キャラバンの中で恐怖と不安で漂っていた。
「ねえ、どうしてあの子・・・宇宙人の次の行き先が分かったのかしら?」
「分からないわ、でも・・・決勝戦をやっている間に何か起こった事は確か」
夏未の言葉を聞きながら、円堂の頭の中に赤髪の子の冷たい赤紫色の瞳と宇宙人達の姿が浮かんでいた。
その頃、傘美野中では先程の子達に勝負をするのかと聞かれていた。
そして、傘美野中サッカー部は棄権する事を選ぶ。
「我々はそんな事を聞いていない」
緑髪の少年はそう言うと、足元にあった黒いボールを校舎に向ける。
傘美野中サッカー部は何するのかと聞くと、緑髪の少年は淡々とこう告げる。
「勝負をしないと言う事は弱者と認めたも同然だ」
そして、蹴る寸前で静止の声が入る。
緑髪の少年は足を止め、声のした方を見ると円堂達が居た。
「お前達か・・・、何の用だ?こいつらの代わりに戦うのか?」
「あぁ、そうだ!!」
「こいつらは自ら棄権を選んだ、破壊されて当然だ」
「そうです・・・俺達が弱いから」
「別に恥じる事はない、学校を守るために棄権を選んだ」
「鬼道の言う通りだ!」
そして、宇宙人達も呆れ果てたのかそれとも興味を湧いたのか試合をしてやろうと言った。
すると、またやめておきなと聞いた事ある声が聞こえた。
「お前・・・」
「君達何もわからないの? さっきも言ったけど、今の状態でやれば1発であの世行きか病院送り。それでもやるって言うの?」
「あぁ、黙って見過ごす事なんてできない!」
「・・・しょうがない、僕はあまりサッカーを今しちゃいけないけど人数で助けてやる。だけど、あまり僕に必殺技を打たせるな、これが入ってやる条件だ」
赤髪の子がそう言うと、円堂はありがとう!とお礼を言った。
「そう言えば、名前・・・」
「緋音霊歌」
「そうか、よろしくな!」
「ふんっ。おい宇宙人、名前を名乗ったらどうだ? それともずっと宇宙人って言った方がいいか?」
霊歌の挑発めいた言葉に緑髪の少年は名前を名乗る。
「我々はジェミニストーム、そのキャプテンのレーゼだ。そして、お前達の次元で言うならば、エイリア学園・・・」
「エイリア学園・・・」
円堂はレーゼをじっと見据え、自分の紹介もした。
そして、試合が始まる。
「霊歌と言ったな、お前は何処であいつらの次の場所が分かった?」
「今更そんなこと聞く? 木戸川清修でそんな話を聞いただけさ」
「木戸川清修って・・・一之瀬達が!」
「だけど、木戸川もバカなのか勝負受けて全員病院送りさ。本当、負けると分かった試合に手を出すのも本当は嫌なんだよね」
霊歌の毒舌っぷりに雷門は嫌な顔をする、助けて貰った事はもちろんだがそんな言い方はないと思ったのだろう。
だが、霊歌は気にする様子もなくジッとジェミニストームを見ていた。
「霊歌さん、ユニフォーム」
「いらない、僕は仲良しごっこは嫌いだ。それより、相手方ずっと待ってるんだけど?」
霊歌はそう言うなりサッサとグラウンドへと行ってしまった。
続く
「ねえ、どうしてあの子・・・宇宙人の次の行き先が分かったのかしら?」
「分からないわ、でも・・・決勝戦をやっている間に何か起こった事は確か」
夏未の言葉を聞きながら、円堂の頭の中に赤髪の子の冷たい赤紫色の瞳と宇宙人達の姿が浮かんでいた。
その頃、傘美野中では先程の子達に勝負をするのかと聞かれていた。
そして、傘美野中サッカー部は棄権する事を選ぶ。
「我々はそんな事を聞いていない」
緑髪の少年はそう言うと、足元にあった黒いボールを校舎に向ける。
傘美野中サッカー部は何するのかと聞くと、緑髪の少年は淡々とこう告げる。
「勝負をしないと言う事は弱者と認めたも同然だ」
そして、蹴る寸前で静止の声が入る。
緑髪の少年は足を止め、声のした方を見ると円堂達が居た。
「お前達か・・・、何の用だ?こいつらの代わりに戦うのか?」
「あぁ、そうだ!!」
「こいつらは自ら棄権を選んだ、破壊されて当然だ」
「そうです・・・俺達が弱いから」
「別に恥じる事はない、学校を守るために棄権を選んだ」
「鬼道の言う通りだ!」
そして、宇宙人達も呆れ果てたのかそれとも興味を湧いたのか試合をしてやろうと言った。
すると、またやめておきなと聞いた事ある声が聞こえた。
「お前・・・」
「君達何もわからないの? さっきも言ったけど、今の状態でやれば1発であの世行きか病院送り。それでもやるって言うの?」
「あぁ、黙って見過ごす事なんてできない!」
「・・・しょうがない、僕はあまりサッカーを今しちゃいけないけど人数で助けてやる。だけど、あまり僕に必殺技を打たせるな、これが入ってやる条件だ」
赤髪の子がそう言うと、円堂はありがとう!とお礼を言った。
「そう言えば、名前・・・」
「緋音霊歌」
「そうか、よろしくな!」
「ふんっ。おい宇宙人、名前を名乗ったらどうだ? それともずっと宇宙人って言った方がいいか?」
霊歌の挑発めいた言葉に緑髪の少年は名前を名乗る。
「我々はジェミニストーム、そのキャプテンのレーゼだ。そして、お前達の次元で言うならば、エイリア学園・・・」
「エイリア学園・・・」
円堂はレーゼをじっと見据え、自分の紹介もした。
そして、試合が始まる。
「霊歌と言ったな、お前は何処であいつらの次の場所が分かった?」
「今更そんなこと聞く? 木戸川清修でそんな話を聞いただけさ」
「木戸川清修って・・・一之瀬達が!」
「だけど、木戸川もバカなのか勝負受けて全員病院送りさ。本当、負けると分かった試合に手を出すのも本当は嫌なんだよね」
霊歌の毒舌っぷりに雷門は嫌な顔をする、助けて貰った事はもちろんだがそんな言い方はないと思ったのだろう。
だが、霊歌は気にする様子もなくジッとジェミニストームを見ていた。
「霊歌さん、ユニフォーム」
「いらない、僕は仲良しごっこは嫌いだ。それより、相手方ずっと待ってるんだけど?」
霊歌はそう言うなりサッサとグラウンドへと行ってしまった。
続く
