おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
イナズマイレブン~赤髪の死神~
- 第40話修練場 -

僕は今・・・呆然としている。
リカたちの強さの秘密、それはなんと僕達が使っていた修練場での特訓だった! そりゃ空中戦も中々上手い筈ですわ。
それにしても・・・まあ、綺麗にデコちゃってくれて・・・。
一瞬だけ寒気を覚えたよ。

「ダーリンとカロリーナの顔も書いとうたろか?」

「遠慮しておきます」

「あ・・・あははは」

「僕少し席を外すからね~」

「あ、カロリーナが行くならうちも~!」

来なくて結構です! 僕は全力で逃げやっとリカが来ない所まで来ると拳を震わせて叫ぶ。

「ゴラァァァ!! 師匠!!」

「うお!」

「はぁーはぁー・・・何チーム率いてここに居るんっすか!? まさかと思いますけど・・・」

僕が恐る恐る聞くと、ネッパーがカメラを差し出しては僕以外のチームメイト全員は笑い堪え、僕の様子を窺っていた。
それは動画で僕がカロリーナと呼ばれるところから始まっていた・・・。
僕はそれを無言で蹴り壊して真っ黒いオーラを出しながら、バーン達を見る。

「はぁ、はぁ、はぁ」

「落ち着けって、なあ?」

「これでどう落ち着けと? まあ、いいですけど」

「お、今日は大人しく引き下がったな」

「別に(今日は疲れたからなんて言える訳がございません)。後、この事ガゼルやグランに言ったら全員の記憶全部消しますからね!」

「こえぇ・・・」

「それじゃあ、僕は戻りますんで!」

はあ~、まさか見られていたとは恥ずかしいですね、今から死んだ方が良いですよ!? それもネッパーにも見られていた、あいつは何かとからかうからな・・・。
彼奴の記憶から抹消するか・・・。
そんな事を考えながら皆の所に戻れば、目金がヒーヒー言いながら特訓をやっていた。

「何やってんの?」

「さあ?」

そう言えば、此処で毎度僕も吹っ飛ばされていたな。
今思えば懐かしいな~、バーンもガゼルも吹っ飛ばされては、ぎゃんぎゃん言い合ってたな。
思い出に浸っていると鬼道が声を掛けて来た、どうやら此処で特訓するらしい。

「そう・・・」

「どうした?」

「あ、いや、師匠の事を思い出しただけでね。まあ、同い年だけど」

「師匠? お前の技や空中戦を教えてくれた奴か?」

「うん、まあ尊敬は出来ないと言われたら嘘になるかな? いつも仲間に信頼されてこんな僕でもよく突っ掛って来たんだ。バカで短気で好戦的な奴だったんだけど・・・今は・・・ちょっとね」

「いつか・・・会ってみたいものだ」

多分会えますよ? エイリア学園に居ますから・・・。
何て事は言えず僕と鬼道は皆の元へ行った、そして練習や特訓を続けてとうとうイプシロン戦にやって来た。
何だろうな・・・今まで疲れた事ってリカに追い掛け回された事しかない。
そう思った時、黒いボールが降ってくる。

「来た・・・、さあてどうせこの試合グランも見てるだろうね」

辺りを見回すけど、そう言えばと思い思い出す。
此処って観戦する場所がない、観戦できるところと言えばベンチか外ぐらい。
多分・・・外に居るだろうな。
そして、前半戦の出る選手が決まる。
僕とリカはFWに、何でよりによってリカなのかというツッコミはしないでおく。

「頑張ろうな! カロリーナ!」

「あ・・・あぁ」

「この一戦で全てが決まる! これを最後の戦いにするのよ! 必ず勝ちなさい!!」

相当焦ってない? 姉さん。
だけどそれを分からない円堂達は大きく返事をした、チラッとデザーム達を見ればゼルとデザームが何か喋っていた。
そして、試合は開始。

「さぁて、イプシロンの力・・・見せて貰おうかな?」

続く




イプシロンへのリベンジに燃える雷門。
そしてアツヤと吹雪の人格にいち早く気づく霊歌。
運命の歯車はどんどん変わってゆく・・・。
<2016/11/12 18:08 死神>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.