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*…魔法少女mirai*7/~…*


「別に……何も無えよ」
とてもそんな風には見えないんだけど。
「じゃあどうしてそこまで悲しそうな顔するのさ!」
「お前には関係無い!」
「私は光なんでしょ、あんたがそう教えてくれたじゃない……そんなに色んなこと知ってるのに何が関係無いのよ!」
もう何なのさ。水くさいよ、私でどうにか出来るなら協力するのに…。
「……勝手にしろ」
妖精さんはふらふらと飛んでいってしまう。ちょっと、どこ行くつもりなの!?
「………変身解除どうすりゃいいのさ」
お母さんにコスプレって言う趣味があるって思われたら一貫の終わりだよ~。絶対変な目で見られるか変な洋服買ってくるよ。うー、そうなったら学校でも噂されちゃいそう。やだやだ。
「ちょっと妖精さん!変身解除どうすればいいのよ~」
お願いだから出てきてよ~…。
「……私一人で乗り込むしかないかな」
最終手段は、ね。コスプレ女って思われるくらいならいっそのこと死んだ方がマシだもん。死んでも嫌だよ。コスプレは可愛いし楽しそうだけど、私には似合わないもん。可愛い人が羨ましいよね。
「よし、早速あの人たちを探そ__」
「待て、彼奴等の居場所が分かるのか」
ギク、……分かるわけないよ。さっき会ったばかりで、しかも一方的に色々されたんだもん。知りたくもないよ。
本当は関わりたくないけど、そうもいかなさそうだし。
「…って妖精さん!」
出てきてくれてたの!?
「そそっかしいんだよ……お前一人で行ったらどうなる?彼奴等はチャンスが来たと一斉に襲い掛かってくる」
「そうだよね……」
「結果、お前は存在と共に消える。誰の記憶にも残らない」
「そんな~…」
悲しすぎる。結局死ぬってことだよね…。
「どうしようもないよ」
「いや、そうとも限らない。今さっき方法を思い付いたのだ」
「本当!?」
「ああ。ただ、万が一のことを考えて、死ぬ覚悟もしておけ」
「えぇ、アニメみたいに変身解いたら怪我が無くなってるってシステムは!?」
「そんなの無えよ。あれは作り話、これは現実。そんな都合いいことあったら苦労しないよ」
………ですよねぇ。あーあ、魔法少女も結構難しいもんだなぁ。もっと楽しくて楽なものかと思ってたよ。
「……命を掛けてでもこの地球を守りたい…そんな意思が無いと魔法は使えない」
「……それは、多少私にそういう気持ちがあったから……私に光が墜ちたの?」
「そうかも知れないな。」
「しかし本当に……そういったリスクを考えてでも、地球を守りたいか?もしかしたら守り切れずに……」
「良いよ、私は精一杯のことを尽くす。地球が消えちゃったら取り戻せばいいんだよ!」
「……消えたものをどう取り戻すんだ……」
それもそうか。でもポジティブに行かなくちゃ、相手が調子乗るからね。


*…*…*…*…*


「………じゃあ、行くか」
「……うん。」
私たちは静かに目を閉じた。

盛り上がってきた~~~~***
<2016/10/23 15:21 さくらんぼ*>消しゴム
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