足がへとへとになって、やっと三階に着いた。東の一番奥の部屋が赤く輝いている。
「あの部屋だ……」
私は一瞬立ち止まって、また足を必死に動かした。
そして、角を曲がって__
「ちょっと待ったぁあああああ!」
思いっきり引き戸をスライドさせた。
…。
……。
………沈黙。
「あれ!?何でこんな静か……」
ああ、穴があったら入りたい…。ううん、今はそんな弱気になってる場合じゃないよ。
「今すぐ結界を解いてよ!」
図書室に飛び込んで、棚の間を迷路みたいに掻き分けていく。
赤い閃光が、「こっちだよ」と導くように、あらゆる場所で光っている。…なんか遊ばれてる?
挑発されてるみたいだけど、ここは辛抱強く行くしかないよ……!
「妖精さん、上から居場所って分からない?」
「ああ、ちょっと待ってろ」
妖精さんは上昇していき、しばらくぐるぐると飛び回り__
「そのまま突き進め」
たったそれだけ言って、また戻ってきた。
私は言われた通りに真っ直ぐ歩いた。……あ、どんどん眩しくなってく__
「ゴール、おめでとう」
その声に、意識が戻ってきた。はっとすると、妖精さんも目を見開いた。
私は声の主を見つめた。……私も知ってる人だった。
真っ白い肌に、焦げ茶色の髪。赤いメガネの奥には、温度を感じられない程に冷たい目__
「やっぱり、桜澤さんも…」
「どういうつもり、赤羽さん……!」
はっきり説明してもらおうじゃないの……!
「あの部屋だ……」
私は一瞬立ち止まって、また足を必死に動かした。
そして、角を曲がって__
「ちょっと待ったぁあああああ!」
思いっきり引き戸をスライドさせた。
…。
……。
………沈黙。
「あれ!?何でこんな静か……」
ああ、穴があったら入りたい…。ううん、今はそんな弱気になってる場合じゃないよ。
「今すぐ結界を解いてよ!」
図書室に飛び込んで、棚の間を迷路みたいに掻き分けていく。
赤い閃光が、「こっちだよ」と導くように、あらゆる場所で光っている。…なんか遊ばれてる?
挑発されてるみたいだけど、ここは辛抱強く行くしかないよ……!
「妖精さん、上から居場所って分からない?」
「ああ、ちょっと待ってろ」
妖精さんは上昇していき、しばらくぐるぐると飛び回り__
「そのまま突き進め」
たったそれだけ言って、また戻ってきた。
私は言われた通りに真っ直ぐ歩いた。……あ、どんどん眩しくなってく__
「ゴール、おめでとう」
その声に、意識が戻ってきた。はっとすると、妖精さんも目を見開いた。
私は声の主を見つめた。……私も知ってる人だった。
真っ白い肌に、焦げ茶色の髪。赤いメガネの奥には、温度を感じられない程に冷たい目__
「やっぱり、桜澤さんも…」
「どういうつもり、赤羽さん……!」
はっきり説明してもらおうじゃないの……!
