~作者視点~
「霊歌! 大丈夫か? 霊歌!!」
塔子は力なく座り込んだ霊歌に駆け付けた、霊歌と言えば悔しそうに顔を歪めていた。
自分達は只の捨て駒に過ぎなかったのだと理解した霊歌には今、頭の中には怒りと憎しみしか湧いて来なかったのだ。
その姿を見た円堂はキッとモニターに映る吉良を睨んだ。
「お前の勝手で!! 皆の大好きなサッカーを悪い事に使うな!!」
「君達に父さんの崇高な考えが理解出来る筈がない!!」
グランは円堂達を見てそう言うと、物凄いスピードでボールを持って上がって行く。
「流星ブレード!!」
「「「パーフェクトタワー!!!」」」
「チッ」
跳ね返ったボールの先に居たのは吹雪だった、吹雪はまたウルフレジェンドでネロの居るゴールに蹴りこむ。
「時空の壁!」
だが、ネロは新たな必殺技で吹雪の技を止めたのだ。
そのままネロはグランにボールを渡す、グランにボールが渡るとウィーズ、ウルビダと上がって行く。
「これが!!」
「ジェネシスの力だ!」
「「「スーパーノヴァ!!!」」」
3人の連携技に立向居はムゲン・ザ・ハンドで止めるが、威力が凄まじくボールはゴールネットに突き刺さる、その様子を見た円堂達は皆目を丸くしていた。
それもその筈、進化をした究極奥義が破られたのだ。
「我ら、ジェネシスこそが最強と言う事だ!」
~霊歌視点~
得点板が2-2となる、僕は吹雪の肩を借りながら立ち上がり部屋に居る父さんを睨んだ。
これが最強と言うのならそんなの僕は認めない、認めてたまるものか。
「大好きなサッカーをこんな事に使うな!!」
『どういう意味ですか?』
父さんのとぼけた顔に僕の苛立ちと怒りと憎しみが更に込み上がる、憎い・・・憎い・・・そんな単語が頭の中をループする。
その時だった、父さんの言葉に僕はそれまで溜めていた怒りと憎しみが限界を達した。
『弱いものを切り捨てる、より強いものと入れ替える』
「ッ!!!!」
まるで道具みたいな言い方、今まで追放された子達は貴方の道具じゃない!! グラン達の土台じゃない!! そして雷門からのキックオフで円堂はドリブルで攻め上がるがグランに奪われたが、僕はすぐにグランにスライディングをするが、グランは華麗に避けた。
円堂もボールを奪おうしていた。
「ぶちかましたれ!! 円堂! 霊歌!!」
「円堂君と霊歌さんがあんなプレイ・・・」
「まるで怒りをぶつけてるだけ・・・」
「円堂・・・霊歌・・・」
何度も奪おうとするがその度に実力の差を見せつけられた、父さんの言葉さえも耳には入らなかった、そして次々とパスされるジェネシスのボールを見て僕は我に返る。
「皆!!・・・僕が怒りに飲み込まれるから・・・皆が・・・皆が・・・!!」
「・・・霊歌」
目の前が暗くなるのを感じた、グランの呼ぶ声も皆の悲鳴も円堂の怒りの声もウルビダ達の声もすべてが耳に入らなかった、ただ感じるのは僕の無力さと自分に対する恐怖だけだった。
怖い・・・助けて・・・そう言おうとした時だった、目の前に青髪を揺らす髪の毛が目に入った。
『たっく、霊歌は・・・』
「にい・・・さん・・・」
『怒りに呑まれちゃいけないって小さい頃から言ってるだろ?』
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
『泣く時じゃないだろ? 今は雷門を助けないと』
「うん・・・うん・・・」
『ぼくが教えたとおりにやって、そうしたらきっと勝てるから』
兄さんはボソボソと僕の耳でその事を教えると消えて行った、そうだ、今は雷門の皆を助けないと行けない、僕が目を覚ました時にはグランとウルビダとウィーズのスーパーノヴァが打たれていた。
「行かせるか~~~!!!」
吹雪と豪炎寺を突破したボールを僕は足で蹴り返そうとする、足に痛みが走るが踏ん張ってる足でさらに踏ん張る、怒りに飲み込まれちゃいけない・・・。
「レッド・・・ギロティン!!!!」
「何!?」
「! 『時空の壁』!・・・・あの距離でこの威力・・・」
僕は止められた所を見るとドサッとその場で倒れ伏した、その時にウルビダとウィーズがこちらに駆け付けた所だけを見て僕は意識を失った。
再度目を覚ますと僕はベンチで寝かされていた、塔子が僕に気が付くと抱き着いて来て怪我はないのかと聞かれた。
「うん・・・大丈夫だよ」
「たっく、びっくりしたぜ~。急に霊歌が倒れるからな」
「ごめん、皆。僕怒りに飲み込まれてた、父さんが許せなくて追放された子達を道具扱いさせられたみたいで「霊歌・・・」姉さん・・・」
「霊歌、円堂君、私は1人の力で父さんの目を覚まさせようとした。けど、出来なかった。1人の力でなんてとても出来ない。ただ、1人では無理でも皆と力を合わせればどんな事も出来る。それを教えてくれたのは円堂君・・・貴方達よ」
続く
「霊歌! 大丈夫か? 霊歌!!」
塔子は力なく座り込んだ霊歌に駆け付けた、霊歌と言えば悔しそうに顔を歪めていた。
自分達は只の捨て駒に過ぎなかったのだと理解した霊歌には今、頭の中には怒りと憎しみしか湧いて来なかったのだ。
その姿を見た円堂はキッとモニターに映る吉良を睨んだ。
「お前の勝手で!! 皆の大好きなサッカーを悪い事に使うな!!」
「君達に父さんの崇高な考えが理解出来る筈がない!!」
グランは円堂達を見てそう言うと、物凄いスピードでボールを持って上がって行く。
「流星ブレード!!」
「「「パーフェクトタワー!!!」」」
「チッ」
跳ね返ったボールの先に居たのは吹雪だった、吹雪はまたウルフレジェンドでネロの居るゴールに蹴りこむ。
「時空の壁!」
だが、ネロは新たな必殺技で吹雪の技を止めたのだ。
そのままネロはグランにボールを渡す、グランにボールが渡るとウィーズ、ウルビダと上がって行く。
「これが!!」
「ジェネシスの力だ!」
「「「スーパーノヴァ!!!」」」
3人の連携技に立向居はムゲン・ザ・ハンドで止めるが、威力が凄まじくボールはゴールネットに突き刺さる、その様子を見た円堂達は皆目を丸くしていた。
それもその筈、進化をした究極奥義が破られたのだ。
「我ら、ジェネシスこそが最強と言う事だ!」
~霊歌視点~
得点板が2-2となる、僕は吹雪の肩を借りながら立ち上がり部屋に居る父さんを睨んだ。
これが最強と言うのならそんなの僕は認めない、認めてたまるものか。
「大好きなサッカーをこんな事に使うな!!」
『どういう意味ですか?』
父さんのとぼけた顔に僕の苛立ちと怒りと憎しみが更に込み上がる、憎い・・・憎い・・・そんな単語が頭の中をループする。
その時だった、父さんの言葉に僕はそれまで溜めていた怒りと憎しみが限界を達した。
『弱いものを切り捨てる、より強いものと入れ替える』
「ッ!!!!」
まるで道具みたいな言い方、今まで追放された子達は貴方の道具じゃない!! グラン達の土台じゃない!! そして雷門からのキックオフで円堂はドリブルで攻め上がるがグランに奪われたが、僕はすぐにグランにスライディングをするが、グランは華麗に避けた。
円堂もボールを奪おうしていた。
「ぶちかましたれ!! 円堂! 霊歌!!」
「円堂君と霊歌さんがあんなプレイ・・・」
「まるで怒りをぶつけてるだけ・・・」
「円堂・・・霊歌・・・」
何度も奪おうとするがその度に実力の差を見せつけられた、父さんの言葉さえも耳には入らなかった、そして次々とパスされるジェネシスのボールを見て僕は我に返る。
「皆!!・・・僕が怒りに飲み込まれるから・・・皆が・・・皆が・・・!!」
「・・・霊歌」
目の前が暗くなるのを感じた、グランの呼ぶ声も皆の悲鳴も円堂の怒りの声もウルビダ達の声もすべてが耳に入らなかった、ただ感じるのは僕の無力さと自分に対する恐怖だけだった。
怖い・・・助けて・・・そう言おうとした時だった、目の前に青髪を揺らす髪の毛が目に入った。
『たっく、霊歌は・・・』
「にい・・・さん・・・」
『怒りに呑まれちゃいけないって小さい頃から言ってるだろ?』
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
『泣く時じゃないだろ? 今は雷門を助けないと』
「うん・・・うん・・・」
『ぼくが教えたとおりにやって、そうしたらきっと勝てるから』
兄さんはボソボソと僕の耳でその事を教えると消えて行った、そうだ、今は雷門の皆を助けないと行けない、僕が目を覚ました時にはグランとウルビダとウィーズのスーパーノヴァが打たれていた。
「行かせるか~~~!!!」
吹雪と豪炎寺を突破したボールを僕は足で蹴り返そうとする、足に痛みが走るが踏ん張ってる足でさらに踏ん張る、怒りに飲み込まれちゃいけない・・・。
「レッド・・・ギロティン!!!!」
「何!?」
「! 『時空の壁』!・・・・あの距離でこの威力・・・」
僕は止められた所を見るとドサッとその場で倒れ伏した、その時にウルビダとウィーズがこちらに駆け付けた所だけを見て僕は意識を失った。
再度目を覚ますと僕はベンチで寝かされていた、塔子が僕に気が付くと抱き着いて来て怪我はないのかと聞かれた。
「うん・・・大丈夫だよ」
「たっく、びっくりしたぜ~。急に霊歌が倒れるからな」
「ごめん、皆。僕怒りに飲み込まれてた、父さんが許せなくて追放された子達を道具扱いさせられたみたいで「霊歌・・・」姉さん・・・」
「霊歌、円堂君、私は1人の力で父さんの目を覚まさせようとした。けど、出来なかった。1人の力でなんてとても出来ない。ただ、1人では無理でも皆と力を合わせればどんな事も出来る。それを教えてくれたのは円堂君・・・貴方達よ」
続く
