高校にも慣れてきた。
早く卒業したいなぁー。
でもその前に一つ問題があんだよな。
先輩・後輩関係。
あたし達は先輩には敬語を使わなきゃなんない。
まぁ、あたし達も来年になったら一年生から敬語で話しかけらるんだろうけど。
あたしは東堂真彩。
新学期から二か月がたった今、そんな事で悩んでます。
担任が自分の父親ってことは、もう慣れてきた(?)。
部活では先輩にいろいろお世話になるって説明会で顧問の先生が言ってた。
タメ口聞いたら許しません!とも。
あーぁ、まずはこの一年間を乗り切らないと卒業できないんだよなぁ。
~美姫~
四月に初めて部活に言った時、先輩達はとても私達を歓迎してくれた。
優しい先輩ばっかりだから、やりやすい。
もちろん、タメ口は使ってないよ。
「美姫ちゃん、一回サーブ打ってみて。」
先輩にそう言われて打ってみた。
ボールが向こう側のコートの地面に落ちる音がした。
私は、先輩の方を見た。
「どうでしたか?」
「美姫ちゃん、テニスうまいね。やってたの?」
「いえ、まったく。」
「うっそー、やってそう。ホント、センスあるよ。」
「ありがとうございます。」
私はその先輩に頭を下げた。
「そうだ、私の事は名前で呼んでくれていいよ。悠莉先輩って。」
「はい。よろしくお願いします。悠莉先輩。」
それが四月。
今は、六月。
真彩も先輩とは仲良くなれたみたい。
「こんにちは、悠莉先輩。」
「あっ、今日は真彩ちゃんも一緒だ。」
「あたしのこと知ってるんですか?」
「うん。男子からよく聞いてるよ。すっごい美少女だって。美姫ちゃんの事もそう言ってた。」
「美姫は美少女だけど、あたしは違いますよ。美姫は美しい姫って書いて美姫ですから。」
「そう考えると美姫ちゃんってすごい名前だね。」
「ありがとうございます。」
一年生の間は、ふつうはボール拾いとか後片付けばっかりらしいけど、ここの先輩たちはサーブを打たせてくれる。
後片付けは、私達がやるけど。
部活が終わって、真彩がかばんを取りに行ってくれてる間、私はネットを片付ける。
もう一人ネットを片付けてる男の子がいた。
身長が高くていかにも人気そうな男の子。
そういえばあの子同じクラスの子だった気がする。
「やぁ、神崎さん。」
その男の子が私に話しかけた。
「どうも。」
「僕の名前は高見沢俊樹。」
「あっ、あの子だ。委員長の。」
「君もね。」
「あ、そっか。」
「君って天然だね。そうゆう女の子、僕は嫌いじゃないよ。」
「ありがと。」
天然って言われたの初めて。
私はネットをたたんで倉庫に直してボールを全部拾った。
「さよなら。」
「よろしくね、これから。」
「よろしくお願いします。」
私は高見沢君に頭を下げて、龍騎達が待っている場所に行った。
真彩がかばんを持ってきてくれた。
「ありがとう。」
「部活、どうだった?」
「まあまあ。」
「あたしも。」
「うん。」
私達は今日もまた電車に乗る。
家に帰って宿題を終わらせる。
夜、夕食を食べて寝る。
おやすみなさい。
LINEで三人に送る。
おやすみ。
俺寝たくない。
ゲームしとこ。
そう返信してきた。
フフフ。
少し笑って、目を閉じた。
~真彩~
七月。
もう少しで夏休み。
あと約半年で二年生になれる。
それまでの辛抱だ。
いつものように部活に行く。
「やあ、真彩ちゃん。」
「こんにちは。」
あたしと仲良くしてくれる男の子っぽい女の子の先輩が話しかけてきた。
その先輩の名前は坂本ゆず。
ゆず先輩って呼んでる。
「テニス、早くやろう。」
「はい。」
「よかった、真彩ちゃんがテニス部に入ってくれて。きっと私達結構仲良くなれるよ。」
別に仲良くなんなくてもいいんだけどなぁ。
「そうですか?」
「うん!」
へえ。
先輩はそう思ってるんだ。
つまりあたしを気に入ったってことかな?
結構嬉しいかも。
部活が終わって今日はあたしがネットを片付ける。
なんかもう一人男子がネットを片付けてるけど、無視しとこ。
「はぁ。」
あたしは思わずため息をついた。
疲れた。
その瞬間しまったって思った。
あの男子が反応する。
「どうかした?」
「別に、ほっといて。」
あんまり知らない子とは仲良くしないの。
片付けが終わって靴を履いて、瑠樹が手を振ってるとこに行く。
美姫も来て、一緒に帰る。
「もうすぐ夏休みだな。」
「龍騎は宿題を最後の最後にやる人だから、心配。」
美姫が言った。
「同感。」
「あたしも。」
龍騎は美姫を見て言った。
「宿題、見せてくれよ。」
「なんで?」
「勉強嫌いだから。」
「なんでこの高校受かったのか不思議。」
私の言葉に二人がうなずいた。
「それって俺が頭悪いって言いたいのか?」
「事実言ったらダメ?」
「ダメ!」
じゃあもっと言ってやろう。
これからずーっと。
夏休みが楽しみだな。
早く卒業したいなぁー。
でもその前に一つ問題があんだよな。
先輩・後輩関係。
あたし達は先輩には敬語を使わなきゃなんない。
まぁ、あたし達も来年になったら一年生から敬語で話しかけらるんだろうけど。
あたしは東堂真彩。
新学期から二か月がたった今、そんな事で悩んでます。
担任が自分の父親ってことは、もう慣れてきた(?)。
部活では先輩にいろいろお世話になるって説明会で顧問の先生が言ってた。
タメ口聞いたら許しません!とも。
あーぁ、まずはこの一年間を乗り切らないと卒業できないんだよなぁ。
~美姫~
四月に初めて部活に言った時、先輩達はとても私達を歓迎してくれた。
優しい先輩ばっかりだから、やりやすい。
もちろん、タメ口は使ってないよ。
「美姫ちゃん、一回サーブ打ってみて。」
先輩にそう言われて打ってみた。
ボールが向こう側のコートの地面に落ちる音がした。
私は、先輩の方を見た。
「どうでしたか?」
「美姫ちゃん、テニスうまいね。やってたの?」
「いえ、まったく。」
「うっそー、やってそう。ホント、センスあるよ。」
「ありがとうございます。」
私はその先輩に頭を下げた。
「そうだ、私の事は名前で呼んでくれていいよ。悠莉先輩って。」
「はい。よろしくお願いします。悠莉先輩。」
それが四月。
今は、六月。
真彩も先輩とは仲良くなれたみたい。
「こんにちは、悠莉先輩。」
「あっ、今日は真彩ちゃんも一緒だ。」
「あたしのこと知ってるんですか?」
「うん。男子からよく聞いてるよ。すっごい美少女だって。美姫ちゃんの事もそう言ってた。」
「美姫は美少女だけど、あたしは違いますよ。美姫は美しい姫って書いて美姫ですから。」
「そう考えると美姫ちゃんってすごい名前だね。」
「ありがとうございます。」
一年生の間は、ふつうはボール拾いとか後片付けばっかりらしいけど、ここの先輩たちはサーブを打たせてくれる。
後片付けは、私達がやるけど。
部活が終わって、真彩がかばんを取りに行ってくれてる間、私はネットを片付ける。
もう一人ネットを片付けてる男の子がいた。
身長が高くていかにも人気そうな男の子。
そういえばあの子同じクラスの子だった気がする。
「やぁ、神崎さん。」
その男の子が私に話しかけた。
「どうも。」
「僕の名前は高見沢俊樹。」
「あっ、あの子だ。委員長の。」
「君もね。」
「あ、そっか。」
「君って天然だね。そうゆう女の子、僕は嫌いじゃないよ。」
「ありがと。」
天然って言われたの初めて。
私はネットをたたんで倉庫に直してボールを全部拾った。
「さよなら。」
「よろしくね、これから。」
「よろしくお願いします。」
私は高見沢君に頭を下げて、龍騎達が待っている場所に行った。
真彩がかばんを持ってきてくれた。
「ありがとう。」
「部活、どうだった?」
「まあまあ。」
「あたしも。」
「うん。」
私達は今日もまた電車に乗る。
家に帰って宿題を終わらせる。
夜、夕食を食べて寝る。
おやすみなさい。
LINEで三人に送る。
おやすみ。
俺寝たくない。
ゲームしとこ。
そう返信してきた。
フフフ。
少し笑って、目を閉じた。
~真彩~
七月。
もう少しで夏休み。
あと約半年で二年生になれる。
それまでの辛抱だ。
いつものように部活に行く。
「やあ、真彩ちゃん。」
「こんにちは。」
あたしと仲良くしてくれる男の子っぽい女の子の先輩が話しかけてきた。
その先輩の名前は坂本ゆず。
ゆず先輩って呼んでる。
「テニス、早くやろう。」
「はい。」
「よかった、真彩ちゃんがテニス部に入ってくれて。きっと私達結構仲良くなれるよ。」
別に仲良くなんなくてもいいんだけどなぁ。
「そうですか?」
「うん!」
へえ。
先輩はそう思ってるんだ。
つまりあたしを気に入ったってことかな?
結構嬉しいかも。
部活が終わって今日はあたしがネットを片付ける。
なんかもう一人男子がネットを片付けてるけど、無視しとこ。
「はぁ。」
あたしは思わずため息をついた。
疲れた。
その瞬間しまったって思った。
あの男子が反応する。
「どうかした?」
「別に、ほっといて。」
あんまり知らない子とは仲良くしないの。
片付けが終わって靴を履いて、瑠樹が手を振ってるとこに行く。
美姫も来て、一緒に帰る。
「もうすぐ夏休みだな。」
「龍騎は宿題を最後の最後にやる人だから、心配。」
美姫が言った。
「同感。」
「あたしも。」
龍騎は美姫を見て言った。
「宿題、見せてくれよ。」
「なんで?」
「勉強嫌いだから。」
「なんでこの高校受かったのか不思議。」
私の言葉に二人がうなずいた。
「それって俺が頭悪いって言いたいのか?」
「事実言ったらダメ?」
「ダメ!」
じゃあもっと言ってやろう。
これからずーっと。
夏休みが楽しみだな。
