翌日、今日は陽花戸中との試合をすることになった、どんな技を使って挑みに来るのか僕は楽しみでしょうがない。
これも円堂の影響だろうか、僕もいつかサッカーバカになるのかな? それだけはちょっとヤダな。
僕はそう思いながら左手の手首にあるミサンガを見る、そして左手の甲の痣も目に入る。
皆にもこんな痣が残ってるのかな? それか僕だけかもしれないな。
「緋音さん、貴方はDFを任せるわ。チャンスがあれば上がって貰っても結構よ」
「はい! それじゃあ吹雪は・・・」
僕はチラッと吹雪を見る、吹雪は無理矢理の笑顔で頑張るとか言っていた。
「え? それじゃあ僕リベロって事ですか?」
「そうなるわね」
少しは吹雪の負担が減るかもしれないな、まあ、リベロも得意だし頑張るか。
そして試合開始早々吹雪があっさりとボールを奪われる、それに驚く円堂達、まあそれはそうかもしれないな・・・。
それでも僕はスライディングでボール奪う、結構上手いプレーするじゃん、陽花戸中も。
そして僕のシュート態勢に入る。
「赤髪の死神の処刑・・・受けてみる? 『レッドギロティン』!」
「『ゴッドハンド』! う・・・うわぁぁ!!」
立向居のゴッドハンドを破り、僕のシュートが決まる。
「さすが世に異名を馳せる奴だな・・・」
「ありがとうね! 君達も結構プレーも上手いよ!」
僕はそう言って自分のポジションに戻る前に吹雪に自分のプレーをしろと言っておいた。
その後も次々と陽花戸中の子達はシュートを打ち、円堂は正義の鉄拳をしていた、正義の鉄拳は円堂大介でも完成できなかった究極奥義・・・円堂なら出来そうだって思うのは俺だけか? 俺はその姿を横目にボールを奪ったりゴールを守ったりとした。
そして前半戦終了。
「疲れた~」
「霊歌は人1倍動いてたもんね。お疲れさん」
「カロリーナのシュートも良かったで~! ますます惚れ直してもうたわ!」
「惚れ直すのは結構だよ」
僕はリカが抱き着く前にダッシュで吹雪の所に避難する、吹雪は少々驚いていたけど僕が逃げた理由が何か分かったのか隣に座ったら? と勧めてくれた。
僕は隣に座ると吹雪は小さく溜息を吐いた。
「吹雪・・・」
「霊歌ちゃん・・・大丈夫だよ「本当にか?」!」
「前に僕さ完璧は脆く崩れ去るって言ったよね? それは理由があるんだよ」
「・・・・」
「僕には親に捨てられて孤児院で育った、孤児院の皆は僕にとって家族なんだ。でも、5年前にある隕石が降って来た。それから・・・完璧を目指す様になって昔みたいに楽しいサッカーも出来なくなった、だけど・・・完璧を目指せば目指す程僕はこう思うんだよ。完璧は何もかもを壊してしまう、それが人格でもね・・・」
僕と吹雪が喋っていると風丸がまた余計な事を言った、その返答に困る吹雪に代わって僕は黒い笑みを風丸に向ける。
「風丸、もうすぐで試合だから行こうか」
「お・・・おう、なんか怒ってないか?」
「怒ってないって別に」
僕は風丸の背中を押しながらそう言った、まるであの頃のプロミネンスに居た頃の自分を思い出してしまいそうで怖い、だけど・・・それさえも懐かしいと思える自分が何処かに居た。
そして試合は白熱して雷門が何とか勝った、その夜・・・僕は1人今日の感覚つまり風丸と喋っている時に感じた懐かしさに不満と嬉しさが渦巻いていた、怖い・・・。
「・・・考えても無駄って訳? いいさそれでも・・・」
僕は木陰から出て来ると円堂が誰かと喋っていた、その人物に僕は大きく目を見開きその場で固まった、そして鼓動がドンドン速くなる。
そして無意識に僕は円堂の所に駆け寄った。
「円堂!」
「あ、霊歌! あ、あいつは緋音霊歌なんだ」
「そっか、よろしくね・・・“霊歌ちゃん”」
ヒロトの目が妖しく光が帯びる、僕は少し足を数歩後ろに下げる。
何を話していたのか聞くと円堂は無邪気な笑顔で試合の約束をしたと言った、あんのバカ!! 僕は去って行ったヒロトの後を追い掛ける。
「グラン!!」
「やあ、ジャスパー」
「貴様、今度は何を企んでいる!! あいつらの今の実力がマスターランクに通じないと分かっているだろう!!」
「やだなぁ~、ただ俺は円堂君いや霊歌が認めたチームと試合をしたいだけさ」
「もし・・・雷門の誰かに闇を与えれば僕はお前を許さないからな」
僕はそう言い放って円堂の元へ帰った、その日の僕は珍しく夜通し練習をしていた。
そして翌日ガイアとの試合の日、僕を抜いた雷門の皆は円堂の友達だからと1ミリも疑わずウォーミングアップをしていた、僕と姉さんだけは違った。
姉さんは何処か警戒して、僕と言えば怒り心頭中。
「霊歌」
「姉さん・・・気を付けた方が良い。いや、棄権させるべきだよ! ガイアの今の実力に円堂達が勝てる訳ないよ!」
「分かってるわ・・・それでも私はエイリア学園に勝たないといけないの・・・」
姉さん・・・だから僕は完璧が嫌いになった、僕が黙っている時辺りが黒い霧に包まれる。
来た・・・。
「やあ、円堂君」
グランの姿をした・・・ヒロト達ガイアが居た。
続く
これも円堂の影響だろうか、僕もいつかサッカーバカになるのかな? それだけはちょっとヤダな。
僕はそう思いながら左手の手首にあるミサンガを見る、そして左手の甲の痣も目に入る。
皆にもこんな痣が残ってるのかな? それか僕だけかもしれないな。
「緋音さん、貴方はDFを任せるわ。チャンスがあれば上がって貰っても結構よ」
「はい! それじゃあ吹雪は・・・」
僕はチラッと吹雪を見る、吹雪は無理矢理の笑顔で頑張るとか言っていた。
「え? それじゃあ僕リベロって事ですか?」
「そうなるわね」
少しは吹雪の負担が減るかもしれないな、まあ、リベロも得意だし頑張るか。
そして試合開始早々吹雪があっさりとボールを奪われる、それに驚く円堂達、まあそれはそうかもしれないな・・・。
それでも僕はスライディングでボール奪う、結構上手いプレーするじゃん、陽花戸中も。
そして僕のシュート態勢に入る。
「赤髪の死神の処刑・・・受けてみる? 『レッドギロティン』!」
「『ゴッドハンド』! う・・・うわぁぁ!!」
立向居のゴッドハンドを破り、僕のシュートが決まる。
「さすが世に異名を馳せる奴だな・・・」
「ありがとうね! 君達も結構プレーも上手いよ!」
僕はそう言って自分のポジションに戻る前に吹雪に自分のプレーをしろと言っておいた。
その後も次々と陽花戸中の子達はシュートを打ち、円堂は正義の鉄拳をしていた、正義の鉄拳は円堂大介でも完成できなかった究極奥義・・・円堂なら出来そうだって思うのは俺だけか? 俺はその姿を横目にボールを奪ったりゴールを守ったりとした。
そして前半戦終了。
「疲れた~」
「霊歌は人1倍動いてたもんね。お疲れさん」
「カロリーナのシュートも良かったで~! ますます惚れ直してもうたわ!」
「惚れ直すのは結構だよ」
僕はリカが抱き着く前にダッシュで吹雪の所に避難する、吹雪は少々驚いていたけど僕が逃げた理由が何か分かったのか隣に座ったら? と勧めてくれた。
僕は隣に座ると吹雪は小さく溜息を吐いた。
「吹雪・・・」
「霊歌ちゃん・・・大丈夫だよ「本当にか?」!」
「前に僕さ完璧は脆く崩れ去るって言ったよね? それは理由があるんだよ」
「・・・・」
「僕には親に捨てられて孤児院で育った、孤児院の皆は僕にとって家族なんだ。でも、5年前にある隕石が降って来た。それから・・・完璧を目指す様になって昔みたいに楽しいサッカーも出来なくなった、だけど・・・完璧を目指せば目指す程僕はこう思うんだよ。完璧は何もかもを壊してしまう、それが人格でもね・・・」
僕と吹雪が喋っていると風丸がまた余計な事を言った、その返答に困る吹雪に代わって僕は黒い笑みを風丸に向ける。
「風丸、もうすぐで試合だから行こうか」
「お・・・おう、なんか怒ってないか?」
「怒ってないって別に」
僕は風丸の背中を押しながらそう言った、まるであの頃のプロミネンスに居た頃の自分を思い出してしまいそうで怖い、だけど・・・それさえも懐かしいと思える自分が何処かに居た。
そして試合は白熱して雷門が何とか勝った、その夜・・・僕は1人今日の感覚つまり風丸と喋っている時に感じた懐かしさに不満と嬉しさが渦巻いていた、怖い・・・。
「・・・考えても無駄って訳? いいさそれでも・・・」
僕は木陰から出て来ると円堂が誰かと喋っていた、その人物に僕は大きく目を見開きその場で固まった、そして鼓動がドンドン速くなる。
そして無意識に僕は円堂の所に駆け寄った。
「円堂!」
「あ、霊歌! あ、あいつは緋音霊歌なんだ」
「そっか、よろしくね・・・“霊歌ちゃん”」
ヒロトの目が妖しく光が帯びる、僕は少し足を数歩後ろに下げる。
何を話していたのか聞くと円堂は無邪気な笑顔で試合の約束をしたと言った、あんのバカ!! 僕は去って行ったヒロトの後を追い掛ける。
「グラン!!」
「やあ、ジャスパー」
「貴様、今度は何を企んでいる!! あいつらの今の実力がマスターランクに通じないと分かっているだろう!!」
「やだなぁ~、ただ俺は円堂君いや霊歌が認めたチームと試合をしたいだけさ」
「もし・・・雷門の誰かに闇を与えれば僕はお前を許さないからな」
僕はそう言い放って円堂の元へ帰った、その日の僕は珍しく夜通し練習をしていた。
そして翌日ガイアとの試合の日、僕を抜いた雷門の皆は円堂の友達だからと1ミリも疑わずウォーミングアップをしていた、僕と姉さんだけは違った。
姉さんは何処か警戒して、僕と言えば怒り心頭中。
「霊歌」
「姉さん・・・気を付けた方が良い。いや、棄権させるべきだよ! ガイアの今の実力に円堂達が勝てる訳ないよ!」
「分かってるわ・・・それでも私はエイリア学園に勝たないといけないの・・・」
姉さん・・・だから僕は完璧が嫌いになった、僕が黙っている時辺りが黒い霧に包まれる。
来た・・・。
「やあ、円堂君」
グランの姿をした・・・ヒロト達ガイアが居た。
続く
