか。
「上等じゃない、ちょっと外出なさい久々に相手をしてあげるわ」
「ふん、前までの私じゃないと思った方がいいわ。今ならお姉ちゃんだって倒せるわ」
「調子に乗らないで、今に私に勝つなんて30年早いわ」
少年漫画みたいな乗りで喧嘩が始まりそうだ。
止めようかとも思ったが圧倒されるような2人の気迫によって近付ける気がしない。
今まさに戦いが始まるというところで
「ふざけてないで話しましょうや」
朔によって空気が変わった。
おお、君は勇者だ!
「あとで覚えときなさいよ」
「当然」
まだ終わらないらしい。
後で頑張ってください、と俺は心の中でつぶやいた。
「ええ~、なんでよ」
「なんでよじゃないわよ、時給5000円でバイトなんて勝手に決めないでよ!」
「いいじゃない。どうせかなり持ってるんでしょ。必要経費じゃない!」
「誰が出すと思ってんのよ!」
「お姉ちゃんに決まってんじゃない」
ブチっ、と何かが切れた音がした。
それは紗希さんの血管か、もしくはこれからの不幸を予兆するように切れた俺の靴紐だったか。
「上等じゃない、ちょっと外出なさい久々に相手をしてあげるわ」
「ふん、前までの私じゃないと思った方がいいわ。今ならお姉ちゃんだって倒せるわ」
「調子に乗らないで、今に私に勝つなんて30年早いわ」
少年漫画みたいな乗りで喧嘩が始まりそうだ。
止めようかとも思ったが圧倒されるような2人の気迫によって近付ける気がしない。
今まさに戦いが始まるというところで
「ふざけてないで話しましょうや」
朔によって空気が変わった。
おお、君は勇者だ!
「あとで覚えときなさいよ」
「当然」
まだ終わらないらしい。
後で頑張ってください、と俺は心の中でつぶやいた。
