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イナズマイレブン~赤髪の死神~
- 第56話ダイヤモンドダスト -

フットボールフロンティアスタジアムに着いた僕達はユニフォームを着て姉さんからポジションを言われていた、今日は僕はリカの代わりでFWに入る事になった。

「相手はどんな連中か全くの謎よ! どんな攻撃をしてくるか分からない、豪炎寺君貴方には早速だけどFWを任せるわ。豪炎寺君や緋音さんは間違いなくマークされるわ、2人にボールを回すのも大事だけどチャンスがあればゴールを狙いなさい!」

姉さんの作戦に皆は返事をするが、僕はふと視線を感じて後ろを振り向くと観客席の所に人間の格好をした見慣れた奴が2人居た。
あいつら・・・あんな目立つ場所に居ていいのか? 僕はそう思った時、隣から淡い青色の光が周りを包み込む。
皆手で顔を覆い隠し、やっと光が消えると皆光が放たれた場所を見る。
そこには舞い彩る氷に不敵な笑みを浮かべる水色と白色が混じったユニフォームを着た少年少女が11人居た。

「フッ」

その中にはキャプテンであるガゼルが誰よりも不敵な笑みを浮かべていた、さすがダイヤモンドダストだ、まさに絶対零度。
不気味な程の静けさがそれを漂わせる。
円堂とガゼルの会話が耳に入るが、僕は会話の内容を聞きながら左手の手首にあるミサンガを見てチョンチョンと触る。

「・・歌! 霊歌!」

「うわ、何だ塔子か・・・」

「どうしたんだよ、ミサンガ見てさ。気に入ってくれた?」

「あぁ、それより試合の事すっかり忘れてたぜ」

「あはは、霊歌らしくない! ほら、行くよ!」

塔子に背中を押されながら僕はグラウンドに足を踏み入れる、あぁ、これが最後なんだね・・・。
僕は豪炎寺の隣に行くと、準備はいいかと古株さんに両者言われる。
ガゼルは最初から出来ていると言う、円堂もコクッと頷く。
そして笛がグラウンドいっぱいに響き渡った、雷門側からのキックオフ、ボールが豪炎寺の所に行くと同時にダイヤモンドダスト全員が左右にずれる。

「・・・くッ! 「豪炎寺! 待って!」!」

遅かった・・・敵味方のフリはしろって言われて一応味方のフリでやるけど・・・言うのが遅かった。
皆は入ったかと思われたがさすがベルガと言えばいい、反射神経はとてつもなく本気で良い。
これがガゼルの育てたダイヤモンドダスト、なら、こちらも雷門そしてプロミネンスで学んだことを活かそうじゃないか。

「円堂!」

「霊歌・・・」

「上に投げろ!!」

「え? 「早く!!」お・・・おう!」

ガゼル達はしまったと言う顔になったが遅いよ・・・、ディフェンスは多いか・・・。
僕は上空でボールを受け取り、すぐに地面に着地して走る。

「行かせない!」

「クララ!」

早・・・、僕は後ろに1歩下がり土門にパスをだす。
土門はボールを受け取り、一之瀬へ・・・と思われたが此処でも行動が早い、リオーネがパスをカットしてガゼルにパスをする。
ガゼルはボールを受け取るとノーマルシュートを円堂の居るゴールへと打つ、円堂はガッチリと受け止めるが地面には踏ん張った跡がある。
まだ・・・マスターランクは早かったか・・・。

「霊歌!」

「あぁ!」

僕がボールを受け取ると同時にゴッカがやって来る、僕はいきなりやって来るものだから驚いてその場に固まってしまう。

「フローズンスティール!!」

「うわぁ・・・ッ!」

やば・・・足痛めた・・・、僕はグラウンドに倒れ伏すと痛めた足を押さえる。
結構ヤバイ・・・ガゼル達がこっちを見るが、僕は敵のフリをしろと目で訴えておいた、後でハーフタイムの時にバーンが怒りそうな時は誤解は解いておこう。

「霊歌ちゃん! 大丈夫か?」

「あぁ・・・ッ!」

僕は一之瀬の肩を借りて立ち上がると、観客席に飛んで行ったボールがこちらに戻って来る。

「戻って来た・・・」

僕が呟いた時、ボールの元に誰かが降りてくる。
ブロンドの髪の毛・・・まるで天使が舞い降りたと思ってしまいそうで、目を奪われた。
その事一瞬だけ目が合ったが、その子はすぐにボールを指で回し始めて円堂を見ていた。

「アフロディ・・・!」

続く

アフロディは自分も雷門と共にエイリア学園を倒したいと申し出る。
だが、いざ試合になれば疑念の刃が彼に向けられる。
そしてついに霊歌は雷門を・・・?!
<2016/11/18 23:16 死神>消しゴム
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