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*…魔法少女mirai*7/~…*


「とりあえず、元の姿に戻った方がいいよね」
なーんか着心地悪いんだよね。フリルとか重いし、なんか……ねぇ?
可愛いんだけどね、やっぱりこう言うのは見てる方が楽しいんだよね。
「そうだな。ミラクルキーは何処へやった」
「ミクラルリー?」
「ミラクルキーだッ!全く、耳遠すぎだよこの年寄りがッ…」
「何よ、馬鹿にしてるでしょ~」
感じ悪いなぁ、もう。
「それより、ミラクルキーって何?」
「変身と変身解除、魔法を使うときに必要な鍵のことだ」
「鍵………」
あ。あの時握ってたあれかな…。
「ってあれ!?」
いつの間にか手の中から無くなってる!そりゃそうか、救急箱出したりしてたんだし、当然落っことすかぁ。
「……近くに感じないんだが」
「そんな能力もあるんだね……なんか妖精さん有能」
「当たり前だッ!馬鹿にしてるのはお前の方だろ!あとその『妖精さん』っつーのもやめろッ!何か気持ち悪い!」
え、何か酷いよ。気持ち悪いってそんなはっきり言わなくても~…。
「じゃあ名前は?何て言うのさ?」
「私に……名前なんて無いんだ」
「じゃあ何て呼べばいいのさ!」
「………そう言われると困るんだよ…ッ…」
妖精さんは何か苦々しい表情で唇を噛み締めてる。小さな拳もぶるぶると大きく震えている。……何かあったのかなぁ。
「……ごめんなさい」
「な、何故謝るんだよ」
「だって妖精さん、なんか辛そうなんだもん」
「……辛くなんかないよ。気にしすぎだお前は。
それよりミラクルキーは?」
「………無くしちゃったみたい」
「お前なぁ……」
ちょっとそんな呆れた顔で見ないでよ~。完全に哀れみの眼だよ!?
「………これはまずいな」
「ふぇ?」
「……もしかしたら、ワタシが奴と戦っているうちに、他の奴が奪ったのかも……」
「……他の奴、って…悪い人達はあの人だけじゃないの?」
嘘、ちょっと待ってよ。なんか色々ヤバくないかなぁ…。
「とりあえず、ミラクルキーを取り戻すまでは元の姿には戻れない」
そ、そんなぁ。

<2016/10/22 07:04 さくらんぼ*>消しゴム
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