今日から、やっと夏休み。
入学してからずっと夏休みの事ばっかり考えたんだ。
この学校では、四人グループになって、資料を集めて一つの大きな紙にまとめろって言われた。
真彩の父さんに。
そして夏休み明けには発表してもらうとも言っていた。
もちろんグループは美姫と真彩と瑠樹とやるけどさ、俺達って共通してるものがホントに少ないんだよな。
勉強だってそう。
美姫は国語、真彩は数学、瑠樹は社会、俺は理科。
体育はみんな好きだけどさ。
好きなことだって。
美姫は読書(俺は絶対にしたくない)、真彩はテレビゲーム、瑠樹は調べもの(正気か?)、俺はサッカー。
俺は高坂龍騎。
この夏休み、どうなるか楽しみ(俺でもこんなこと思ってるのが不思議?)だ。
~龍騎~
「ねぇ、テーマどうする?」
「まずそっからなんだよな。」
「うん。」
「なにがいいと思う?」
一人ずつ言っていく。
「歴史上の人物を調べようよ。」
美姫が言って、瑠樹が賛成した。
「それ、いいな。俺賛成。」
俺は何がいいんだろ?
「あたし思いつかないからそれでいいよ。賛成。」
「龍騎は?」
美姫が聞く。
んなこと言ってもなぁ。
俺理系だし、歴史は苦手だ。
すると美姫が思いついた!というような顔をした。
「龍騎理系でしょ?じゃあ、数学者とか科学者の事について調べたらどうかな?アインシュタインとか、アイザック・ニュートンとか数学の王様と言われたガウスとか。」
俺は賛成した。
さすが美姫。
周りの事も考えてくれるんだよな。
いい奴だな。
でも誰を調べるんだ?
「ガウスでいいんじゃね。」
「うん。ガウスの知識だったら、私いっぱいあるよ。」
「あたしも。」
美姫は本をたくさん読むし真彩は数学好きだからな。
「じゃあ、さっそく取り掛かろう。」
まず、四台パソコンを使う。
美姫はパソコンで調べたことをまとめて印刷する。
俺達は調べたことを紙に書いて美姫に渡す。
ガウスは磁力を表す単位に名を残しているらしい。
十九世紀前半に活躍した天才数学者らしい。
幼いころからその才能を発揮していた。
ガウスが三歳のときレンガ工の親方をしていた父親が従業員に支払う給料の計算をしていた。
それを覗き込んだガウスが間違いを指摘した。
父親が計算しなおすとそのとおりだったらしい。
スゲェな。
でも父親、悔しいだろうな。
だって三歳の息子に言われたんだぜ?
俺だったらむかつくな。
俺が三歳のときはやっとカタカナが書けるようになってるとこだ。
ひらがなはまだ書けなかったなぁ。
アイザック・ニュートンって確か微分積分を発見した人だったよな。
多分・・・。
あ、やばい俺覚えが悪くなってる。
老化が始まったかな・・・? ~瑠樹~
美姫がサラサラっとパソコンで資料を打つ。
次々とコピー機からザーっという音が流れて印刷されていく。
「はい、美姫。よろしく。」
「ありがとう。すぐやるね。」
ガウスが十歳のとき算数の先生がこんな問題を出したらしい。
「一から百までのすべての数字を足すといくつになるでしょう?」
ほかの生徒が一から順に数えていく中でガウスはすぐこう答えた。
「五千五十です。」
彼の考え方はこう。
百+一は百一。 九十九+二は百一。 九十八+三は百一。
というように一から十までの大小の数字を順に足していくとすべて百一。
だから計算は百一×百。
だけどこれじゃあ、同じ数字を二回足したことになるから二で割る。
言われてみればなるほどって思うけどこれを十歳で思いついてしまう、まさに天才。
ガウスはその後、非ユークリッド幾何学や虚数を発見して数学に偉大な業績を残したらしい。
すごいなぁ、天才。
秀才と天才は違う。
だけど、ガウスは秀才じゃない。
そこがすごいとこだ。
いいなぁ、そんな風に語り継がれていくって。
そういう偉大な人になりたいな。
なんて叶うわけのない夢を突然思いついた。
偉人ってすごいよな。
ヘレン・ケラーとかマザーテレサとかエジソンとか、もちろんガウスも。
俺もその仲間入りできたらな。
ハハハ。
心の中で笑った。
夏休み明け。
今回は無事平和に終わった。
発表の日。
終わった後はとても安心した。
ついでにAをもらえた。
やったね。
四人で喜んだ。
高校生になって初めての自由学習でAをもらえた。
サイコーに嬉しい気分だ!
フッフー!
入学してからずっと夏休みの事ばっかり考えたんだ。
この学校では、四人グループになって、資料を集めて一つの大きな紙にまとめろって言われた。
真彩の父さんに。
そして夏休み明けには発表してもらうとも言っていた。
もちろんグループは美姫と真彩と瑠樹とやるけどさ、俺達って共通してるものがホントに少ないんだよな。
勉強だってそう。
美姫は国語、真彩は数学、瑠樹は社会、俺は理科。
体育はみんな好きだけどさ。
好きなことだって。
美姫は読書(俺は絶対にしたくない)、真彩はテレビゲーム、瑠樹は調べもの(正気か?)、俺はサッカー。
俺は高坂龍騎。
この夏休み、どうなるか楽しみ(俺でもこんなこと思ってるのが不思議?)だ。
~龍騎~
「ねぇ、テーマどうする?」
「まずそっからなんだよな。」
「うん。」
「なにがいいと思う?」
一人ずつ言っていく。
「歴史上の人物を調べようよ。」
美姫が言って、瑠樹が賛成した。
「それ、いいな。俺賛成。」
俺は何がいいんだろ?
「あたし思いつかないからそれでいいよ。賛成。」
「龍騎は?」
美姫が聞く。
んなこと言ってもなぁ。
俺理系だし、歴史は苦手だ。
すると美姫が思いついた!というような顔をした。
「龍騎理系でしょ?じゃあ、数学者とか科学者の事について調べたらどうかな?アインシュタインとか、アイザック・ニュートンとか数学の王様と言われたガウスとか。」
俺は賛成した。
さすが美姫。
周りの事も考えてくれるんだよな。
いい奴だな。
でも誰を調べるんだ?
「ガウスでいいんじゃね。」
「うん。ガウスの知識だったら、私いっぱいあるよ。」
「あたしも。」
美姫は本をたくさん読むし真彩は数学好きだからな。
「じゃあ、さっそく取り掛かろう。」
まず、四台パソコンを使う。
美姫はパソコンで調べたことをまとめて印刷する。
俺達は調べたことを紙に書いて美姫に渡す。
ガウスは磁力を表す単位に名を残しているらしい。
十九世紀前半に活躍した天才数学者らしい。
幼いころからその才能を発揮していた。
ガウスが三歳のときレンガ工の親方をしていた父親が従業員に支払う給料の計算をしていた。
それを覗き込んだガウスが間違いを指摘した。
父親が計算しなおすとそのとおりだったらしい。
スゲェな。
でも父親、悔しいだろうな。
だって三歳の息子に言われたんだぜ?
俺だったらむかつくな。
俺が三歳のときはやっとカタカナが書けるようになってるとこだ。
ひらがなはまだ書けなかったなぁ。
アイザック・ニュートンって確か微分積分を発見した人だったよな。
多分・・・。
あ、やばい俺覚えが悪くなってる。
老化が始まったかな・・・? ~瑠樹~
美姫がサラサラっとパソコンで資料を打つ。
次々とコピー機からザーっという音が流れて印刷されていく。
「はい、美姫。よろしく。」
「ありがとう。すぐやるね。」
ガウスが十歳のとき算数の先生がこんな問題を出したらしい。
「一から百までのすべての数字を足すといくつになるでしょう?」
ほかの生徒が一から順に数えていく中でガウスはすぐこう答えた。
「五千五十です。」
彼の考え方はこう。
百+一は百一。 九十九+二は百一。 九十八+三は百一。
というように一から十までの大小の数字を順に足していくとすべて百一。
だから計算は百一×百。
だけどこれじゃあ、同じ数字を二回足したことになるから二で割る。
言われてみればなるほどって思うけどこれを十歳で思いついてしまう、まさに天才。
ガウスはその後、非ユークリッド幾何学や虚数を発見して数学に偉大な業績を残したらしい。
すごいなぁ、天才。
秀才と天才は違う。
だけど、ガウスは秀才じゃない。
そこがすごいとこだ。
いいなぁ、そんな風に語り継がれていくって。
そういう偉大な人になりたいな。
なんて叶うわけのない夢を突然思いついた。
偉人ってすごいよな。
ヘレン・ケラーとかマザーテレサとかエジソンとか、もちろんガウスも。
俺もその仲間入りできたらな。
ハハハ。
心の中で笑った。
夏休み明け。
今回は無事平和に終わった。
発表の日。
終わった後はとても安心した。
ついでにAをもらえた。
やったね。
四人で喜んだ。
高校生になって初めての自由学習でAをもらえた。
サイコーに嬉しい気分だ!
フッフー!
