思わず耳を塞いで目を瞑る。砂ぼこりとか瓦礫とかが物凄いで量落ちてきて、このまま目を開けていたら失明しちゃいそう。
既に身体のあちこちが痛くなってきて、慌てて立ち上がる。いててて、なんか火傷もしてない?…
薄目を開けて急いで物陰に隠れる。あ、ここなら砂ぼこりもあんまり来ないや。
……………いや、良くないよ。
この殴り合い、とても冗談とは思えない。これを女の子向けで流したら放送事故レベルだよ…。
「お前はいつもいつも私達の邪魔ばかりして……今この場で消えろ!」
「何を言ってるんだ?この地球を滅ぼそうなど考える前に身の程を知れよ!」
「………地球は……この地球は……」
あれ?なんか様子がおかしい…。眼から何かが……あ、あれは涙!?
何で泣いてるの?本当は戦いたくないとか…どうしても戦わなくちゃいけない理由があるとか?
妖精さんはお構い無しに攻撃を続ける。弱味を突いたのを都合いいようにして…。
あんな気付かないわけないよ。これは止めなくちゃ…何より町が壊れちゃうもんね。
「ストーーーーーーーップ!」
私は思いっきり声を張りあげた。…いててて、喉はかなり痛いんだけどね。
「何だ、何故止めるんだ!」
妖精さんは苛々した声で私に問う。
「何でって……その人が悲しそうに戦ってるのを見て何とも思わないの!?」
「こいつに感情なんて存在しないんだ、何も知らないお前が口を出すなッ!」
「感情がなかったら…涙なんて出るわけないよ……」
そうだよ。涙は何かしらの感情があるから出るんだよ。何も感じないのに泣くなんて有り得ない。
「…………」
「……馬鹿が」
「……………えっ?」
一瞬、涙を浮かべてた瞳が銀色に光った。思わず物陰に隠れてると、言葉では現せないくらい……なんか、とにかく鼓膜が破れそうなくらい大きな衝突音がしたんだ。
そのあとは、叫び声も何も聞こえなかった。ただ、ぼふ、って鈍い音がしただけで。
私は恐ろしくてその光景を見ることが出来なかったんだけど…きっと、妖精さんが落ちちゃったんじゃないかな…。
わ、私のせいだ……!
「ふん……今日はこのくらいで済ませてやるが………次は必ず抹殺してやるからな…」
女の子は残像を残して消えた。
既に身体のあちこちが痛くなってきて、慌てて立ち上がる。いててて、なんか火傷もしてない?…
薄目を開けて急いで物陰に隠れる。あ、ここなら砂ぼこりもあんまり来ないや。
……………いや、良くないよ。
この殴り合い、とても冗談とは思えない。これを女の子向けで流したら放送事故レベルだよ…。
「お前はいつもいつも私達の邪魔ばかりして……今この場で消えろ!」
「何を言ってるんだ?この地球を滅ぼそうなど考える前に身の程を知れよ!」
「………地球は……この地球は……」
あれ?なんか様子がおかしい…。眼から何かが……あ、あれは涙!?
何で泣いてるの?本当は戦いたくないとか…どうしても戦わなくちゃいけない理由があるとか?
妖精さんはお構い無しに攻撃を続ける。弱味を突いたのを都合いいようにして…。
あんな気付かないわけないよ。これは止めなくちゃ…何より町が壊れちゃうもんね。
「ストーーーーーーーップ!」
私は思いっきり声を張りあげた。…いててて、喉はかなり痛いんだけどね。
「何だ、何故止めるんだ!」
妖精さんは苛々した声で私に問う。
「何でって……その人が悲しそうに戦ってるのを見て何とも思わないの!?」
「こいつに感情なんて存在しないんだ、何も知らないお前が口を出すなッ!」
「感情がなかったら…涙なんて出るわけないよ……」
そうだよ。涙は何かしらの感情があるから出るんだよ。何も感じないのに泣くなんて有り得ない。
「…………」
「……馬鹿が」
「……………えっ?」
一瞬、涙を浮かべてた瞳が銀色に光った。思わず物陰に隠れてると、言葉では現せないくらい……なんか、とにかく鼓膜が破れそうなくらい大きな衝突音がしたんだ。
そのあとは、叫び声も何も聞こえなかった。ただ、ぼふ、って鈍い音がしただけで。
私は恐ろしくてその光景を見ることが出来なかったんだけど…きっと、妖精さんが落ちちゃったんじゃないかな…。
わ、私のせいだ……!
「ふん……今日はこのくらいで済ませてやるが………次は必ず抹殺してやるからな…」
女の子は残像を残して消えた。
