鬼道のパス回しの指示も聞こえない程に吹雪は勝手に前線へ上がって行く。
たっく・・・! あのバカ! 僕は怒鳴りたいのを必死に抑え吹雪の後を追い掛ける。
「吹雪! パスだって!」
「うるせぇ! 此処で決めなきゃ・・・“俺”は居る意味がねぇんだ!!」
俺? あれ? 吹雪の一人称って確か僕だったよね? やっぱり・・・人格が変わったとしか考えられない。
そして、吹雪の1発目のエターナルブリザードが放たれる。
ディフェンスと言ったらがら空きですよ? 一瞬ビックリした~。
「待っていたぞ・・・! このシュート・・・あの時は遠距離から打ってあのパワー・・・。この距離ならどれだけ強烈か!! 『ワームホール』」
やっと技を出したか・・・ワームホールか・・・久しぶりだな。
でも、あんな距離から・・・よく止められたな・・・、いや、グレントでも止められるか、後ベルガとネロも。
まあ、僕もGK経験はあるから止められるけどね。
そして、試合は再開されたが吹雪はまた自分勝手なプレイで上がって行く。
あのバカ、本当に何やってんだが・・・! そして、またもやエターナルブリザードで打つがワームホールで止めるデザーム。
「攻撃せよ、戦術時間7.4だ」
出た・・・デザームの的確指示。
ありゃ苦手だから早めに潰すか、シュート態勢に入ったゼルに僕は立ちはだかる。
「やあ」
「ッ!」
「ゲージロック!」
僕がそう言うと地面から檻がゼルに四方八方に出て来る、完全閉じ込められ僕はボールを奪う。
この距離からじゃあ威力は落ちるかもね・・・。
「赤髪の死神の処刑・・・受けて見る? 『チェックメイト』!」
僕の周りから黒いピエロがケラケら笑いながら鋭利な刃物でボールを突き刺し、僕はボールを蹴る。
どうだ? 僕はジッとボールを見るがデザームに受け止められる。
やっぱり・・・そしてピーッと前半戦終了の笛が鳴り響いた。
僕はトイレと称して通路でドリンクを飲んでいる。
「ゴホ・・・ゴホ・・・やっぱ、まだ回復はしてないようだね。病源菌も強いね~」
ヒートから貰った薬を1粒口に運ぶ、ヒート曰く良く効くらしい。
「ふぅ~・・・」
僕は薬を飲み込むとメトロンやマキュアの言葉を思い出す。
『貴方様を連れ戻す為なのです』
『マキュア、ジャスパー様に戻って来てほしいんです!』
僕を連れ戻そうとする皆の気持ち、僕を仲間として認めている雷門の皆の気持ち・・・天秤に量ればなんて重い物だろう・・・。
どうやれば? どうすれば? 解決策に繋がるんだろう? 悶々と悩んでしまう。
こんな迷うのは初めてだ、全く・・・理解不能だ。
「霊歌~」
「あ、土門」
「そろそろ後半戦始まるぜ、今日も頼りにしてるからな!」
「あぁ、それと・・・吹雪の様子さ変じゃなかった?」
「は? いつもの事だろ」
土門は不思議そうな顔をして言うから、僕は何も言えなかった。
吹雪自身に聞こう、この試合終わった方後にね・・・。
そして、後半戦開始早々イプシロンは此方の陣内に入る、一体どんな指示をしたんだか・・・。
「吹雪!! ブレスして!!」
僕はそう言うと吹雪は急に苦しそうな表情をしながらマフラーに手をやった。
だけど、クリプトからボールを奪った吹雪は苦しそうな表情をしたままボールを風丸に渡す。
「『疾風ダッシュ』! しまった・・・!!」
この後半戦でかなりスピードを上げてる、エイリア石の力はこれほどまでに・・・。
マキュアにボールが渡った時、吹雪の様子はまた変わった。
なんと強引にもマキュアからボールを奪う。
「マキュア彼奴嫌い!!」
そう言ってあげないでくれ、それにしても・・・皮肉だね・・・。
まるで昔の・・・僕を見てるようだ、人は強さを求めるとあぁなんるんだからさ。
3発目のエターナルブリザードはデザームに向かう、デザームはやはり技を止める。
それからと言う物どれだけ打ってもデザームは止めに入る、そしてとうとう・・・イプシロンの連携技が入る。
「「「ガイアブレイク!!!」」」
さすがの円堂もこれは止められず、先制点はイプシロンとなった。
そしてもう何発か分からないエターナルブリザードを打つ吹雪、本当に昔の僕を見てるみたい。
だけど、デザームが押されている・・・こんな事もあるんだね・・・。
僕がそう思った時、点が入ったと告げる笛が鳴り響く。
「やったーーーー!!」
僕は皆と少し離れデザームの方へ行く。
「どう?」
「楽しいですね、さすがジャスパー様が認めたチームです」
「あまり大声で言わないでね、それで怪しまれたら終わりだから」
「はい、承知です・・・。ですが、本当にプロミネンスには戻らないつもりですか?」
「え?」
「バーン様も貴方の事を心配しているのです、だから、連れ戻したいのです」
バーン・・・僕の事そんなに心配してたんだ、だけど、すぐに試合は再開になった。
僕は考え事をしながら走っているとボールを奪われてしまう、やっちまった! 僕がそう思う前にまたガイアブレイクが放たれる。
「俺だって・・・! 『マジン・ザ・ハンド』!」
さっきは止められなかったガイアブレイクはすっぽりと円堂の手にあった、僕は驚きその反対にイプシロンの皆は楽しんでいた。
続く
たっく・・・! あのバカ! 僕は怒鳴りたいのを必死に抑え吹雪の後を追い掛ける。
「吹雪! パスだって!」
「うるせぇ! 此処で決めなきゃ・・・“俺”は居る意味がねぇんだ!!」
俺? あれ? 吹雪の一人称って確か僕だったよね? やっぱり・・・人格が変わったとしか考えられない。
そして、吹雪の1発目のエターナルブリザードが放たれる。
ディフェンスと言ったらがら空きですよ? 一瞬ビックリした~。
「待っていたぞ・・・! このシュート・・・あの時は遠距離から打ってあのパワー・・・。この距離ならどれだけ強烈か!! 『ワームホール』」
やっと技を出したか・・・ワームホールか・・・久しぶりだな。
でも、あんな距離から・・・よく止められたな・・・、いや、グレントでも止められるか、後ベルガとネロも。
まあ、僕もGK経験はあるから止められるけどね。
そして、試合は再開されたが吹雪はまた自分勝手なプレイで上がって行く。
あのバカ、本当に何やってんだが・・・! そして、またもやエターナルブリザードで打つがワームホールで止めるデザーム。
「攻撃せよ、戦術時間7.4だ」
出た・・・デザームの的確指示。
ありゃ苦手だから早めに潰すか、シュート態勢に入ったゼルに僕は立ちはだかる。
「やあ」
「ッ!」
「ゲージロック!」
僕がそう言うと地面から檻がゼルに四方八方に出て来る、完全閉じ込められ僕はボールを奪う。
この距離からじゃあ威力は落ちるかもね・・・。
「赤髪の死神の処刑・・・受けて見る? 『チェックメイト』!」
僕の周りから黒いピエロがケラケら笑いながら鋭利な刃物でボールを突き刺し、僕はボールを蹴る。
どうだ? 僕はジッとボールを見るがデザームに受け止められる。
やっぱり・・・そしてピーッと前半戦終了の笛が鳴り響いた。
僕はトイレと称して通路でドリンクを飲んでいる。
「ゴホ・・・ゴホ・・・やっぱ、まだ回復はしてないようだね。病源菌も強いね~」
ヒートから貰った薬を1粒口に運ぶ、ヒート曰く良く効くらしい。
「ふぅ~・・・」
僕は薬を飲み込むとメトロンやマキュアの言葉を思い出す。
『貴方様を連れ戻す為なのです』
『マキュア、ジャスパー様に戻って来てほしいんです!』
僕を連れ戻そうとする皆の気持ち、僕を仲間として認めている雷門の皆の気持ち・・・天秤に量ればなんて重い物だろう・・・。
どうやれば? どうすれば? 解決策に繋がるんだろう? 悶々と悩んでしまう。
こんな迷うのは初めてだ、全く・・・理解不能だ。
「霊歌~」
「あ、土門」
「そろそろ後半戦始まるぜ、今日も頼りにしてるからな!」
「あぁ、それと・・・吹雪の様子さ変じゃなかった?」
「は? いつもの事だろ」
土門は不思議そうな顔をして言うから、僕は何も言えなかった。
吹雪自身に聞こう、この試合終わった方後にね・・・。
そして、後半戦開始早々イプシロンは此方の陣内に入る、一体どんな指示をしたんだか・・・。
「吹雪!! ブレスして!!」
僕はそう言うと吹雪は急に苦しそうな表情をしながらマフラーに手をやった。
だけど、クリプトからボールを奪った吹雪は苦しそうな表情をしたままボールを風丸に渡す。
「『疾風ダッシュ』! しまった・・・!!」
この後半戦でかなりスピードを上げてる、エイリア石の力はこれほどまでに・・・。
マキュアにボールが渡った時、吹雪の様子はまた変わった。
なんと強引にもマキュアからボールを奪う。
「マキュア彼奴嫌い!!」
そう言ってあげないでくれ、それにしても・・・皮肉だね・・・。
まるで昔の・・・僕を見てるようだ、人は強さを求めるとあぁなんるんだからさ。
3発目のエターナルブリザードはデザームに向かう、デザームはやはり技を止める。
それからと言う物どれだけ打ってもデザームは止めに入る、そしてとうとう・・・イプシロンの連携技が入る。
「「「ガイアブレイク!!!」」」
さすがの円堂もこれは止められず、先制点はイプシロンとなった。
そしてもう何発か分からないエターナルブリザードを打つ吹雪、本当に昔の僕を見てるみたい。
だけど、デザームが押されている・・・こんな事もあるんだね・・・。
僕がそう思った時、点が入ったと告げる笛が鳴り響く。
「やったーーーー!!」
僕は皆と少し離れデザームの方へ行く。
「どう?」
「楽しいですね、さすがジャスパー様が認めたチームです」
「あまり大声で言わないでね、それで怪しまれたら終わりだから」
「はい、承知です・・・。ですが、本当にプロミネンスには戻らないつもりですか?」
「え?」
「バーン様も貴方の事を心配しているのです、だから、連れ戻したいのです」
バーン・・・僕の事そんなに心配してたんだ、だけど、すぐに試合は再開になった。
僕は考え事をしながら走っているとボールを奪われてしまう、やっちまった! 僕がそう思う前にまたガイアブレイクが放たれる。
「俺だって・・・! 『マジン・ザ・ハンド』!」
さっきは止められなかったガイアブレイクはすっぽりと円堂の手にあった、僕は驚きその反対にイプシロンの皆は楽しんでいた。
続く
