「昨日は本当にありがとう!わざわざ手紙で知らせてくれるなんて」
「別に、困ってたり探してたりしたら可哀想だし……あんたと仲良くしたいとかじゃないから」
勘違いするな、と私を見据える赤羽さん。何か思っていた以上に感じいい子だね。
「分かってるって」
こんないかにも優等生で人気ありそうな子が、私なんかと仲良くしたいわけないもんね。身分はわきまえるものなのさ。
「ええ。それで、これ」
渡されたのは、青空学園の校章バッジ。憧れて夢にも見てた、キラキラ輝く宝石みたいなバッジ。私は大切に胸元にそれを付けて、赤羽さんの手を取った。
「ありがとう、赤羽さん!」
「別に……それと、手を離してちょうだい」
「あ、ごめん」
ついつい……たはは。
「もう用はないから。昨日あんなに浮かれてるから落とすのよ…。」
あははは、ごめんなさい~。
「あなたって変わってる」
「そうかな~?赤羽さんも優等生って感じで素敵だと思うよ」
「私は誉めたつもりはないから」
「分かってるって」
「………とりあえず、これ以上迷惑は掛けないでよね。」
「はーーい」
赤羽さんは教室から出ていった。
するとドアの近くで待機していた雪帆ちゃんが、再びサササッと私の元にやって来た。
「赤羽さんって、すごいらしいよ」
「え?」
「何も本当は東京の有名で名門の中高一貫校を受験したとか…!」
「へぇ、何でその学校に行かなかったんだろうね」
赤羽さんって、振るまいとか文字もパキッてしてて普通に頭も良さそうだし、どうして?
「急に東京に行けなくなったらしいの。原因は私には分からない。」
「そっか……」
何か悪いこと訊いちゃったな。
「でも、別に悔しいとかじゃないみたいだよ、逆にここに来れて良かったっぽいし」
「やけに詳しいね」
「お姉ちゃんが同じ塾に行っててね」
なるほど。雪帆ちゃんのお姉さんも勉強得意なのかな。
「もうね、お姉ちゃん頭良くて美人だからさ、すごくコンプレックスなんだよね~。何で私はああならなかったのか」
「雪帆ちゃんも可愛いくせに」
「ぅえ?」
わわ、つい本音が…。
「ふふふ、ありがとう」
ああ、何か嬉しそうで良かった。
……と、ここでチャイムが鳴った。雪帆ちゃんとはお昼にまた一緒に話そうと約束して、席に着いたんだ。
「別に、困ってたり探してたりしたら可哀想だし……あんたと仲良くしたいとかじゃないから」
勘違いするな、と私を見据える赤羽さん。何か思っていた以上に感じいい子だね。
「分かってるって」
こんないかにも優等生で人気ありそうな子が、私なんかと仲良くしたいわけないもんね。身分はわきまえるものなのさ。
「ええ。それで、これ」
渡されたのは、青空学園の校章バッジ。憧れて夢にも見てた、キラキラ輝く宝石みたいなバッジ。私は大切に胸元にそれを付けて、赤羽さんの手を取った。
「ありがとう、赤羽さん!」
「別に……それと、手を離してちょうだい」
「あ、ごめん」
ついつい……たはは。
「もう用はないから。昨日あんなに浮かれてるから落とすのよ…。」
あははは、ごめんなさい~。
「あなたって変わってる」
「そうかな~?赤羽さんも優等生って感じで素敵だと思うよ」
「私は誉めたつもりはないから」
「分かってるって」
「………とりあえず、これ以上迷惑は掛けないでよね。」
「はーーい」
赤羽さんは教室から出ていった。
するとドアの近くで待機していた雪帆ちゃんが、再びサササッと私の元にやって来た。
「赤羽さんって、すごいらしいよ」
「え?」
「何も本当は東京の有名で名門の中高一貫校を受験したとか…!」
「へぇ、何でその学校に行かなかったんだろうね」
赤羽さんって、振るまいとか文字もパキッてしてて普通に頭も良さそうだし、どうして?
「急に東京に行けなくなったらしいの。原因は私には分からない。」
「そっか……」
何か悪いこと訊いちゃったな。
「でも、別に悔しいとかじゃないみたいだよ、逆にここに来れて良かったっぽいし」
「やけに詳しいね」
「お姉ちゃんが同じ塾に行っててね」
なるほど。雪帆ちゃんのお姉さんも勉強得意なのかな。
「もうね、お姉ちゃん頭良くて美人だからさ、すごくコンプレックスなんだよね~。何で私はああならなかったのか」
「雪帆ちゃんも可愛いくせに」
「ぅえ?」
わわ、つい本音が…。
「ふふふ、ありがとう」
ああ、何か嬉しそうで良かった。
……と、ここでチャイムが鳴った。雪帆ちゃんとはお昼にまた一緒に話そうと約束して、席に着いたんだ。
