「で・・・デザーム様!」
リュウジが最後まで宇宙人の役をやり切る、追放と分かっての事だ、僕もそれならば敵のフリをしようかな? 僕がそう思った時、ゼルと目が合う。
「デザーム様・・・」
「ん?」
僕を見るな、僕を見るな、そう言いたいけど後ろには雷門だ。
まず僕がこんな事を言えばあいつ等とはどんな関係だと言われる、だから、まあ、耐えています。
「貴様が緋音霊歌か・・・、お前に教えておいておこう。貴様はエイリア学園に入る気はないか?」
「全力でお断りだね」
「やはりか・・・、我々が常に監視されている事を忘れるな・・・」
常に・・・か・・・。
じゃあ、あそこに居るグランも監視役って訳かな? たっく、常に監視されてるってストーカーかよ。
そして、デザームは僕からリュウジ達に目を移して追放すると言い放った。
デザームは黒いボールをジェミニストームの所まで打つと、リュウジ達はすでに俺達の前には居なかった。
「エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロン。地球の民よ、やがてエイリア学園の真の力を思い知るがよい」
そう言ってデザーム達は消えて行った、そして、僕は後ろを振り向くとそこにはもうグランの姿はなかった。
宇宙人との戦いが終わっていない、それを分かった時の円堂達は動揺を隠せないでいた。
動揺してないのは僕と姉さんぐらいだろう・・・。
そして、僕達は北海道を離れる日がやって来た。
「またね。みんな」
「霊歌ちゃん、また遊びに来てほしいべ!」
「うん、今度は僕の友達も連れて来るよ」
「約束だ~!」
「あぁ」
僕は白恋中の皆とそう約束してキャラバンに入る、僕の席は何故にかゴーグル野郎こと鬼道だ。
「誰がゴーグル野郎だ」
「お前だ、と言うか僕の心を読まないでくれません? 変態っすよ」
「それで変態呼わばりとは世も末だな」
「それ僕が言えば世の中終わりって受け止めていいかな?」
「俺はそう言ったつもりだ」
「君って本当にデリカシーの欠片もないね」
僕と鬼道は皮肉な言葉をぶつけあいながらお互いを睨みつける、何だろう? こいつとは仲良く出来なさそうだな、うん。
「お兄ちゃん、霊歌先輩、仲が良いですね」
「春奈、バカを言うな。こんな奴と仲が良ければな」
「そうだそうだ、僕はこいつを仲良しとは認めんしただの皮肉男さ」
「そう言うお前は皮肉女だな」
「んだと?」 「やるのか?」
火花が散ると同時に夏未からのお叱りがやって来た、僕は聞いてるフリをしながら移り変わる景色を見ていた、やっと寒い所から解放された嬉しさと白恋の皆と離れた寂しさが半分ずつあった。
それにしても・・・常に監視してるか・・・、父さん達が何を仕出かすか分からないし、少し様子見だな。
(リュウジ達も分かっていたんだよな、これが間違ってるって・・・。あの石なんか降らなければ・・・)
「霊歌さん、聞いてる!?」
「あぁ、聞いてるよ。出来るだけ、ゴーグル野郎に喧嘩を売らないって話だろ?」
「ゴーグル野郎とは本当に失敬な女だな」
「僕の性格は元々こうだからね」
「二人とも!」
リュウジ達が抑えていた思い・・・、僕が叶えなきゃ・・・。
~その頃、エイリア学園(???視点)~
「そうですか、報告ありがとうございます。グラン」
父さんはお茶を啜りながらいつも浮かべている優しい笑みでそう言った、僕は父さんに尽くす、ジャスパーとは違ってね・・・。
「はい、それよりジャスパーはどうしますか?」
「そうですね・・・彼女の力は我々エイリア学園にとって必要不可欠な存在。グラン、バーンとガゼルそしてデザームに伝えておいてください。『ジャスパーを連れ戻す事』を・・・」
「分かりました、父さん・・・」
ジャスパー、君が雷門に残る意思があろうとも俺達が連れ戻す事を忘れないでね・・・。
続く
リュウジが最後まで宇宙人の役をやり切る、追放と分かっての事だ、僕もそれならば敵のフリをしようかな? 僕がそう思った時、ゼルと目が合う。
「デザーム様・・・」
「ん?」
僕を見るな、僕を見るな、そう言いたいけど後ろには雷門だ。
まず僕がこんな事を言えばあいつ等とはどんな関係だと言われる、だから、まあ、耐えています。
「貴様が緋音霊歌か・・・、お前に教えておいておこう。貴様はエイリア学園に入る気はないか?」
「全力でお断りだね」
「やはりか・・・、我々が常に監視されている事を忘れるな・・・」
常に・・・か・・・。
じゃあ、あそこに居るグランも監視役って訳かな? たっく、常に監視されてるってストーカーかよ。
そして、デザームは僕からリュウジ達に目を移して追放すると言い放った。
デザームは黒いボールをジェミニストームの所まで打つと、リュウジ達はすでに俺達の前には居なかった。
「エイリア学園ファーストランクチーム・イプシロン。地球の民よ、やがてエイリア学園の真の力を思い知るがよい」
そう言ってデザーム達は消えて行った、そして、僕は後ろを振り向くとそこにはもうグランの姿はなかった。
宇宙人との戦いが終わっていない、それを分かった時の円堂達は動揺を隠せないでいた。
動揺してないのは僕と姉さんぐらいだろう・・・。
そして、僕達は北海道を離れる日がやって来た。
「またね。みんな」
「霊歌ちゃん、また遊びに来てほしいべ!」
「うん、今度は僕の友達も連れて来るよ」
「約束だ~!」
「あぁ」
僕は白恋中の皆とそう約束してキャラバンに入る、僕の席は何故にかゴーグル野郎こと鬼道だ。
「誰がゴーグル野郎だ」
「お前だ、と言うか僕の心を読まないでくれません? 変態っすよ」
「それで変態呼わばりとは世も末だな」
「それ僕が言えば世の中終わりって受け止めていいかな?」
「俺はそう言ったつもりだ」
「君って本当にデリカシーの欠片もないね」
僕と鬼道は皮肉な言葉をぶつけあいながらお互いを睨みつける、何だろう? こいつとは仲良く出来なさそうだな、うん。
「お兄ちゃん、霊歌先輩、仲が良いですね」
「春奈、バカを言うな。こんな奴と仲が良ければな」
「そうだそうだ、僕はこいつを仲良しとは認めんしただの皮肉男さ」
「そう言うお前は皮肉女だな」
「んだと?」 「やるのか?」
火花が散ると同時に夏未からのお叱りがやって来た、僕は聞いてるフリをしながら移り変わる景色を見ていた、やっと寒い所から解放された嬉しさと白恋の皆と離れた寂しさが半分ずつあった。
それにしても・・・常に監視してるか・・・、父さん達が何を仕出かすか分からないし、少し様子見だな。
(リュウジ達も分かっていたんだよな、これが間違ってるって・・・。あの石なんか降らなければ・・・)
「霊歌さん、聞いてる!?」
「あぁ、聞いてるよ。出来るだけ、ゴーグル野郎に喧嘩を売らないって話だろ?」
「ゴーグル野郎とは本当に失敬な女だな」
「僕の性格は元々こうだからね」
「二人とも!」
リュウジ達が抑えていた思い・・・、僕が叶えなきゃ・・・。
~その頃、エイリア学園(???視点)~
「そうですか、報告ありがとうございます。グラン」
父さんはお茶を啜りながらいつも浮かべている優しい笑みでそう言った、僕は父さんに尽くす、ジャスパーとは違ってね・・・。
「はい、それよりジャスパーはどうしますか?」
「そうですね・・・彼女の力は我々エイリア学園にとって必要不可欠な存在。グラン、バーンとガゼルそしてデザームに伝えておいてください。『ジャスパーを連れ戻す事』を・・・」
「分かりました、父さん・・・」
ジャスパー、君が雷門に残る意思があろうとも俺達が連れ戻す事を忘れないでね・・・。
続く
