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イナズマイレブン~赤髪の死神~
- 第20話勝利から戦いへ -

「一之瀬、パンドラからボールを奪ったら上がれ!」

「分かった!」

僕の指示に一之瀬は大きく頷く、そして、次に鬼道の指示が入る。
吹雪にボールが渡るが、ディフェンス陣が止めに入る。

「吹「分かってら!」

僕が指示を出そうとした時、吹雪はすぐに染岡にパスを渡した。
さすがじゃん、言わなくても分かる・・・か・・・、けっこういい奴かもな。
すると、染岡のドラゴンクラッシュが成長を遂げる。

「ワイバーンクラッシュ!!」

「何ッ!」

さすがのゴルレオも驚きを見せる、そして、1-1の同点となった。
ジェミニストームの皆を見れば放心状態に近い状態だった、僕は染岡の所に行く前にレーゼの所に行く。

「レーゼ、君達から何故彼奴らが点を奪えたか分かるかい?」

「?」

「彼らには諦めってんのがないのさ」

僕はそう言うと、染岡の所に行く。
染岡は僕を見つけるなりどうだ! と聞いて来る。

「さすがだね、吹雪も僕の指示なくやってくれて感謝するよ」

「へッ! あんたも良いディフェンスだぜ」

「フッ、さあ! 逆転を狙おうか!」

「霊歌の言う通りだ! 皆勝つぞ!!」

そして、試合は再開。
此処で焦りを出し始めるレーゼとジェミニストーム。

「我々が只の人間に負けるなどあり得ない!!」

来たか・・・。

「ディフェンス!」

「「あぁ!/はいっす!」」

僕の指示に壁山と塔子、そして僕がディフェンスを固める。

「「ユニバースブラスト!!」」

「「「ゲージロック!/ザ・タワー!/ザ・ウォール!」」」

だけど、やっぱりディフェンスは破られ円堂のみとなった。
さっきみたいに爆裂パンチで行けば、本気でヤバイ、だけど・・・円堂なら大丈夫だろう。
僕は仲間として認めた奴は信じる太刀だ、此処で予想を裏切ったら僕は何するか分からない。

「マジン・ザ・ハンド! (止めてやる・・・! 怪我をした仲間達の痛み、学校を壊された人達の悲しみ!! そして・・・サッカーを破壊の道具にされた怒り!! 今此処で、終わらせる!!)」

「何ッ!?」

なんと円堂がユニバースブラストを止めた、さすが僕が認めたキャプテンだ。
そして、反撃に出る。
僕にボールが回って来ると、僕はすぐにパスを出して指示に出る。
最初の頃の僕はボールを回って来るのもめんどくさくて嫌だったけど、このチームとならエイリア学園に勝てる何処かでそう変わったのかもしれない。
だから、僕はエイリア学園でプロミネンスの司令塔だった時の感覚で今は雷門の裏の司令塔をやろう。

「染岡に回せ!」

染岡にパスが来ると、やっぱりジェミニストームのディフェンス陣は染岡に警戒してやって来る。
染岡・・・お願いだ、此処で吹雪に回してくれ! 僕はそう思いながらあえて染岡に指示を出さない。
そこまで分からないバカじゃない、そう思うからな。

「吹雪!行けぇ!! 吹雪!!」

「!? 染岡! おう!! 吹き荒れろ・・・『エターナルブリザード』!」

「う・・・うわぁぁぁぁぁ!」

ゴールが決まる、そこで後半終了つまり試合終了の合図の笛が鳴り響いた。
その笛を聞いた雷門はその場で歓喜の声が上がる、僕はそんな歓喜な声を出さずレーゼ達の所に行き、レーゼと目が合う様にしゃがむ。

「ジャスパーさ「今は、霊歌でいい。“リュウジ”」! 霊歌・・・」

「よく頑張ったね、でも、もう大丈夫だから・・・。大夢も希望も皆もよく頑張ったね」

「霊歌・・・、でも、父さんは・・・」

「知ってるさ、あの人がこれで止まる訳がない。でも、止めてみせるよ、約束する」

リュウジにそう言うと、リュウジは薄らと涙を貯めてコクッと頷いた。
辛いって事は僕も知っていた、だから、こんな形で君を止める事しか出来なかった。
“追放”される事を僕は一番に知っているのにね・・・。
その時だ、黒い霧が僕の足元や周りを漂い始める、あいつ等が来たのか・・・。

「リュウジ・・・」

「大丈夫だよ、俺は・・・」

「あぁ、少しの間さよならだな」

「うん、そうだね。頑張ってね、霊歌」

リュウジの声でそう言った、僕はリュウジから離れると声が聞こえた。
その声は白恋中に響く様にこう言った。

『無様だぞ! レーゼ!!』

その姿はリュウジ達より上のランクの者だった・・・。

続く

ファーストランク・イプシロンが姿を現す!
一同は北海道を離れ、霊歌は追放されてしまったレーゼ達を想い戦いに挑む。
一方でエイリア学園ではエイリア学園全体が霊歌を連れ戻すと言う事が決まった。
<2016/11/03 21:28 死神>消しゴム
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