「吹雪がセンターバッグか・・・、そういう事ね」
姉さんの作戦を聞いていた僕は1人納得していた、僕1人だけね。
だけど、姉さんは意見は聞いてないと言った、もちろんこれには誰にも敵わない。
「たっく、霊歌も納得できないよな?」
「いや、納得はできる」
「どうしてだよ?」
「そこを自分で考える、それがサッカーでの基本。だけど、僕や監督が言えるのは一つこれは“勝つ為の作戦”だと思うよ」
僕の言葉に反論をし掛けていた皆の口が噤む、そして、この沈黙を破ったのは円堂だった。
監督の作戦に従うそれが円堂の答え、まあ、この試合で最後ではないのだけど・・・黙っておこう。
「霊歌」
「ん?」
「お前もだ!」
「僕はそんな仲良しごっこは嫌いだ、だけど、君達をこの数日見て来て分かった事は僕を楽しませてくれそうだね」
僕はそう言って、皆の元へ行き手を重ねる。
その手を重ねた所にオレンジ色が混ざる、まただ、色が増えた・・・。
「初めてな気がするよ、こうやって誰かと円陣組んでこんな事するのは・・・」
「そうか! なら・・・霊歌は俺達の仲間だ! 今までもそうだけどな!」
「フッ」
「霊歌先輩、初めて笑ったでやんす!」
「僕だって笑うさ、人形じゃあるまいし」
僕の一言にドッと雷門の皆が笑う、こうやって笑うのもプロミネンスの時はあまりなかった。
それが嬉しかったのか僕は無意識に笑っていた、久しぶりだ、エイリア学園が出来てから僕は笑う事も忘れていた気がする、全部が偽物の笑顔だったかもしれない。
でも・・・今は・・・僕を仲間として認めてくれている大切な仲間が居るんだ。
「勝つぞ!!」
「「「「「おう!!!!!」」」」」
僕達の声が暗雲広がる空とグラウンドに響き渡る。
「おい、染岡」
「んだよって、お前・・・今、俺の名前・・・」
「あぁ、呼んださ。何かおかしい所でもあるかい? それともずっとピンク頭って呼ばれたいかい?」
「いや、合ってるよ。てか、いちいちイラつかせる言い方はやめろよな。」
「へいへい」
僕はそう言って、FWのポジションに就く。
さあ、試合の開始だ・・・。
~ベンチ(瞳子視点)~
「凄いですよ、霊歌先輩!」
「えぇ、いつも通りのプレイだけど今までとは違うプレイね」
霊歌が心を開いた、それがプレイに表れてるわね。
初めて霊歌に会った時はこの子の笑顔が見たいそう思った、だけど、エイリア学園に入ったと聞いた時はあの子は納得が出来るだろうかと心配になったが、霊歌は自分の意思でエイリア学園を裏切った、それが大好きだった父さんの願いだとしても・・・。
「それに霊歌さんのプレイに皆さん付いて来れていますよ!」
「前まで付いて来れなかったのに・・・」
「霊歌さんが心を開いた証拠ね、彼女からも笑みが零れてるわ」
「わあ! 本当ですね!」
霊歌・・・貴方には前の仲間が居るわ、だけど、その仲間を敵に回してしまった時が貴方の壁になる
それを忘れていないわね・・・?
続く
姉さんの作戦を聞いていた僕は1人納得していた、僕1人だけね。
だけど、姉さんは意見は聞いてないと言った、もちろんこれには誰にも敵わない。
「たっく、霊歌も納得できないよな?」
「いや、納得はできる」
「どうしてだよ?」
「そこを自分で考える、それがサッカーでの基本。だけど、僕や監督が言えるのは一つこれは“勝つ為の作戦”だと思うよ」
僕の言葉に反論をし掛けていた皆の口が噤む、そして、この沈黙を破ったのは円堂だった。
監督の作戦に従うそれが円堂の答え、まあ、この試合で最後ではないのだけど・・・黙っておこう。
「霊歌」
「ん?」
「お前もだ!」
「僕はそんな仲良しごっこは嫌いだ、だけど、君達をこの数日見て来て分かった事は僕を楽しませてくれそうだね」
僕はそう言って、皆の元へ行き手を重ねる。
その手を重ねた所にオレンジ色が混ざる、まただ、色が増えた・・・。
「初めてな気がするよ、こうやって誰かと円陣組んでこんな事するのは・・・」
「そうか! なら・・・霊歌は俺達の仲間だ! 今までもそうだけどな!」
「フッ」
「霊歌先輩、初めて笑ったでやんす!」
「僕だって笑うさ、人形じゃあるまいし」
僕の一言にドッと雷門の皆が笑う、こうやって笑うのもプロミネンスの時はあまりなかった。
それが嬉しかったのか僕は無意識に笑っていた、久しぶりだ、エイリア学園が出来てから僕は笑う事も忘れていた気がする、全部が偽物の笑顔だったかもしれない。
でも・・・今は・・・僕を仲間として認めてくれている大切な仲間が居るんだ。
「勝つぞ!!」
「「「「「おう!!!!!」」」」」
僕達の声が暗雲広がる空とグラウンドに響き渡る。
「おい、染岡」
「んだよって、お前・・・今、俺の名前・・・」
「あぁ、呼んださ。何かおかしい所でもあるかい? それともずっとピンク頭って呼ばれたいかい?」
「いや、合ってるよ。てか、いちいちイラつかせる言い方はやめろよな。」
「へいへい」
僕はそう言って、FWのポジションに就く。
さあ、試合の開始だ・・・。
~ベンチ(瞳子視点)~
「凄いですよ、霊歌先輩!」
「えぇ、いつも通りのプレイだけど今までとは違うプレイね」
霊歌が心を開いた、それがプレイに表れてるわね。
初めて霊歌に会った時はこの子の笑顔が見たいそう思った、だけど、エイリア学園に入ったと聞いた時はあの子は納得が出来るだろうかと心配になったが、霊歌は自分の意思でエイリア学園を裏切った、それが大好きだった父さんの願いだとしても・・・。
「それに霊歌さんのプレイに皆さん付いて来れていますよ!」
「前まで付いて来れなかったのに・・・」
「霊歌さんが心を開いた証拠ね、彼女からも笑みが零れてるわ」
「わあ! 本当ですね!」
霊歌・・・貴方には前の仲間が居るわ、だけど、その仲間を敵に回してしまった時が貴方の壁になる
それを忘れていないわね・・・?
続く
