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RE;ゼロから始める魔法修行生活
- 第1章 -

嘘・・・マジか・・・。本当に・・・俺は・・・・・・

「よっしゃー!異世界に来たぞーーーーーーーー!」

両手を横に大きく広げ、大声で叫んでしまった。

が、その瞬間自分がどんなに恥ずかしいことをしてしまったかを悟った。
周りの通りがけの人が自分を不審そうな目で見つめてきているからだ。

あ・・・やば・・・。

ていうかよく見るとネコ耳やイヌ耳みたいなのがついた、明らかな獣人がいる。
・・・なるほど。どうやらこの世界にはいろんな人がいるみたいだ。

俺は「いえ。何も知りませんよ~」と言わんばかりに横に向きを変えて歩き出した。

・・・・・・。

・・・とりあえずこの街を一回りしてこよう。

スクールバッグを肩にかけなおして手をポケットに突っ込ませた。

石畳でできたオシャレな歩道の道沿いにはレンガ造りの店が並んでいる。
この部分だけを見ると、ヨーロッパの世界遺産にでも来てしまったかのような感覚だ。

ただ、文字がちんぷんかんぷんで何屋かさっぱり分からない。
試しにショウウィンドウの中を覗いてみた。
・・・ここは靴屋・・・か・・・。

しばらく覗いていると店主のおばあさんに気付かれたので慌てて止めた。

ふー・・・、危ない危ない。

右に視線を移すと、THE魔法使いみたいな服装の人もいれば勇者みたいな服装の人もいるし、超ラフな服装の人もいる。そしてもちろん普通の服装の人もいる。

ホント、いろんな人がいるんだな・・。
服装や街並みからいうと中世ヨーロッパといったところか。

しかし、まずどこから行こうにも道が分からない・・・ん?

さっきまでボーっと見ていた大通りに変なものがいることに気が付いた。

「いや、ちょっと待った。・・・明らかに・・・魔法使いみたいなやつがいるぞ・・・。」

馬車みたいな乗り物に交じって、ホウキにまたがっているオッサンがいる。しかも高速で飛んでるし。

「ハハ・・・まじか・・・ここ魔法が通じる・・・のか・・・。さすがは異世界。・・・なんでもありってか。」

しばらく見ていると同じような人たちが何人もいた。

だけどあんなやつらがいたっていうのに通行人は一切気にも留めない。・・・この世界で魔法は多分当たり前なのだろうか。

魔法が通じる異世界・・・なかなか面白いじゃん。

気を取り直して再び歩き出した。

いろんな所を見ながらしばらく歩いていると、右に時計塔へ続く道、左には市場が続く道がある。

・・・試しに左に行ってみるか。

今日は晴天で丁度いい気温なせいか、散歩したくなる気分だ。

市場は活気があって、売り言葉買い言葉が飛び交っている。もはや何を言っているのか聞こえないくらいに。

ふ~。すんげ~。

市場をブラブラ歩いてみた。

品物に目を移すと見たことないような野菜や果物、肉、魚、服、道具・・・様々なものが売られている。
道の左右に店が所狭しと並んでいて、道幅がそこまで広くないせいかたまにすれ違うのが大変だ。

しばらく市場を進むと、とある店にリンゴに似た品物が売られているのに気付いた。

お、こっちの世界にあるような物もあるんだ・・・。

買おうと思ったが、いくら払えばいいのか文字が分からない。というよりこっちの世界の通貨が使えないと思う。「円」って書いてないし。
すると

「おいおい兄ちゃんよ、そこに立ち止まられちゃあ商売の邪魔なんだ。どいてくれ。」

「・・・あ、さーせんっした・・・。」

店主に右手で「シッシッ」されて追い払われてしまった。

・・・というより重大な問題に気付いてしまった。食べ物どうしよう・・・。
お金を持ってない上にそもそも文字が読めない。
かといって泥棒したら警察みたいなのに捕まりそう・・・。

さっきの道沿いに交番みたいなのがあった。

あの交番にいたお巡りさん、というか勇者。剣を普通に装備してたしな・・・怖。

もし捕まりでもしたらどんな目に合うことか・・・想像もつかない・・・。

・・・とにかく考えててもしょうがない・・・か・・・。

市場の道を途中で右折し、細い路地へと入った。

道の雰囲気はさっきの市場とは打って変わって、暗い。光が差し込んでないせいか。

路地を進むと階段がある。
何段か上ると段に座った。

なんかずっといるとヤンキーが来てカツアゲされそうな区域だが、今はそれどころじゃない。

「はあ・・・せっかく魔法が通じるファンタジックな異世界に来たってのに、飢え死になんて、勘弁だぜ・・・。」

ため息をつき、頬杖をつきながら、ふてくされた顔でじーっとしていた。

すると、

「おい、お前。」

階段の上から声をかけられた。

「はい?・・・」

第3話投稿だぜー(*´▽`*)

なんか、最近よくパソコンがバグるな・・・。
<2016/10/24 20:48 誰かさん>消しゴム
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