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妖達と、こひなちゃん。
- 弐「また、会いました。」 -

「んー…神社行きたくないし、
暇だなぁ。」
「おっ、桜狐の嬢ちゃん。
久しぶりー。」
「…ん?……あっ、狸のおっさん!」
「嬢ちゃん、せめて信楽のおっさん…ね?」
「はーい。」
にこにこと笑顔を返したのは桜狐 日向。
神社に祀られているのに、
滅多に神社に行かない狐です。
「あぁ、そういや…昨日な。
猫拾ってきたんだが、
明らかに桜狐の嬢ちゃんとこの
鈴夜月の嬢ちゃんじゃねーの?
狐達は可愛がってて分かってない様子だが。」
「本当!?…だから昨日帰って
来なかったんだー…夕日がコックリに
会ったって言うから澪も一緒に
コックリと他の奥様達と話し込んでるのかと。」
「おやおや、そうかい。
夕日かー…今度一緒に酒呑むか
誘っといてくんない?」
「分かったー。信楽のおっさんが
酒と女漁りしようて誘ってたってさ、
言っとくね!あの女たらしも誘っとくよ!」
「嬢ちゃんは毒舌になったなぁ…
あぁ、そっちの狗神は今はどうしてんの?」
「百合と癒知屋やってるよー。
妖や物の怪、幽霊。人間以外限定の酒場。」
「おぉ、あの酒場かー…今度行ってみるわ。」
「了解。伝えとくから、割引してくれるよ~。」
「ありがとな。じゃあー…
そろそろ帰るかな。」
「じゃ~ね~。狸のおっさん。」
「まだ、おっさんかぁ…
まぁいいか。じゃあなー。」
そんなこんなで、コックリと夕日の次に
信楽と日向が再会して…
普通に帰りましたとさ。
(勿論、澪の事を忘れて。)

<2016/10/10 16:30 小説団体{炎桜風氷}>消しゴム
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