第1話
綺麗な青空が今日も朝が来たと伝えているようで俺は目を細めた。俺は朝が嫌いだ。また、いつものような日々を迎えるから。
「はぁ……行って来ます。」
俺は気だるそうにそう言って自分の家を出た。朝の空気はひんやりとしていて気持ちいから好きなのだが、この空気を誰かが吸って吐いていると思うと自然に吸いたいとは思わない。そして俺、朝霧 咲夜はマフラーで鼻を隠した。そうすれば、空気を吸うことを気持ち悪いとは思わない。自分でも重度の潔癖症なのはわかっている。だが、こんなのは仕方がないんだと治すことを諦めてしまっている。俺は歩く事を拒否している足を無理やりと動かした。
「咲夜!おはよう!!早くしないと遅れるぞ!」
すると、その声の人物が俺の背中をバシッと叩いてきた。痛い、と言おうとしたがそいつ、橘花 昴は俺を抜かして先へ行ってしまった。あぁ、汚い。触るなよな。俺はため息をついて制服についた昴菌を手袋をしている手で強く振り払った。橘花は何故かいつも俺に構ってくる。仲良くなった覚えなどないんだが…。冷たくしたり、無視したり、しつこい時には逃げたりもした。だが、橘花は俺につきまとってくる。犬みたいに。俺はそんな事を考えながら、吐くと白くなる息をまた吸った。
綺麗な青空が今日も朝が来たと伝えているようで俺は目を細めた。俺は朝が嫌いだ。また、いつものような日々を迎えるから。
「はぁ……行って来ます。」
俺は気だるそうにそう言って自分の家を出た。朝の空気はひんやりとしていて気持ちいから好きなのだが、この空気を誰かが吸って吐いていると思うと自然に吸いたいとは思わない。そして俺、朝霧 咲夜はマフラーで鼻を隠した。そうすれば、空気を吸うことを気持ち悪いとは思わない。自分でも重度の潔癖症なのはわかっている。だが、こんなのは仕方がないんだと治すことを諦めてしまっている。俺は歩く事を拒否している足を無理やりと動かした。
「咲夜!おはよう!!早くしないと遅れるぞ!」
すると、その声の人物が俺の背中をバシッと叩いてきた。痛い、と言おうとしたがそいつ、橘花 昴は俺を抜かして先へ行ってしまった。あぁ、汚い。触るなよな。俺はため息をついて制服についた昴菌を手袋をしている手で強く振り払った。橘花は何故かいつも俺に構ってくる。仲良くなった覚えなどないんだが…。冷たくしたり、無視したり、しつこい時には逃げたりもした。だが、橘花は俺につきまとってくる。犬みたいに。俺はそんな事を考えながら、吐くと白くなる息をまた吸った。
