バーンとガゼルの連携技ファイヤーブリザードが立向居のムゲン・ザ・ハンドを破った、その技に此処に居る子達は唖然としていた、僕も最初に驚いていたけどよくよく思えばバーンとガゼルはカオスの練習が終わってもよく2人だけ残っていた、きっとファイヤーブリザードの練習をしていたんだろうな。
「バーン様とガゼル様が・・・」
「一緒にシュートを打った・・・」
2人の行動に仲間割れをしていた子達は徐々に目的を思い出す。
「俺達は何をしていたんだ・・・。こんな時に仲間割れなどして・・・!」
「・・・ネッパー!」
「ッ・・・!」
そしてこの仲間割れを起こした張本人であるネッパーは納得のいかなさそうな顔をしていた。
でも・・・ネッパーの頑固さからして少し厄介だけど、ネッパーも分かってる筈だ、この試合で仲間割れはしてはいけないと言うのは・・・。
雷門も気合を入れ直していた、試合再開。
アフロディは土門にパスを出す。
「この試合・・・負けるわけにはいかないんだ!!」
ドロルがパスをカットして、ネッパーにボールをパスする。
ネッパーは自分にパスが来るわけがないと思ったのだろう、驚いたような表情をしていた。
「上がれ、ネッパー!」
ヒートに言われるがままにネッパーは上がって行く、が、円堂と塔子がやって来る。
此処でダイヤモンドダストに回さなければ確実に負ける、ネッパーは考え込むような顔をしてある場所にパスを出した。
「!」
「リオーネ、そのまま上がれ!」
悩みに悩んだ末の答え・・・ネッパーも結構やるじゃん。
これでまた再度協力する事にしたチームを見て、ガゼルとバーンは笑みを浮かべていた。
だけど、これを見て僕の中に溜まっていた複雑な思いはまた膨らむ。
カオスの皆が結束力を一層強くさせた事は喜ばしいけど同時に雷門の皆に悪い事をしてしまったのではないかと言う背徳感があった。
「そう言えば・・・そのままミサンガ着けて来ちゃった」
雷門の皆に見られてなきゃいいけど・・・僕は左手の手首を隠してグラウンドに目を向けると、豪炎寺がカオスのフィールドに上がっていた。
「こっから先は行かせん! 『イグナイトスティール』!」
ボンバのイグナイトスティールをジャンプしてかわして態勢を整えようとした時だ。
「フローズンスティール!」
ゴッカのフローズンスティールが豪炎寺を弾き飛ばす、炎と氷は正反対の力を持つ、もしこの力が融合すれば色んな意味で無敵だ、それを引き出すのが選手である。
豪炎寺は油断をしただけと言い、また豪炎寺にボールが渡ると豪炎寺はゴールを狙いに行くがまたもやボンバとゴッカのダブルディフェンスにやられてしまう。
「勝負あったな」
「お前達に、宇宙最強のダブルディフェンスは破れない!」
そう、破れるとしたらスピード自慢の奴が一瞬の隙をその自慢のスピードで抜くのが突破口の鍵になる、でも、今スピードが1番と言えば豪炎寺かアフロディか吹雪。
豪炎寺はさっき試したが弾き飛ばされていた、吹雪はサッカーが出来ない、残るはアフロディしか居ないわけだ。
僕がそう考えているとアフロディの僕があのダブルディフェンスを破ると言う声が聞こえた、何だろうな? 僕の考えてる事が常識のある人には分かるのかな? そんな事を思いながら試合は再開された、アフロディにボールが渡るとボンバとゴッカがやって来る。
(あのバカ・・・!?)
ズタズタのボロボロにされていくアフロディに僕は立ち上がる、隣のベンチを見ればリカが姉さんに自分を交代させてくれとせがむが姉さんはリカの力じゃ今のディフェンスは破れないと口にする。
だが、交代させないとアフロディが・・・! そしてアフロディにまたボールが渡る。
このままやれば・・・確実にアフロディは病院送りだ、僕がミサンガをギュッと握り締めた時だ。
「「「!!!」」」
「うわぁ!」
「うお!」
白の面がある黒いボールがゴッカとボンバとアフロディの目の前に落ちて来たのだ、ゴッカとボンバはカオスのフィールドに吹き飛ばされ、アフロディは雷門のフィールドに吹き飛ばされる。
白い光が消え落ちた場所を見に行くと黒いボールがあった、白の面と言えば・・・ガイアのボール。
って事は・・・。
「皆楽しそうだね」
やっぱり・・・僕は黒いボールから1歩後ろに下がり、グランはボールの所まで飛び降りて来た。
何で此奴が・・・!? カオスの皆が思っている事だろう。
僕らは早朝と真夜中にしか練習はしていない、ガイアが知る訳がないのだ。
特にグランには知られない様にやっていたはずなのに・・・。
「今日は君達に用はないんだ・・・何勝手な事をしている」
グランの威圧的な声にバーンとガゼルは一瞬だけ怯えるが、バーンが言い返す。
「俺は認めない! お前がジェネシスに選ばれた事など!!」
「選ばれた・・・?」
姉さんは驚いたような表情をして3人のやり取りを見ていた。
「我々は証明してみせる!! 雷門を倒し、誰がジェネシスに相応しいのか!!」
「往生際が悪いな」
グランがそう言った時、僕と目が合う。
「ジャスパーもまさかこんな事をするなんて・・・」
「あんたの勧誘は僕は受けないさ、こいつらが追放されるなら僕も追放される」
僕はそう言うと黒いボールからまた白い光が光り始めた、円堂がこちらにやって来る。
グランを見て僕を見た、僕はクスッと微笑んだ。
「霊歌・・・」
「円堂・・・エイリア学園で待ってる」
僕はそう言ってエイリア学園に帰って来た、目の前にはガイアが居る。
忘れてたぜ、ガイアも僕達を見張っていたって考えればネオジェネシス計画を知ってるのも頷ける。
そして僕達は追放命令が出されて只今エージェントに連れられてプロミネンス全員、ダイヤモンドダスト全員は追放部屋に向かっていた。
「霊歌・・・本当に良かったのか?」
「何が?」
「雷門に戻らなくてさ、君のミサンガを見て薄々は皆気づいていたさ」
「・・・来てくれるよ、円堂達なら」
牢屋に入れられるとエージェントは鍵を閉めて何処かへと行った、暇ですな・・・。
1分も経たない内に僕はそう思えた、寝るにも寝れないな・・・。
皆がボケッとしている時だった、牢屋の奥から誰かの声が聞こえた。
「誰か居るの?」
「その声・・・霊歌!!」
「え? うわぁ!!」
いたた・・・僕は抱き着いてきた人物を見れば、可愛らしい女の子が僕に抱き着いていた。
その人物に僕はポカーンとなる。
「マキ!!」
「そう言えば霊歌には此処の追放の仕組みを詳しくは教えていなかったな」
おい・・・師匠しっかりしてくれよ。
続く
「バーン様とガゼル様が・・・」
「一緒にシュートを打った・・・」
2人の行動に仲間割れをしていた子達は徐々に目的を思い出す。
「俺達は何をしていたんだ・・・。こんな時に仲間割れなどして・・・!」
「・・・ネッパー!」
「ッ・・・!」
そしてこの仲間割れを起こした張本人であるネッパーは納得のいかなさそうな顔をしていた。
でも・・・ネッパーの頑固さからして少し厄介だけど、ネッパーも分かってる筈だ、この試合で仲間割れはしてはいけないと言うのは・・・。
雷門も気合を入れ直していた、試合再開。
アフロディは土門にパスを出す。
「この試合・・・負けるわけにはいかないんだ!!」
ドロルがパスをカットして、ネッパーにボールをパスする。
ネッパーは自分にパスが来るわけがないと思ったのだろう、驚いたような表情をしていた。
「上がれ、ネッパー!」
ヒートに言われるがままにネッパーは上がって行く、が、円堂と塔子がやって来る。
此処でダイヤモンドダストに回さなければ確実に負ける、ネッパーは考え込むような顔をしてある場所にパスを出した。
「!」
「リオーネ、そのまま上がれ!」
悩みに悩んだ末の答え・・・ネッパーも結構やるじゃん。
これでまた再度協力する事にしたチームを見て、ガゼルとバーンは笑みを浮かべていた。
だけど、これを見て僕の中に溜まっていた複雑な思いはまた膨らむ。
カオスの皆が結束力を一層強くさせた事は喜ばしいけど同時に雷門の皆に悪い事をしてしまったのではないかと言う背徳感があった。
「そう言えば・・・そのままミサンガ着けて来ちゃった」
雷門の皆に見られてなきゃいいけど・・・僕は左手の手首を隠してグラウンドに目を向けると、豪炎寺がカオスのフィールドに上がっていた。
「こっから先は行かせん! 『イグナイトスティール』!」
ボンバのイグナイトスティールをジャンプしてかわして態勢を整えようとした時だ。
「フローズンスティール!」
ゴッカのフローズンスティールが豪炎寺を弾き飛ばす、炎と氷は正反対の力を持つ、もしこの力が融合すれば色んな意味で無敵だ、それを引き出すのが選手である。
豪炎寺は油断をしただけと言い、また豪炎寺にボールが渡ると豪炎寺はゴールを狙いに行くがまたもやボンバとゴッカのダブルディフェンスにやられてしまう。
「勝負あったな」
「お前達に、宇宙最強のダブルディフェンスは破れない!」
そう、破れるとしたらスピード自慢の奴が一瞬の隙をその自慢のスピードで抜くのが突破口の鍵になる、でも、今スピードが1番と言えば豪炎寺かアフロディか吹雪。
豪炎寺はさっき試したが弾き飛ばされていた、吹雪はサッカーが出来ない、残るはアフロディしか居ないわけだ。
僕がそう考えているとアフロディの僕があのダブルディフェンスを破ると言う声が聞こえた、何だろうな? 僕の考えてる事が常識のある人には分かるのかな? そんな事を思いながら試合は再開された、アフロディにボールが渡るとボンバとゴッカがやって来る。
(あのバカ・・・!?)
ズタズタのボロボロにされていくアフロディに僕は立ち上がる、隣のベンチを見ればリカが姉さんに自分を交代させてくれとせがむが姉さんはリカの力じゃ今のディフェンスは破れないと口にする。
だが、交代させないとアフロディが・・・! そしてアフロディにまたボールが渡る。
このままやれば・・・確実にアフロディは病院送りだ、僕がミサンガをギュッと握り締めた時だ。
「「「!!!」」」
「うわぁ!」
「うお!」
白の面がある黒いボールがゴッカとボンバとアフロディの目の前に落ちて来たのだ、ゴッカとボンバはカオスのフィールドに吹き飛ばされ、アフロディは雷門のフィールドに吹き飛ばされる。
白い光が消え落ちた場所を見に行くと黒いボールがあった、白の面と言えば・・・ガイアのボール。
って事は・・・。
「皆楽しそうだね」
やっぱり・・・僕は黒いボールから1歩後ろに下がり、グランはボールの所まで飛び降りて来た。
何で此奴が・・・!? カオスの皆が思っている事だろう。
僕らは早朝と真夜中にしか練習はしていない、ガイアが知る訳がないのだ。
特にグランには知られない様にやっていたはずなのに・・・。
「今日は君達に用はないんだ・・・何勝手な事をしている」
グランの威圧的な声にバーンとガゼルは一瞬だけ怯えるが、バーンが言い返す。
「俺は認めない! お前がジェネシスに選ばれた事など!!」
「選ばれた・・・?」
姉さんは驚いたような表情をして3人のやり取りを見ていた。
「我々は証明してみせる!! 雷門を倒し、誰がジェネシスに相応しいのか!!」
「往生際が悪いな」
グランがそう言った時、僕と目が合う。
「ジャスパーもまさかこんな事をするなんて・・・」
「あんたの勧誘は僕は受けないさ、こいつらが追放されるなら僕も追放される」
僕はそう言うと黒いボールからまた白い光が光り始めた、円堂がこちらにやって来る。
グランを見て僕を見た、僕はクスッと微笑んだ。
「霊歌・・・」
「円堂・・・エイリア学園で待ってる」
僕はそう言ってエイリア学園に帰って来た、目の前にはガイアが居る。
忘れてたぜ、ガイアも僕達を見張っていたって考えればネオジェネシス計画を知ってるのも頷ける。
そして僕達は追放命令が出されて只今エージェントに連れられてプロミネンス全員、ダイヤモンドダスト全員は追放部屋に向かっていた。
「霊歌・・・本当に良かったのか?」
「何が?」
「雷門に戻らなくてさ、君のミサンガを見て薄々は皆気づいていたさ」
「・・・来てくれるよ、円堂達なら」
牢屋に入れられるとエージェントは鍵を閉めて何処かへと行った、暇ですな・・・。
1分も経たない内に僕はそう思えた、寝るにも寝れないな・・・。
皆がボケッとしている時だった、牢屋の奥から誰かの声が聞こえた。
「誰か居るの?」
「その声・・・霊歌!!」
「え? うわぁ!!」
いたた・・・僕は抱き着いてきた人物を見れば、可愛らしい女の子が僕に抱き着いていた。
その人物に僕はポカーンとなる。
「マキ!!」
「そう言えば霊歌には此処の追放の仕組みを詳しくは教えていなかったな」
おい・・・師匠しっかりしてくれよ。
続く
