翌日、漫遊寺中と別れの日がやって来た。
「それでは緋音殿、またお会いしましょう」
「あぁ、皆も元気でな。・・・小暮は?」
僕は影田に聞くと、影田は何処かへ行ってしまったと言った。
最後に話でもしておきたかったけど、居ないならしょうがないな・・・。
「それでは、監督さんも元気にしなよ」
「あぁ・・・緋音殿、そして、そこの御嬢さん」
「はい?」
「小暮への気遣いそして心遣い感謝をしています、きっと小暮の心にも届いたでしょう。緋音殿、貴方の過去もそろそろ雷門の皆様方に話したらどうでしょう? きっと彼らなら貴方の閉ざしていた心も開く筈ですよ」
「・・・いつか・・・ね・・・」
僕はそう言ってキャラバンに乗る、そして漫遊寺中を離れキャラバンの中では小暮の話題でいっぱいだった、僕はと言うと何故か鬼道に見られながら外の光景を見ている。
それにしても何で此奴は僕の事を見てるんだろ? さすがそろそろうざいので声を掛けようか。
「おい」
「何だ?」
「何だ? はこっちのセリフだ。ゴーグル野郎、いつまで僕の事を見てんだよ? 監視なら不要だよ」
「すまんな」
こいつ・・・僕は大きな溜息を吐き、窓の外を見た。
これから先の事を考えないといけないな、エイリア学園は今僕を攫う事と雷門を潰す事をきっと目的としている。
これはこれでめんどくさいな、自分の身を守りながら仲間の身も守れってか? 神様どんな試練を俺に与えてんだか・・・。
「小暮君!?」
「へっ・・・って、うわ!? おま・・・」
「うっしっし!」
僕は春奈の声で我に返ると、いつの間に潜り込んだのか小暮が僕の膝に座っているではないか。
流石の僕もびっくりしてボケッとしてしまった、そして、一旦キャラバンを止め、僕は姉さんと一緒に漫遊寺の監督に小暮の事を話した。
「あんた・・・全部知ってやっただろ?」
『おやおや、緋音殿の勘は鋭い物ですね。貴方に小暮を任せれば、小暮も彼らに心を開くと思ったのですが・・・』
「初っ端から開いてる様にもこっちには見える、まあ、あいつもあいつなりで頑張ってるんだ。見れるだけ面倒は見る。・・・それに、俺の正体も気づいてんだろ? 俺が元は何の正体かも」
『深入りはしません、貴方の思うようにお察し下さい』
この監督・・・絶対会った時から僕の正体に気づいていた、僕がエイリア学園の奴だって事を・・・。
僕と姉さんは漫遊寺の監督との話も終わり、キャラバンへ戻ろうとした時僕はふと視線を感じてその場所を振り返ればエージェントの姿があった。
あの野郎共・・・僕は軽い舌打ちをして、キャラバンへ入るとムカついていた気持ちがすぐにどっかへ行った。
「あんたら何したいんだ?」
「小暮君が・・・」
初っ端から小暮の悪戯が心配になって来た、そして、新たに小暮が仲間に加わりキャラバンは目的地へと走る。
「それにしても、霊歌も良く笑うようになったよね」
「そうか、一之瀬?」
「あぁ、最初こそは嫌味と悪口しか言って来なかったから」
「あ・・・あはは」
「確かにそうね、まるで人を寄せ付けないような雰囲気も漂っていた、けど、今は・・・そんな雰囲気も感じないわ」
夏未さんと一之瀬さん、あんた達は人の傷に塩を塗るタイプですね。
まあ、全部が全部事実だから否定もしないけど・・・結構グサグサ来た。
その時だった、姉さんのケータイから着信音が聞こえた、メールだ。
「影山が愛媛にて真・帝国学園を設立した!?」
影山・・・が・・・?
続く
「それでは緋音殿、またお会いしましょう」
「あぁ、皆も元気でな。・・・小暮は?」
僕は影田に聞くと、影田は何処かへ行ってしまったと言った。
最後に話でもしておきたかったけど、居ないならしょうがないな・・・。
「それでは、監督さんも元気にしなよ」
「あぁ・・・緋音殿、そして、そこの御嬢さん」
「はい?」
「小暮への気遣いそして心遣い感謝をしています、きっと小暮の心にも届いたでしょう。緋音殿、貴方の過去もそろそろ雷門の皆様方に話したらどうでしょう? きっと彼らなら貴方の閉ざしていた心も開く筈ですよ」
「・・・いつか・・・ね・・・」
僕はそう言ってキャラバンに乗る、そして漫遊寺中を離れキャラバンの中では小暮の話題でいっぱいだった、僕はと言うと何故か鬼道に見られながら外の光景を見ている。
それにしても何で此奴は僕の事を見てるんだろ? さすがそろそろうざいので声を掛けようか。
「おい」
「何だ?」
「何だ? はこっちのセリフだ。ゴーグル野郎、いつまで僕の事を見てんだよ? 監視なら不要だよ」
「すまんな」
こいつ・・・僕は大きな溜息を吐き、窓の外を見た。
これから先の事を考えないといけないな、エイリア学園は今僕を攫う事と雷門を潰す事をきっと目的としている。
これはこれでめんどくさいな、自分の身を守りながら仲間の身も守れってか? 神様どんな試練を俺に与えてんだか・・・。
「小暮君!?」
「へっ・・・って、うわ!? おま・・・」
「うっしっし!」
僕は春奈の声で我に返ると、いつの間に潜り込んだのか小暮が僕の膝に座っているではないか。
流石の僕もびっくりしてボケッとしてしまった、そして、一旦キャラバンを止め、僕は姉さんと一緒に漫遊寺の監督に小暮の事を話した。
「あんた・・・全部知ってやっただろ?」
『おやおや、緋音殿の勘は鋭い物ですね。貴方に小暮を任せれば、小暮も彼らに心を開くと思ったのですが・・・』
「初っ端から開いてる様にもこっちには見える、まあ、あいつもあいつなりで頑張ってるんだ。見れるだけ面倒は見る。・・・それに、俺の正体も気づいてんだろ? 俺が元は何の正体かも」
『深入りはしません、貴方の思うようにお察し下さい』
この監督・・・絶対会った時から僕の正体に気づいていた、僕がエイリア学園の奴だって事を・・・。
僕と姉さんは漫遊寺の監督との話も終わり、キャラバンへ戻ろうとした時僕はふと視線を感じてその場所を振り返ればエージェントの姿があった。
あの野郎共・・・僕は軽い舌打ちをして、キャラバンへ入るとムカついていた気持ちがすぐにどっかへ行った。
「あんたら何したいんだ?」
「小暮君が・・・」
初っ端から小暮の悪戯が心配になって来た、そして、新たに小暮が仲間に加わりキャラバンは目的地へと走る。
「それにしても、霊歌も良く笑うようになったよね」
「そうか、一之瀬?」
「あぁ、最初こそは嫌味と悪口しか言って来なかったから」
「あ・・・あはは」
「確かにそうね、まるで人を寄せ付けないような雰囲気も漂っていた、けど、今は・・・そんな雰囲気も感じないわ」
夏未さんと一之瀬さん、あんた達は人の傷に塩を塗るタイプですね。
まあ、全部が全部事実だから否定もしないけど・・・結構グサグサ来た。
その時だった、姉さんのケータイから着信音が聞こえた、メールだ。
「影山が愛媛にて真・帝国学園を設立した!?」
影山・・・が・・・?
続く
